本記事でわかること
本記事はNFTの売る・買う・転売・出品の経験をもとに記事作成しています。
現在までに600点を超えるNFT取引してきた経験をシェアしています。

NFTが出品できる国内のNFTマーケットプレイスを知りたい方はこちらからジャンプできます。
NFTマーケットプレイスとは?
NFTマーケットプレイスとは、NFTを売買する取引所のことです。
NFT技術を用いたデジタルデータを集め、利用者を集めて
NFTの出品・販売・購入・転売・流通
を仲介し、利用料や手数料収入を得ているのがNFTマーケットプレイスです。
NFTプラットフォームとも言います。
NFTマーケットプレイスの特徴
NFTマーケットプレイスの特徴は主に下記の3点。
オリジナルNFTの新規出品ができる
既存NFT作品の購入ができる
購入したNFTの転売(二次流通)ができる
国内外のNFTマーケットプレイスによって、扱うNFTの種類や手数料、NFTの新規出品の有無など異なります。
NFTマーケットプレイスでできること
NFTマーケットプレイスでは、以下のことが可能です。
NFTマーケットプレイスでできること
デジタルデータをNFT化(発行する)
NFT化した作品を新規出品・販売する
既存のNFT作品を購入する
購入したNFT作品を二次流通(転売)する
NFTを特定のウォレットに移動する
マーケットプレイスによってできない・または制限されている機能があります。
日本円や米ドルなどの法定通貨支払いやクレジット決済が可能なマーケットプレイスもありますが、基本的には仮想通貨が必要となります。
NFTマーケットプレイスの選び方
NFTマーケットプレイスを選ぶコツは以下の6点。

それぞれ解説していきます
欲しいNFTジャンルの取り扱いがあるか
NFTはデジタルデータであればなんでも販売可能。
そのためNFTマーケットプレイスによって取り扱いジャンルが異なります。
NFTのジャンル一例としては以下のとおり。
アート
写真
動画
音楽
NFTゲーム本体やキャラクター・道具
メタバースの土地
マーケットプレイスはどんな種類のNFTでも取引ができる訳ではないので注意しましょう。
取引量・利用者数が多いか
NFT取引には、価値の向上(価格上昇)が魅力のひとつ。
価格が上昇するには需要>供給の構図になっていることが挙げられます。
NFTマーケットプレイスの利用者数や取引量が少なければ
需要(購入者数)<供給(出品量)
となり、価格は上がるどころか下がってしまいます。
取引量が多い・利用者数が多いマーケットプレイスを選ぶのがコツです。
信頼できるかどうか

