NFTアート・イラストを始めるために、いくつか準備が必要です。
全部できるかな?と思うかもしれませんが、意外に簡単でした。
スキルや経験もないわたしでも、ひとつずつクリアしてNFT発行ができたので、専門知識なくてOK!
ここでは、NFTアートの始め方を解説していきます。
500点以上のNFTトレーダーの私が現場からお伝えします!

NFTアート出品するには3種の神器が必要
NFTアートを始める前に、必要なもの3つを揃えましょう。
必ず必要になるので、準備しておきましょう。
NFTアートを始めるのに必要な3種の神器
- 国内仮想通貨取引所
- 仮想通貨ETH(イーサ)
- MetaMask(メタマスク)
それぞれ解説していきますね。
NFTアート出品に必要な準備1:国内仮想通貨取引所
イラストやアート作品をNFTとして始めるためには、取引に必要となる専用のお金が必要です。
NFTの取引には、日本円や米ドルは使えません。
そのため、専用のお金を用意する必要があります。
専用のお金(仮想通貨)は、国内仮想通貨取引所で用意できます。
国内仮想通貨取引所は、口座開設や維持に費用は発生しませんので安心してください。
NFTアート出品に必要なもの2:イーサ(ETH)
NFTアートを取引するには、デジタル通貨の仮想通貨ETH(イーサ)が必要です。
ビットコインなどの暗号資産では、NFT取引ができません。
その仮想通貨イーサ(ETH)を購入できる場所が、国内仮想通貨取引所です。
NFTアート出品に必要なもの3:MetaMask(メタマスク)
デジタル通貨のETH(イーサ)と、デジタルアートであるNFTを保管しておく自分専用のウォレットがMetaMask(メタマスク)です。
この自分専用のデジタルウォレットがないと、NFTの売買ができません。
MetaMaskは、作成も簡単で誰でも無料でできるので用意しましょう。
詳しい導入方法は、後述しますね。
NFTの始め方1:国内仮想通貨取引所を開設しよう

国内にある仮想通貨取引所は、いっぱいあるけど、どこがいいの?
暗号資産交換業者として、国に登録されている取引所であればどこでもOK。
中でもわたしがおすすめしている取引所は3つ。
それぞれおすすめポイントを解説していきますね。
Coincheck(コインチェック)
520万DLを突破した国内最大級のコインチェックは、全取扱通貨500円という少額から購入可能です。
クイック入金を使うことで、金融機関の営業時間にかかわらず24時間365日決済可能。
貸仮想通貨サービスを使うと、保有している仮想通貨を一定期間貸付するだけで、利用料がもらえるなどのメリットも。
また、Coincheckガス/Coincheckでんきを提供しているので、ガス・電気の支払い金額に応じてビットコインが無料でもらえるのが最大の特徴です。
bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは口座の開設・維持手数料は一切不要!
販売所であれば売買手数料も無料で、住信SBIネット銀行からの日本円入金なら手数料無料で口座へ入金可能です。
「クイック本人確認」利用であれば、オンライン上での本人確認が終わり次第即日取引可能なのも嬉しい点ですね。
GMOコイン
MetaMask(メタマスク)に、ETH(イーサ)を送金する手数料が無料なのがGMOコイン!
以前Twitterでアンケートをとったところ、GMOコインが最もおすすめという結果になりました

実際私もメインで活用しています
もちろん、1社だけしか開設できないという縛りは一切なく、複数社を使い分けるのもできますよ。
NFTの始め方2:仮想通貨イーサ(ETH)を買う
それぞれの取引所で、口座開設したらNFT取引に必要となるETH(イーサ)を用意しましょう。

