本記事でわかること
NFT販売に関する内容を解説していきます。

600点以上のNFT売買を行なっているわたしの体験をもとに、本記事を記載しています。
NFT販売のはじめかたを知りたい方はこちらから本編にジャンプできます。
NFTとは?NFTアートの特徴や仕組み
NFTデジタルアート作品を販売する方法をお伝えしていく前に、まずはNFTとは何か?を簡単に解説しましょう。
デジタルトレーサビリティ
体験してきたことを簡単にいうと、NFTはデジタルデータにトレーサビリティが紐づいたものと理解しています。

トレーサビリティ?
牛肉のBSE問題や産地偽装問題で一気に話題になったトレーサビリティ。
簡単に言えば、流通の全てを記録したものです。
牛で言えば、いつどんな親から生まれ、何を食べて成長したか、いつ食肉に加工されたか・どのルートで出荷されたのかなどの記録を取っているもの。
流通の全てが、デジタルアイテムに関してもついたもの=NFTだと思ってください。
デジタルトレーサビリティがついたことで生まれたもの

NFTのなにがすごいの?
今までのデジタルデータは、「いつ・誰が・どこで制作したのか?原本はどれか?」が分かりませんでした。
ネット上に公開された時点で、簡単にコピーや改ざんがすぐにされてしまい、原本がわからなくなるばかりか、所有者の権利主張も困難でした。
しかし、NFT技術=デジタル上のトレーサビリティがそうしたデジタルデータに紐づくことで、こうした心配は全て解決。
「いつ・誰が・どこで制作したのか?原本はどれか?」がデジタルアイテムでも全て記録されています。
NFTデータはいつでも誰でも無料ですぐにチェックできます。
NFTは技術であること
NFTはデジタルデータの流通全てを記録した技術ですが、それ自体を全てコピーするのは不可能とされています。
なぜなら、それらのデータは直前のデータを埋め込んでいるいくつもの他のデータと長いチェーンのようにつながっているからです。
NFTは一方向にしか変換できない不規則な文字列で記録されており、特定部分だけコピーしても前後の整合性が取れないため、改ざんができません。
そのため、NFTは不正ができない技術として注目されており、免許証やパスポート・住民票や保険証・登記簿や卒業証書や修了証などに組み込まれていくことが期待されています。
NFT技術がついたらデジタル作品に生まれたもの
注目を集めているNFTは、デジタルアイテムでも本物の証明が容易になったことで保有する資産価値も一緒に生み出しました。
それによって生まれたもの、デジタル作品の売買です。
NFTが画期的な点は従来では不可能だった売買記録も全て残るため、二次流通(いわゆる中古売買)でも売り上げが作者に入り続ける今までにない仕組みであること。
今NFT界隈で盛り上がっているのは、PFP(ProFile Picture)と呼ばれるSNSアイコンに使える画像が主流。
SNSアイコンに使えるような、可愛らしい女性や動物などのキャラクターに、格好いいデザインのデジタルアート作品が数多く販売されています。
NFTは画像だけじゃない
現在流行しているのが、NFTアートと呼ばれる作品。
これらは主にSNSアイコンに活用される他に、同じ仲間としてのメンバー証として使われています。
「STEPN」に代表されるようなゲーム内で使えるアイテムがNFTとなっており、実際に稼げたことで知られています。
その他にも、音楽・動画・オンラインチケット・トレンディングカードといった分野でNFT技術が使われてきています。
NFTアートの販売方法についてはこちらの記事でもまとめています。
NFTは誰でも使える技術
リアルのアート作品売買は招待制が基本となっているため、誰でも自由参加ができる状況ではありませんでした。
一方NFTアートでは場所や時間にとらわれることなく、NFT取引所に出品するだけで誰でもNFTアート作品の売買に参加できます。