NFTマーケットプレイスは、国内外問わず新しい取引所が生まれています。
中には詐欺やトラブルが絶えない危険な取引所も。
特にNFT取引が不慣れなうちは、そうした危険なマーケットプレイスを見抜くのは困難です。
利用者数や取引量が多いマーケットプレイスは、そうした危険性も低くなります。
初心者のうちは特に慎重に情報を集めて慎重に対応しましょう。
手数料は適正か
NFT取引には手数料が発生します。
NFT購入や送金・移動で発生するガス代は、混み合うタイミングだと高騰するので注意が必要です。
加えてマーケットプレイス側が徴収する販売手数料も、利用者にとっては気になるポイント。
無駄な出費となる手数料を抑えられるかもひとつの選択肢になります。
日本語対応しているか
海外のNFTマーケットプレイスは、日本語対応しているかどうかも選ぶポイントです。
英語への抵抗が少なければ問題ありませんが、読解しながらNFT取引を進めるのは不慣れなうちは非常に高いハードルです。
マーケットプレイスが日本語に対応していると使い勝手が大きく変わってきます。
操作に不安がある初心者のうちは、日本語対応しているかどうかで選ぶのもポイントです。
チェーンの違い
NFTでは使われている「チェーン」は大きく分けてプライベートチェーンとパブリックチェーンの2種類あります。
簡単に解説すると、プライベートチェーンは、イチ企業サービス。
対してパブリックチェーンは特定の企業ではなく、みんなで管理運用する公共サービス。
プライベートチェーンの特徴
ガス代(手数料)がかからない
互換性がなくサービスやサイト運営終了と同時に使えなくなる。
パブリックチェーンの特徴
チェーン自体が動き続ける限りどこにでも展開可能。
仮想通貨が必要な上、ガス代(手数料)が常に発生する。
プライベートチェーンは企業の方針に大きく左右されてしまうため、基本的にNFTのマーケットプレイスはパブリックチェーンがおすすめです。
国内で出品できるNFTマーケットプレイス
オリジナルのNFTを出品してみたい!
NFTは誰でも使える技術のため、オリジナルのデジタルデータをNFT化して誰でも販売できます。
ただ、NFT化できるマーケットプレイスとできないマーケットプレイスがあります。
ここでは、国内でオリジナルNFTを出品できるマーケットプレイスを紹介します。
国内でNFT出品できるNFTマーケットプレイス
Adam by GMO
GMOグループが運営するNFTプラットフォームです。
GMOグループの会員登録があれば使える
EXILEや井上尚弥といった有名人のNFT販売もある
クレジットカードや銀行振込による日本円決済が可能
オリジナルNFT出品が承認クリエイター制
販売サイト名 | Adam by GMO |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート |
オリジナルNFT発行・出品 | 承認クリエイターか提携事業者のみ可 |
手数料 | 二次流通販売手数料:5% 二次流通販売時のクレジットカード決済手数料:3% 振込手数料:300円(日本円取引) ロイヤリティ:運営者設定分 |
決済手段 | クレジットカード(日本円)・銀行振込・イーサ |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
SBINFT(旧:nanakusa)
パブリックチェーンによるNFTの発行・販売・二次流通機能を備えた国内最大級のNFTプラットフォームです。
仮想通貨・クレジットカード(日本円)決済が選べる
英語・日本語・中国語・韓国語に対応
パブリックチェーン
オリジナルNFT出品は承認クリエイターか提携事業者のみ
販売サイト名 | SBI NFT |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画 |
オリジナルNFT発行・出品 | 承認クリエイターか提携事業者のみ可 |
手数料 | 販売手数料:10% |
決済手段 | クレジットカード(日本円)・イーサ・ポリゴン |
対応ウォレット | MetaMask・Torus Wallet・CoinbaseWallet |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン |
HEXA
HEXAは、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイス。
ウォレットや仮想通貨やガス代不要
クレジットカード(日本円)決済可能
HEXAメタバースという仮想空間とも連携
手数料が他よりも割高
HEXAメタバースで購入したNFTを飾ったり、NFT保有者限定で入れるコミュニティ機能もついています。
販売サイト名 | HEXA |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・イラスト・ツイートなど |
オリジナルNFT発行・出品 | SNSアカウント認証必須で出品可能 |
手数料 | 販売手数料:20% |
決済手段 | クレジットカード(日本円) |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imToken |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン |
LINE NFT
メッセージアプリLINEが手掛けるプライベートチェーンのNFTマーケットプレイス。
LINE Payでの日本円支払いでNFTが購入可能
ガス代不要
二次流通時に日本円かLINK(仮想通貨)が選択できる
オリジナルNFT出品は承認クリエイターや提携事業者のみ
プライベートチェーン
販売サイト名 | LINE BITMAX |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート アニメ ゲーム スポーツ エンターテイメント |
オリジナルNFT発行・出品 | 承認クリエイターか提携事業者のみ可 |
手数料 | 二次流通時、LINE Payなら10%、仮想通貨LINKなら5% |
決済手段 | LINE Pay・LINK |
対応ウォレット | LINE BITMAX Wallet(DOSI Wallet) |
対応ネットワーク | LINE Blockchain(プライベートチェーン) |
現在はプライベートチェーン展開ですが、Finschiaというパブリックチェーン展開を開始しています。
NFT Studio
株式会社Crypto Gamesが運営するNFTマーケットプレイス。
SNSログイン可能
クレジットカード決済で仮想通貨不要
著作権審査を通過できればオリジナルNFT出品可能
手数料が他と比較して割高
一部のアイテムはOpenSeaにも流通可能です。※一部非対応のNFTもあります。
日本の運営会社からNFT発行したい方は注目の販売サイトでしょう。
販売サイト名 | NFT Studio |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・デジタルブロマイド |
オリジナルNFT発行・出品 | 可能:無料(著作権審査制) |
手数料 | 販売手数料:10% 運営手数料:20% |
決済手段 | クレジットカード |
対応ウォレット | メタマスク |
対応ネットワーク | ポリゴン |
海外で出品できるNFTマーケットプレイス
ここからは海外でオリジナルNFTを作成・出品できるNFTマーケットプレイスを紹介します。
海外のNFTマーケットプレイスでも国内同様、オリジナルNFTが出品できる/できないに分かれます。
海外でNFT出品できるマーケットプレイス