いくら分のETHを買えばいいの?
正確な答えはありません。
というのも、ETHの価格は24時間365日変動しているから。
とはいえ、目安は知りたいですよね。
必要なETH※目安
- NFTを購入したい場合:0.1ETH〜
- NFTを販売したい場合:〜0.1ETH
- NFTを出品したい場合:〜0.05ETH
ガス代という、手数料がNFT取引には必ず発生します。
そのため、ある程度ガス代に余裕を持ったETHが必要になってくるので、必要に応じて用意しておきましょう。
NFTの始め方3:自分だけのデジタルウォレットMetaMask(メタマスク)を導入する
デジタルアイテム(仮想通貨・NFT)を保管する、自分だけの専用デジタルウォレットMetaMask(メタマスク)が必要となります。
メタマスクは、誰でも無料で入手できます。
パソコンの方はGoogle Chlomeの拡張機能から、スマホの方はアプリから入手可能です。
詳しい導入方法はこちらの記事を参照してみてください。
シードフレーズはあなただけの最重要機密!厳重に保管を!
MetaMaskは自分だけのデジタル上の財布なので、管理に気をつけないとハッキングで全て盗難にあってしまいます。
シードフレーズは、作成したメタマスクのマスターキー。
このシードフレーズを使えば、どこでも誰でもそのメタマスクと同じものが作成できてしまいます。
スクショで保存もNG!なぜならハッキングにあえばその画像すら流出してしまうから。
アナログですが、紙に書き写す方法が最も有効です。
NFTアートを作成する方法
売る準備が整ったところで、NFTとして販売するアート作品を作りましょう。
NFTアートを作成する方法は主に3種類。
NFTアートを作る方法
- 手書きソフトを使って作る
- アプリを利用して作る
- プログラムを活用して作る
それぞれ順番に解説していきます。
1.手書きソフトを使って作る
最もクリエイターとして、アート作品の魅力がダイレクトに表現されるのが手書きです。
クリエイターの多くの方が、パソコン・iPadでオリジナルのイラスト・アート作品をNFTにして販売されています。
iPadを使う場合は、別売りですがApple Pencilが必須。
まずは、高額なソフトなど買わずにできる範囲で進めてみましょう。
2.アプリを利用して作る
2点目が、アプリを使ってNFTとして出品する作品を作る方法。
無数にあるアプリから、多機能で非常に便利なものが多く、作りたいテイストに合わせたアプリが入手できるはず。
詳しいガイドなどもあまりなくても、スマホがあれば手軽にはじめられるのが魅力ですね。
アプリに関しては、この後解説します。
3.プログラムを活用して作る
3つめとして、プログラムを組んで生成する方法。
ジェネラティブNFTと呼ばれる、現在主流のNFTのひとつで、背景・アイテム・表情などのレイヤーを複数点用意しておき、プログラムによって1枚の画像を生成させる方法です。
国内では、人気のあるCryptoNinjaPartners(通称CNP)が火付け役となって現在でも点数を発行するパターンでつかわれる手法です。
ただ、プログラムを作成しなければならないため、NFTに精通しているエンジニアが必須で、現段階でいきなりトライするには難易度が非常に高いものがあります。
ただ、コレクションの点数を出品したり、何かしらのギミックを組み込んだりする場合はプログラム生成が必要なため、視野に入れておくのもいいと思います。
NFTアートを作成できるイラストアプリはこの5つ
NFTアートにできる、絵描きができるアプリはこの5つ。
イラストアプリ
- ドット絵エディタ
- 8bit painter(8ビットペインター)
- ibisPaint X(アイビスペイントX)
- CLIP STUDIO PAINT
- illustrator(イラストレーター)
ひとつずつ見ていきましょう。
ドット絵エディタ:EDGE
EDGEは、無料で使えるうえ、ドット絵アニメーションを作成する必要な機能が全て備わっていること。
もちろん無料版でも、充分に活用できるスペックを備えています。
有料版のEDGE2だと、多様な塗りつぶしができたり、飾り文字が入れられたりする無料版にはない機能がついています。
EDGE2の体験版もあるので、EDGEで十分に使いこなせた上で検討してみてはいかがでしょうか。
8bit painter