最近ではスマホの無料アプリでアート作品を生み出せるうえ、AI生成によるアート作品も生み出せるようになりました。
人気知名度や国籍、年齢に関わらずNFTアートを出品できることから、過去には日本の小学生が夏休みの課題で作ったNFTが1点170万円相当で取引されたケースもあります。
作者に売上が永続的に入るのがNFT
流通の全てが記録されているNFT技術を用いれば、初期販売時以降でも作品提供者に売上が入ってきます。
二次流通と呼ばれるいわゆる中古売買であっても、随時売上記録から自動的にクリエイターフィー(ロイヤリティ)が一部作品提供者に入ってきます。
例えば古本売買は作者に1円も入ってきませんが、NFTの中古本売買は、売上の一部が作者に入ってきます。
このクリエイターフィー(ロイヤリティ)の仕組みがNFT売買の注目を集めた理由にもなっています。
初期販売時だけでなく売買全体を通じて、売上の一部が作者に入ってくる仕組みは今までになくNFTならでの特徴です。
著作権や商用利用権はプロジェクト次第
NFTは技術によってデジタルアートに価値をつけました。
しかしNFTアートを購入したからといって作品の権利(著作権や商標利用権)は購入したことになりません。
NFTプロジェクトに用いられる作品は、プロジェクトごとに使える範囲が定められています。
日本のプロジェクトでいえば、CryptoNinjaというNFTコレクションは、誰でも自由に商業利用していいという形になっています。(ただし、エロ・グロは除く)
また、Live Like A Catという日本のNFTコレクションは、仮に所有しているNFT画像であっても、商業利用はもちろん加工して利用することも禁止されています。
このように、各プロジェクトによってNFTの活用していいレベルが異なります。
著作権侵害してしまう前に事前に運営者やコミュニティに確認してください。
浮き彫りになってきたNFTのメリット・デメリット
NFTは最先端技術で使われはじめてから日々進化していますが、浸透していくにはまだまだ時間がかかります。
ここでは見えてきたNFTのメリットとデメリットを解説していきます。
メリット1: 偽造できないオリジナルと証明されている
NFT最大のメリットは偽造できないオリジナル作品としてデータが証明されている点です。
データの偽造・改ざんには、複数繋がっているデータ情報すべて書き換える必要があるため事実上不可能。
しかも企業が管理しているものでないため、ネット環境下にいれば24時間いつでも誰でもデータをチェックできます。
コピーや偽造が難しいことから、免許証やパスポート・各種公的証明書など多方面に使われていく技術として期待されています。
メリット2:転売売上の一部がクリエイター本人に入る
NFT技術は転売益の一部も、クリエイター・作者本人に直接渡るシステムを構築できるようにしました。
書籍で例えれば、従来だと書店での売上に対する報酬のみがクリエイター・作者に入る仕組みでした。
ですがNFT技術を使った書籍だと、NFT古本を転売した際に発生する転売益の一部がクリエイター・作者に還元される仕組みになっています。
このNFT技術により、クリエイター・作者は初期販売の報売上酬以外にも、転売益の一部(クリエイターフィーやロイヤリティといいます)を永続的に得られるようになっています。
メリット3: NFTアート作品自体の価格が上がる可能性
NFTアートを中心に現在活発に行われているトレードは、将来価格が上がる可能性も秘めています。
現実として、つい最近ローンチされた「TheMafiaAnimalsSoldiers」は、一部の条件下の方がフリーミント(無料)で入手でき、現在では0.32ETH(この時のレート換算で約7.5万円)前後で取引されています。