それぞれ解説していきます
OpenSea
世界で最初に誕生したNFTマーケットプレイスがOpenSeaです。
世界最大規模のNFT取扱量
様々なジャンルのNFT取り扱い
日本語対応
NFTの作成・発行が無料
運営サポートのレスポンスが遅い
偽物コレクションが出ている
日本人クリエイターや日本のNFTプロジェクトも多く利用しているNFTマーケットプレイスです。
NFTトレーダー向けのOpenSea Proもリリースしており、こちらは販売手数料が0.5%となっています。
販売サイト名 | OpenSea |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料 |
手数料 | 販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%) |
決済手段 | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imTokenなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
日本語対応 | あり |
Rarible
Raribleは、取引するごとにRARIトークンがもらえるのが最大の特徴のNFTマーケットプレイスです。
売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない
日本語は一部のみ対応
Rariトークンは提案事項に対して投票できる権利として、運営の方向性に投票ができます。

選挙権がもらえるんですね
OpenSeaやBlurといった大きなシェアは獲得できていませんが、デジタルアートの売買を中心に一定の人気がある販売サイトです。
販売サイト名 | Rarible |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料 |
手数料 | 販売手数料:2.5% ロイヤリティ:10%(初期設定)クレカ決済:3% |
決済手段 | VISAブランドカード・イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスク・Formatic、WalletConnect、Coinbase Wallet、MyEtherWallet、Torusなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・テゾス・ソラーナ |
日本語対応 | 一部対応 |
Foundation
Foundationは、「招待制」による出品と、「オークション形式販売」の2つの特徴がありました。
招待制廃止により誰でもオリジナルNFTが出品できる
洗練されたサイト設計
手数料が高い
日本語非対応
売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない
現在では両方とも廃止となったため誰でもオリジナルNFTが出品でき、固定価格での販売も可能になっています。
販売サイト名 | Foundation |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート |
オリジナルNFT発行・出品 | 無料 |
手数料 | 販売手数料:一次15% 二次流通:5% |
決済手段 | イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | 非対応 |
Magic Eden
Magic EdenはSolana(ソラナ)というブロックチェーンNFTを中心に扱っていたマーケットプレイスです。
ビットコイン(Ordinals)・イーサリアム・Solanaチェーンに対応
デジタルアートとゲーム関連NFTのみ
オリジナルNFT発行は審査制
Magic EdenはNFT界隈を揺るがしたロイヤリティを確実に徴収するようにし、NFTプロジェクトを保護していくとのこと。
OpenSeaとBlurのトレーダーを囲い込む消耗戦から、MagicEdenは一気に抜き出て覇権を取る可能性も充分考えられる今注目のマーケットプレイスです。
販売サイト名 | Magic Eden |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・ゲーム |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査制 |
手数料 | 販売手数料:2% ロイヤリティ:運営者設定 |
決済手段 | ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・SOL |
対応ウォレット | メタマスク・Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledgerなど |
対応ネットワーク | ビットコイン・イーサリアム・ソラーナ |
日本語対応 | 非対応 |
国内のおすすめNFTマーケットプレイス4選
上記以外の国内NFTマーケットプレイスについてはこちらの4つがおすすめです。
国内のNFTマーケットプレイス
オリジナルNFT出品はできないものの、NFT取引ができる日本のマーケットプレイスです。