特に説明がなくても始められる明快な作りと、ピクセルアート(ドット絵)に必要な機能は押さえたシンプルな設計で作品作りに集中できます。
使いこなせないような複雑な機能を削ぎ落とした、始めやすい無料アプリです。
ibisPaint X(アイビスペイントX)

ibisPaint X(アイビスペイントX)は、特徴的な作画工程の共有機能が優れたお絵描きアプリで、2021年にアプリダウンロード数で世界1位を達成したこともある日本企業発となるアプリ。
基本無料で、高機能で優れた使いやすさもあることから不動の人気お絵描きアプリとなっています。
有料版はibisPaintとして、Windows版もリリースされていますが、まずは本格的なイラストに挑戦してみたい方はibisPaint Xからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は、イラスト・アニメーション・マンガを扱っている学校で導入されている、定評のあるソフトです。
パソコン版とほぼ同じ機能でスマホやタブレットでも利用できるので使う環境を選ばずに使えるのがメリット。
専用クラウドサービスを使えば、作品だけでなく設定状況も引き継げスムーズに別端末で作業を再開できます。
有料ソフトですが、一部機能を制限した無料体験版も公式サイトから出ているので、気になる方はチェックしてみてください。
illustrator(イラストレーター)

illustratorは、イラスト・チラシ・ロゴ・絵や広告作成などができるほか、イラストや写真を用いた印刷物、Webページに用いられるボタンやバナーの制作など、全てができるソフトです。
イラスト制作の現場で働くプロが使うソフトなので、使いこなすにはレベルが高いため、ステップアップを目指す方は視野に入れていてもいいかもしれません。
NFTアート以外もチャレンジしてみよう
NFTは、イラストやアートだけでなく、こんなものでもNFTとして作ることが可能です。
- 音楽や音声データ
- 写真
- 動画
- その他のデジタルデータ
それぞれ解説します。
音楽や音声データをNFT化する
NFTは画像データと思われがちですが、音楽や音声データを入れて販売できます。
有名なアーティストがNFTを売る流れが加速していくと、音楽販売の構造すら変えてしまうかもしれません・・・
このような形でなく、ただ単純にNFTとして音楽や音声データを販売することも可能です。
音楽NFTもこれから注目されていくジャンルのひとつですね。
写真をNFT化する
風景やペットの写真、自画像などの写真もNFT化して販売可能です。
今までに撮影したスマホの写真もNFTにすれば、別途アイテムを用意する必要もなくスムーズ。
画像の容量や拡張子などの制限をクリアしていれば、すぐにでもNFT化できるのでアートやイラストに造詣がなくてもできるかもしれません。
制限に関しては、こちらで後述しています。
動画をNFT化する
写真やアート・イラストといったものではなく、動画をNFTとして出品・販売可能です。
静止画となる写真・アート・イラストではイマイチでも、動きが加わることで世界観が広がります。

動画と言っても、ちょっとした動きでOK
動画の撮影・編集はアプリを使って加工がスマホひとつで可能なので、トライしてみるのも面白いと思います。
その他のデジタルデータ
最近では、3Dアイテム・3Dアバターも少しずつ目にする機会が増えてきました。
話題となったものとして、Twitter社の元CEOであったジャック・ドーシー氏の初ツイートがNFTで高額取引された例もありました。
そのほかにも
- ライブやツアーのチケット
- 会員証
- トレーディングカードやゲームアイテム
NFTはひとつの技術なので、あらゆるものがNFT化して売買されていくことが予想されます。
どこで売る?NFT取引所プラットフォームの違いについて
NFTが取引できるプラットフォームは、いくつかあります。
国内※一例です
- 楽天NFT
- LINE NFT
- Adam by GMO
海外※一例です
- OpenSea
- LooksRare
- Foundation
- Rarible
その中でも、今回NFTを始めるのにおすすめなNFT取引所がOpenSeaです。
理由について、この後解説していきます。
国内と海外のNFTプラットフォームの違いを理解しよう
はじめに、国内NFT取引所と呼ばれる楽天・LINEなどは細かくいうとNFTとは少し違うものです。
楽天やLINEが行っているNFTというものは、その企業が運営している「プライベートチェーン」と呼ばれる独自のチェーンで他のチェーンと互換性がありません。
そのため、楽天やLINEのサービス外に持ち出せません。
また、その企業のサービスの一環のため、楽天が「辞めまーす」と言えばこのNFTは無くなってしまいます・・・。
一方、海外取引所のNFTは、パブリックチェーンと呼ばれ、どこにでも展開可能です。
仮にOpenSeaが使えなくなったとしたら、自分で持ち出して他のプラットフォームで売買可能です。
企業独自のサービス下のNFTか、どこでも売買可能なNFTか、どっちがいいでしょう?
OpenSeaがおすすめな理由
NFTを売るのにOpenSeaがおすすめな理由は以下の5つ。
OpenSeaでNFTを売買するポイント
- 日本語に対応している
- NFTを誰でも無料で作成して販売できる
- 世界で一番NFTの取引数・売上高が高い
- さまざまなブロックチェーンへ対応している
- 4種類にわたる販売方法がある
そうはいっても海外のプラットフォームは難しいんじゃない?
海外サイトは、英語表記で解読できないし難しそう・・・

わたしもそう思っていました
実際に使ってみると使いやすい設計になっています。
日本語に対応している
OpenSeaは、元は英語表記になっていますが、日本語に表示切替して使うことが可能です。
海外サイトは、日本語対応していないところが多いため、この点だけでも大きな違い。
わたしもですが、ローマ字が並んでいるだけで拒絶反応起きませんか?
しかし、OpenSeaは日本語に対応しているので問題なく使えるのがおすすめポイントです。
NFTを誰でも無料で作成して販売できる
OpenSeaでは、誰でも無料でデジタルアートをNFTにして出品できます。
デジタルアイテムをNFTとするたび、または出品に費用が発生していたら大変ですよね。
昨年の途中までは出品ごとに手数料が発生していましたが、今は誰でも無料でデジタルコンテンツをNFTに作成・販売できるようになっています。

古い情報ソースは、出品に有料と書かれているので注意してください
世界で一番NFTの取引数・売上高が高い
OpenSeaは、世界でいちばんNFTの取引数・売上高が高い取引所です。
NFTを売買できるプラットフォームは、OpenSea以外にもあります。
OpenSeaより安価な手数料を提示するなどの施策で、そのようなプラットフォームは取引数が急増しています。
しかし現在のところ、NFT出品数・取引高はOpenSeaが世界No1。

世界No1のNFTプラットフォームが無料で使えるのに、使わない理由がないですよね?
さまざまなブロックチェーンへ対応している
OpenSeaは、さまざまなブロックチェーンに対応しています。
メインのイーサリアム以外にも、ポリゴン・BNB・Solanaなど合計8種類のチェーンに対応。
複数のブロックチェーンから選択できるので、アイテムや予算、戦略やニーズなどの違いによりどのブロックチェーンで売買するかを選択できる幅が広がります。
4種類にわたる販売方法がある
OpenSeaには、販売方法が4種類から選択可能です。
表記 | 販売方法 |
---|---|
Fixed Price | 販売する価格を決めて販売する方法 |
Sell to highest bidder | 一般的なオークション(競売)形式で販売する方法 |
Sell with declining price | 高い金額から時間経過とともに値段が落ちていく方法 |
Bundle | 複数点まとめて販売する方法 |
OpenSeaでは、販売者都合や作品に合わせて、販売方法が選択可能です。
OpenSeaでNFTとして出品できるものを理解しよう
NFTとしてOpenSeaで作れるものには制限があります。
それぞれの制限を理解した上で作品を作りましょう。
NFTとして出品できるもの
- 容量制限:1点あたり100MBまで
- 拡張子・ファイル形式: GIF・PNG・JPG・SVG・MP4・WAV・MP3・WEBM・GLB・OGG・GLTF
- デジタルコンテンツ:画像・動画・音楽・3Dモデル
OpenSeaでNFTを作る前に準備すること
NFTを出品/販売する前に、7項目を事前準備しておくとスムーズです。