それぞれ解説していきます
Coincheck NFT(β版)
仮想通貨取引所:コインチェックが運営する国内初のNFTマーケットプレイスです。
Coincheck NFT(β版)内の特定NFTしか購入できない
出庫手数料がかかる
販売サイト名 | Coincheck NFT(β版) |
取り扱いコンテンツ | ゲーム トレーディングカード |
オリジナルNFT発行・出品 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:10% 出庫手数料:0.01〜0.16ETH |
決済手段 | イーサリアム ビットコイン リスク リップル ネム など10種類以上 |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン |
楽天NFT
2022年2月25日、楽天が新サービスとして「楽天NFT」をリリースしています。
個人クリエイター出品不可
プライベートチェーン
販売サイト名 | 楽天NFT |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート 漫画 アニメ アイドル スポーツ |
オリジナルNFT発行・出品 | 提携事業者のみ可 |
手数料 | 出品手数料:14% |
決済手段 | クレジットカード(日本円)ETH(パック購入時のみ) |
対応ウォレット | 楽天Wallet |
対応ネットワーク | 楽天 Blockchain(プライベートチェーン) |
ユニマ
株式会社ビットファクトリーが運営するNFT販売サイト。
オリジナルNFT発行不可
決済はクレジットカードのみ
二次流通は現在のところ不可となっていますが、Polygon規格のものであれば、OpenSeaにリストできます。
販売サイト名 | ユニマ |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・デジタルブロマイド |
オリジナルNFT発行・出品 | 不可 |
手数料 | 不要 |
決済手段 | クレジットカード |
対応ウォレット | Google アカウント |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン |
HABET(ハベット)
有名YouTuberが所属している、UUUM株式会社のグループ会社NUNW株式会社が運営しているNFT販売サイトです。
出品はクリエイター権限必須
手数料が高い
プライベートチェーン
同サイトの特徴は、NFTを音声や画像、URL付きのデータを添付したデジタルトレーディングカードと位置付けて取り扱っている点。
HABETで売り上げた分のクリエイター収益は、発生した月の翌月末に振込手数料250円差し引かれた金額が指定口座に振り込まれます。
販売サイト名 | HABET |
取り扱いコンテンツ | デジタルトレカ |
オリジナルNFT発行・出品 | クリエイター権限必須 |
手数料 | 運営手数料:20% ロイヤリティ:5% 振込手数料:250円 |
決済手段 | クレジットカード(日本円) |
対応ウォレット | 不要 |
対応ネットワーク | プライベートチェーン |
海外でおすすめのNFTマーケットプレイス4選
国内同様に海外のNFTマーケットプレイスでも新規のNFT発行・出品できない箇所があります。
その中でもおすすめとなる海外NFTマーケットプレイスはこちら
ここでは、NFTトレーダー向けとなる海外のNFTマーケットプレイスを紹介します。
Blur
Blurは、OpenSeaに遅れて設立されたNFT販売サイトながら、シェアを急速に拡大させている海外NFTマーケットプレイスです。
新規でオリジナルNFT発行ができない
イーサリアムチェーンのみに対応
日本語非対応
アグリゲーター機能は、複数のプラットフォーム情報を集約して掲載する機能。
NFTプラットフォームによって価格が異なっていても、最安値を見つける必要なく同サイトで購入できます。

価格コムみたいなサイトですね
販売サイト名 | Blur |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・ドメインアドレス・ゲーム・ドメインアドレスなど |
オリジナルNFT発行・出品 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:0.5% |
決済手段 | イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | なし |
X2Y2
X2Y2は、OpenSeaに対抗意識を燃やすNFTプラットフォーム。
ネットワークはイーサリアムのみ
オリジナルNFT発行不可
二次流通の手数料に関しては、購入者が決定権を持つなどの仕組みがあります。
X2Y2トークンの発行やNFTローンなど独自のサービスも展開しており、OpenSeaやBlurには及ばないものの、一定数の支持を集めている販売サイトです。
販売サイト名 | X2Y2 |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など |
オリジナルNFT発行・出品 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:0.5% ロイヤリティは購入者の任意設定可 |
決済手段 | イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | 対応 |
LooksRare
2022年1月にOpenSeaに対抗する形で誕生したNFT販売サイト。
イーサリアムチェーンのみに対応
オリジナルNFT発行不可
取り扱いジャンルがデジタルアートのみ
LOOKS自体を売買できるほか、運営への方針投票権として行使もできます。
販売サイト名 | LooksRare |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート |
オリジナルNFT発行・出品 | 不可 |
手数料 | 無料 |
決済手段 | イーサリアム・LOOKS |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | 対応 |
TofuNFT
TofuNFTは複数のチェーンに対応しているNFTプラットフォーム。
日本企業が運営しており元々は海外に向けて展開していましたが、逆輸入する形で日本にてサービスが開始されています。
日本語対応
複数のチェーンに対応
デジタルアートとゲームのみで音楽や写真に非対応
オリジナルNFT発行不可
販売サイト名 | TofuNFT |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・ゲーム |
オリジナルNFT発行・出品 | 無料 |
手数料 | 販売手数料:5% ロイヤリティ:運営者設定 |
決済手段 | イーサリアム・ポリゴン・BNBなど |
対応ウォレット | メタマスク・WalletConnect・im Token・Trust Walletなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・BNB・ポリゴン・Avalancheなど |
日本語対応 | 対応 |
海外のNFTマーケットプレイス利用時の注意点
NFTマーケットプレイスを利用するにあたり、注意点は8点。
運営サポートまで辿り着きやすいか

販売サイトの運営サポートや問い合わせ先を見つけておきましょう。
海外サイトをはじめ、NFTの売買にトラブルはつきもの。
販売サイト内でのバグやエラーといったトラブルは、サイト運営に問い合わせしないと解決しません。
何か困ったときのサポート・問い合わせ先を事前に把握しておくことで、困った時にすぐに質問を投げられます。
販売サイトによっては、運営サポートが見つかりにくい・分かりづらい設計になっているところも。
問い合わせ先がどこにあるのか?事前にチェックしておくのをおすすめします。
DMやメンション詐欺に注意

NFT取引だけでなく、仮想通貨取引も含めて怖いのが詐欺・スキャムです。
とくにTwitterやdiscordのDMや知らない人からのメンション通知は100%詐欺。
フィッシングサイトへ誘導されたり、マーケットプレイス外で直接取引を持ちかけるなど、あの手この手で詐欺を働いてきます。
ワンクリックで仮想通貨やNFTが抜かれることもあるので、知らない人からの通知やDMは常に気をつけておきましょう。
偽物のNFTに注意
海外のNFTプラットフォームでは、偽物のコレクションが販売されているケースが数多く目撃されています。
人気NFTコレクションの「画像」やディスクリプション(説明文)をコピーし、本物コレクションに見せかける手口。


この手口による偽物コレクションは、人気NFTコレクションであるほど高確率で発生します。
見分け方は、Total Volume(売上高)やowner(ホルダー数)といったコピーできない実績を見ると見破れます。
安い!と飛び付かずに購入前には慎重に見極めるクセをつけておきましょう。
デジタルウォレットが必要

海外NFTマーケットプレイスでの取引では、メタマスクに代表されるデジタルウォレットが必須です。
ウォレット自体は誰でも無料で作成できますが、問題は管理方法。
作成時の「シードフレーズ」は自分だけのもので、流失するとウォレットが100%ハッキングされます。
シードフレーズを聞かれたら100%詐欺なので、絶対に教えないようにしてください。
価格変動に一喜一憂しない

NFT取引では、2つの価格変動が発生します。
・取引通貨ETHと日本円の価格変動
・NFT自体の価格変動
どちらも24時間365日価格変動するので、逐一気にしていると何も手につきません。
「いくらくらいになったらどうする」くらいに考えておくくらいのゆとりを持って取引しましょう。
ロイヤリティは減少傾向にある

NFTマーケットプレイスで売買されると、「ロイヤリティ」と呼ばれる手数料の一部がクリエイターや運営者に入る仕組みとなっています。
このロイヤリティはBlurが0%設定して低価格路線でOpenSeaからシェアを奪っています。
OpenSeaも対抗する形で最大10%→2.5%まで下げるなど、クリエイター・運営者にとっては逆風。
一部のマーケットプレイスではロイヤリティを増やすなど回復も見られます。
ただ市況的には減少傾向のためロイヤリティで稼ぐのはハードルが高くなってしまいました。
投機的な取引の低下