事前に用意しておくべき7項目
- バナー:1400×400が推奨サイズ
- アイキャッチ:Featured imageで推奨サイズは600×400
- アイコン:350×350
- ディスクリプション:日本語と英語を併記が吉
- 販売価格:1点あたりの金額
- 販売数:同じものを複数点販売も可能
- クリエイターフィー:ロイヤリティとも呼ばれます。0〜10%
空欄のままだと登録できず出品できない箇所もあるので、事前に考えておくのがスムーズです。
クリエイターフィーとは、NFT売買の最も画期的な部分です。
二次流通(わかりやすく中古取引と考えてください)以降の販売が発生した際、発売元にも売上の一部が入ってくる仕組み。
売り手が支払うコストになるため、日本ではあまり気にされてませんが海外トレーダーは気にされている箇所です。
準備ができたらOpenSeaでNFT化してアート作品を売ろう
ここまで進めていただけたら、OpenSeaにデジタルアートをNFTにして販売する準備はできました。
いよいよOpenSeaに接続して、出品してみましょう。
OpenSeaのリンクはこちら👉https://opensea.io/
OpenSeaへアート・イラスト作品をNFT化して販売する方法は、こちらの記事にまとめています。ぜひ参照してみてください。
NFTアートが売れない?NFTを売るためにできること
頑張って作ったイラストをNFTとして出品しても、全く反応してくれない。始めはNFTを売るのに非常に苦労すると思います。
注目を集めているNFTとはいえ、なんでもNFTにしたら売れるというものではありません。
特にNFTはデジタル上が全てのやり取りが完結するため、対人販売と違って非常に難しいと思います。
これからNFT作品としてアートやイラストを販売していくためにはどうしたらいいか?をお伝えします。
NFT作品を販売するためにする6つの施策
OpenSeaでNFTを販売するためにできる6つの施策はこちら。
NFT販売のための6つの施策
- ETHで出品する
- コレクションごとのコンセプトを明確にする
- NFTの流行に乗る
- マーケティングする
- NFTアートで有名なIPを利用する
- 初期はとにかく安値で売る
それぞれ解説していきます。
ETHで出品する
OpenSeaではさまざまなチェーンに対応しており、取り扱えるトークン(仮想通貨の種類)も豊富。
中でも代表的なETH(イーサ)とMatic(Polygon)は、先述したとおり、ガス代などのコスト面で対比されるケースが多くあります。
ですが、実際に使っている人は、Polygonを敬遠します。
ETH:メジャー>Polygon:マイナーのような構造で、正直見向きもされません。
目の前の安さにひかれて始めると、結果として無駄になる場合が多いので、どうせNFTを始めるならETHで出品するのをおすすめします。
コレクションごとのコンセプトを明確にする
NFT作品のアート・イラストコンセプトは明確にしましょう。
1点ずつ作風が違うのも幅広い作風が描けるという魅力ですが、コレクションのコンセプトがバラバラだと、買う側としては戸惑うだけ。
例えば、コレクションとして魅力的に見えるのはどちらでしょう。
- アニメテイストで描かれた女性
- アニメテイストで描かれた女性、AIアート、風景画、動物のイラスト
コレクションとしての価値・魅力が高くなるのは前者ですよね。
コレクションのコンセプトは統一することで、魅力的なコレクションができ、作品の魅力も変化していきますよ。
NFTの流行に乗る
NFTを売るためには、今NFTで何がはやっているのか?をチェックする必要があります。
今NFTアート・イラストとして流行しているものはいくつかあります。
流行しているNFT
- 各種SNSアイコンに使いやすいPFP(Profile Picture)
- 動物をモチーフにしたアート
- かわいい女性イラスト
あなたが販売したいもの、作りたいもの=売れるものではないはず。
OpenSeaのランキングなども参考にしてみてください。
マーケティングする
本来は最も手を入れないといけない部分、マーケティングですが、後回しになってしまい手を入れない部分です。
市場調査のことをマーケティングといい、NFTのアートやイラストを販売する上では必須です。
マーケティング施策の一例は、以下の8項目。
NFTマーケティング施策
- 作品や自らを宣伝する
- 売れているNFTはどういうものか?
- どれくらいの価格帯で売れているのか?
- コレクションの販売点数は何点あるのか?
- コレクションのコンセプトは何か?
- どういった人が購入する想定しているか?
- NFT作品や自らを支持してくれるコミュニティやファンは存在するか?
- そのNFT作品を持つことのメリットやユーティリティは何か?
NFTだけでなく、一般的な商品も同じで市場が求めているものでなければ売れません。
特にデジタル上で全てが完結してしまうため、伝わりにくいディスクリプションなどの商品説明は非常に重要になってきます。
まずはNFTマーケティングした上で、売れ筋はどこか?何が売れるのかを見極めていく必要があります。
NFTアートで有名なIPを利用する
どの業界でも、先駆者(パイオニア)は非常に大きい存在です。
中でも、NFT業界はまだまだ未開拓。この業界の中で既に一定の成果を上げているIPは認知度も注目度も高いものがあります。
そうした「勝ち馬に乗る」技術も、業界で生き残っていく(売れていく)ためには、時には必要な行為。