上記のBlurが台頭してきたことで、NFT取引の流れが一気に変化しました。
Blur限定で取引するとBlurトークンがもらえることから、Blurでの取引が爆発的に増加。
BlurトークンでマネタイズするためにNFT価格を下げてでも売買を繰り返すトレーダーが増加し、NFT市場は大混乱に陥りました。
その流れで大きなダメージを負ったNFT市場は、投機的な取引も熱が冷めたことも重なり価格が大幅に低下したままで回復していません。
投資は完全な自己責任の世界

NFTをはじめとしたWeb3の世界でも、Web2の世界でも、投資は自己責任。
NFTプロジェクトの多くは、販売直後が盛り上がり、その後価格も注目度も沈んでいってしまいます。
しかも、NFTの売買には仮想通貨が必要なため、NFT自体が値上がりしていても、仮想通貨自体が値下がりしていたら利益が出ません。
どのNFTプロジェクトをいつ購入し、いつ売り、いつ日本円に戻すのか?
複合的に判断しないと、金銭的リターンを得るのは簡単ではありません。
NFTマーケットプレイスの利用方法
ここからはNFTマーケットプレイスの利用方法について解説していきます。
NFTを買う方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
NFTの出品方法について知りたい方はこちらから該当欄にジャンプします。
NFT購入のはじめかた
NFT取引をはじめるやり方を解説していきます。

NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する

Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めてな方
コインチェックは520万DLを突破し3年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
口座入金もクイック入金を使えば、金融機関の営業時間にかかわらず24時間365日決済可能。
コインチェックが提供している電気・ガスの契約により、支払い金額に応じたビットコインが無料でもらえるのが最大の特徴です。
※地域によって契約できないエリアがあります
公共料金の支払いをすると無料でビットコインがもらえるのはコインチェックだけです。
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料を抑えたい人
GMOコインはとにかく手数料が安くてメイン取引所として重宝します。

実際にわたしもメイン取引所としてGMOコインを活用しています。
NFT取引に必須となるETHをウォレットに送金する手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する

メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。

OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。

メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

マーケットプレイスでNFTを出品する方法
独自のNFTをマーケットプレイスで出品する場合、5つの工程で出品ができます。

NFT出品5ステップ
ここではOpenSeaでNFTを出品する流れを解説していきます。
順番に見ていきましょう。
デジタルデータを準備
NFTとして出品できるデジタルデータには制限があります。

NFTとして出品できるもの
- 容量制限:1点あたり100MBまで
- 拡張子・ファイル形式: GIF・PNG・JPG・SVG・MP4・WAV・MP3・WEBM・GLB・OGG・GLTF
- デジタルコンテンツ:画像・動画・音楽・3Dモデル
これらの条件に合うものを用意できればOK。
仮になくても簡単なアプリ等で作ってNFTとして販売するのも、撮影したスマホの写真でもOK。
詳しくはこちらの記事内にありますので参考にしてみてください。
OpenSeaにメタマスクを接続する
OpenSeaにメタマスクを接続することで、利用開始可能となります。

サイト利用に必要な、登録手続きは一切入りません。
氏名に住所、電話番号やメールアドレスなど従来の手続きは不要。
代わりにメタマスク接続で使えるようになります。
メールアドレスを登録することで、対象NFTが売れた時や購入できた際のメールが届くなど、より便利になるので最初はしなくてOKです。
操作に慣れていない序盤は、メールアドレスを登録する必要はありません。
コレクションページを作成する
メタマスクを接続し、アイコンにカーソルを重ねて表示される「My Collections」を選択してください。



作成したマイコレクションという本棚の中に、NFTが収納されるイメージです
MyCollectionsをクリックしたら、「Create α collection」をクリックします。
表示されているロゴやバナーなど上から順番に設定し、最後に「Create」を押してコレクションページを作成完了しましょう。
マイコレクションにデジタルデータをミントする
作成したマイNFTコレクション内にデジタルデータをアップロードしましょう。