とはいえ、どのIPもいきなり使わせてくれませんよね
実はあります。CryptoNinjaは誰でも商業利用可能なんです!
もちろん、センシティブな「エロ・グロ」はNGなど細かな規定はあるものの、基本的には許可を必要としない誰でも商業利用可能なIPです。
始めにCryptoNinjaを使って作品を作り、認知を上げてから徐々にオリジナルの作品を展開していくのはいい手段になると思います。
ガイドラインを守り、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
初期はとにかく安値で売る
NFTアートなので、いくらにしようと考えず、まずは売れているという実績を積んでいくのが重要です。
なぜなら、いつどの作品がいくらで売れたのかは、誰でもすぐに調べることが可能なため。
NFTアート・NFTイラストを作って販売しようとしたのは、自分の作品を売りたいからだと思います。
売れている実績を積み重ねていくことが、将来的に大きな果実となります。
また、NFTには二次流通でロイヤリティ収益も得ることが可能です。
売買が繰り返されるたびに、収益が上がるので初期販売額にこだわる必要もありません。
実績と経験を積み重ねていくのが最短ルートになっていくと思います。
NFTアートの始め方まとめ
この記事では以下の内容でまとめています。
NFTアートの始め方まとめ
- NFTを取り扱う際には3種の神器が必要(国内仮想通貨取引所・仮想通貨ETH・メタマスク)
- NFT化して売買可能なアート・イラスト作品について
- NFTを始めるにはOpenSeaが最も優れている
- NFT化に必要なアート・イラストを作るのにおすすめなアプリ・ソフト
- OpenSeaの始め方
- デジタルアートをOpenSeaでNFT化する方法
- OpenSeaで作成したNFTをリスト(販売)する方法
まだ国内でNFTに触れている人は、16,000人前後と言われている世界です。
もう遅い?ではなく、もうやっているの?と言われること間違いありません。少しずつ取り組んでみてはいかがですか?
AMA?ATH?SBT?Web3で分からない用語が出てきたら
NFTやWeb3の世界は最新技術が詰まっている世界のため、毎日のように新しい用語が飛び交っています。
新しいワードに遭遇して、いちいち検索して調べていたら大変ですよね!
こちらの記事に、新しく出てきたWeb3のワードを用語集としてまとめています。ブックマークしておくと便利ですよ。
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