ミントとは、デジタルデータをNFT化することです。
メタマスクを接続したら、アイコンにカーソルを重ねて表示される「Create」をクリックしてください。

「Create New Item」画面に移行するので、デジタルデータをアップロードしていきましょう。
上から順番に選択や穴埋めしていき、最後に「Create」を押せばデジタルデータのNFT化(ミント)完了です。
NFTコレクションに販売方法・価格を設定する
マイコレクションにデジタルデータをミントしたら、最後に販売方法・価格を設定しましょう。

条件設定するのは以下の3点。
販売方法:オークションか固定価格か
販売期間:最長6ヶ月
販売価格:値上げはガス代(手数料)発生するので注意
上記を設定後、「Complete listing」をクリックするとメタマスクが起動します。
署名したらリスト(販売)開始が完了です!
こちらの記事で詳しくOpenSeaに出品する方法を解説していますので参考にしてみてください。
NFTマーケットプレイスによくある質問
ここではNFTマーケットプレイスに関するよくある質問をまとめています。
よくある質問
事前にチェックして疑問点を解消させておきましょう。
日本最大のNFTマーケットはどこ?
今国内で一番盛り上がっているのはLINE NFTです。
オリジナルNFT出品はできませんが、単純にNFT取引してみたい方はLINE NFTがおすすめです。
NFT出品におすすめのマーケットプレイスは?
チェーン(プライベートかパブリックか)を考えた上で検討しましょう。
オリジナルNFT出品なら審査不要で誰でも出品可能なマーケットプレイスを選ぶのがおすすめ。
どちらも無料でスタートできるのでおすすめです。
NFT初心者の始め方は?
NFT初心者はOpenSeaで始めるのをおすすめします。
パブリックチェーンで取引量・利用者数が世界最大級
無料でNFT出品が始められる
日本語にも対応している
世界最大級のNFTマーケットプレイスが無料ではじめられるので使わないのが損。
プライベートチェーンは国内ユーザーしかおらず、NFTのメリットを活かしきれません。
こちらの記事にOpenSseのはじめ方をまとめていますので参考にしてみてください。
NFT取引になぜガス代がかかる?
パブリックチェーンとなる、海外マーケットプレイスでのNFT取引にはガス代が必ず発生します。
ガス代はそれぞれの仮想通貨チェーンを保守・稼働している人に渡るいわば利用料。

高速道路の料金と同じだね
変動するガス代はこちらのサイトでチェックできます。
利用者側は負担に感じるガス代なので、できる限り安いタイミングに利用しましょう。
NFTマーケットプレイスの出品料はいくらかかる?
結論を言うと、OpenSeaであれば出品料はかかりません。
2021年の10月からOpenSeaのオリジナルNFT出品手数料が無料になりました。
古い情報だと有料と記載されていますが現在では無料で誰でもオリジナルNFTを出品できますよ。
NFTアートのガス代はいくらですか?
NFTアートのガス代は以下のタイミングで発生します。
NFTや仮想通貨を別のウォレットへ移動する時
OpenSeaで既存NFTコレクションを初めて転売リストする(売りに出す)時
オークション出品で落札された時
オファーを受けて販売するとき
リストしたNFTの出品をキャンセルするとき
NFTのメタデータをIPFSへ保存するとき
OpenSeaで通常通りNFT化して出品・販売するときに費用はかかりませんよ。
NFTマーケットプレイスで出品してみよう
ここまでの内容を整理してまとめます。
- NFTマーケットプレイスは大きく2種類ある
- マーケットプレイスによってできる/できないがある
- オリジナルNFTを出品するならHEXAかOpenSeaがおすすめ
- 通常のNFT出品なら無料で誰でもできる
- 注意すべきは詐欺と偽物
世界最大級のNFTプラットフォーム「OpenSea」なら無料でオリジナルNFTが出品できます。
世界中の人にリーチできるOpenSeaを利用してNFTを出品・販売してみましょう!
AMA?SBT?用語に困ったら
NFTやWeb3の世界は最新技術が満載!
毎日のように新しくききなれない言葉に触れますよね。
その都度新しいワードを検索して調べていたら大変!
こちらの記事に、新しく出てきたWeb3のワードを用語集としてまとめています。
\6月30日まで期間限定/
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