需要と供給のバランスで物の価格は決まってきますよね
まだ日本人口の1%弱しか取引されていないNFT市場で、これから拡大していけば露出による需要が増えていくことが予想されています。
メリット4:独自のコミュニティや仲間形成
現在主流のNFTアートでは、作品に基づいたコミュニティが形成されています。
思想・哲学的なものから、何かの目的・目標を達成したいものまで様々なコミュニティが紐づいています。
それらのコミュニティはNFTを通じてつなっているため、同じ思想や目的・目標の仲間が集まる場所。
最先端のNFT技術ですが、NFT作品を通じたコミュニティで繋がれる仲間はかけがえのない価値になりますよ。
デメリット1:ガス代と呼ばれる手数料が発生する
NFTや仮想通貨を移動・消費する際にはガス代と呼ばれる手数料が発生します。
このガス代と呼ばれる手数料は、ネットワーク維持に使われるためNFT作品購入だけでなく仮想通貨移動でも必ず発生します。
ガス代は、ネットワークが混み合うと高騰し、1,000円前後のNFT購入にガス代が5,000円〜かかる時も。
もちろん、少しずつ改善されていて2022年5月と2022年12月では0.0025ETH(約600円前後)までガス代も下がってきていますが必ず発生します。


タイミングを見て混み合う時間帯を避けるなど工夫が必要です。
デメリット2:購入までのハードルが高い
NFTは購入までのハードルが高く、一定水準のリテラシーが求められます。
仮想通貨の購入や個人管理のウォレット作成など、リアルではほとんど繋がりのない技術ばかり。
ハードルが高い分、乗り越えて今参加している人たちはわずか16,000人前後とわずかな人たちしかいません。
海外では大小多数の企業が参入していますが、国内では参入している企業も数えるほど。
まだまだハードルが高い世界、それがNFTです。
デメリット3:DYORの世界
仮想通貨やNFTといったWeb3と呼ばれる世界では、基本的に全て自己責任。
DYOR(Do Your On Reseach:自分で調べてね)が基本スタンスで国や銀行といった管理や保護団体はありません。
当然パスワードは自己管理で忘れたら誰も教えてくれませんし、NFTや仮想通貨の送付先ミスは取り消しや返金など一切ありません。
これらのトラブルが起きないように常日頃から気をつけておきましょう。
デメリット4:詐欺や著作権侵害作品も存在する


NFTや仮想通貨のWeb3と呼ばれる世界は、詐欺や著作権侵害も発生します。
NFT化したものは本物証明できますが、NFT化する前のデータがオリジナルのものか判別できません。
そのため、表面上の画像や作品名をコピーして偽コレクションを作成して販売する詐欺や著作権侵害作品も数多く発見されます。
そのほかに、直接取引を持ちかけて騙しとる行為や偽の購入サイトへ案内して仮想通貨やNFTを抜き取る悪質な詐欺なども。
NFT売買では日頃から様々な箇所に注意する必要があります。
デメリット5:将来価格が不明
NFTは将来価格がどうなるかは誰もわかりません。
わたしが触れたことのある国内NFTは、半年で半分以上のコレクションがミント割れ(購入価格を下回る)の状態。
1年間同じ価格を保つプロジェクトや価格上昇している国内NFTはほとんどありません。
海外プロジェクトのNFTも、仮想通貨相場などの市況変化に大きく左右されます。
NFTであれば将来価格が上がる確約はどこにもなく、継続性・将来価格はどうなるかは誰も予想できません。
NFTアートは買ってどうする?
買った後のNFTアートはどうするのか分かりませんよね。
NFTアートの主な使い方は7点あります。
NFTアートの使い方
- 転売益を得る
- コミュニティの参加券代わりになる
- SNSアイコンに設定する
- ウォレットデザインに加える
- 商品やサービス割引に使う
- 仮想空間で使える
- 特定サービスが使える
特定コミュニティに参加するためにNFTが必要になったり、商品割引やサービスがついたりとプロジェクトによってNFTの使い方は様々。
自分の目的に合うNFTプロジェクトを調べた上で、NFTアートを購入しましょう。
NFTアートの将来性
近い将来NFTアートの世界がどうなっているのか見ていきましょう。
2つの観点からNFTアートの将来性を分析してみましょう。
NFTアート取引市場の浸透
NFT取引の高いハードル(仮想通貨入手・ウォレット導入)が低くなれば、参入人口は拡大します。
参入人口が増えれば、NFT取引や関連人口も増えていき市場規模も拡大していくでしょう。
日本での取引は2022年12月で16,000人程度と言われています。
認知拡大とともに、使いやすい技術革新があると市場浸透がより進んでいくでしょう。
NFT技術の活用事例が増加
NFTは技術のため、多岐に渡り使われていくと予想されています。
具体的には、免許証・パスポート・各種証明書や卒業証書など偽造されると困るアイテムに確実に用いられていくでしょう。
実際に日本でも卒業証をNTで発行する大学も出てきました。
現在少ない実用事例が増えてメリットや利便性で注目されれば、NFT市場全体が拡大していくでしょう。
日本のNFT作品事例
実際にどんなNFTプロジェクトがあるのかここで紹介していきます。
国内発のNFTは世界とは異なる日本らしい独自性があります。
まだ世界から見ると取引人口や売り上げ規模は小さいものの、着実に成長してきています。
そんな注目の日本発のNFTを紹介します。
Murakami.Flowers
日本を代表するポップアーティスト村上隆氏は、代表的なポップデザインのNFT「Murakami.Flowers」を発売しています。
海外のコレクターからも多数の注目を集めて売買されており、総売上高は24,100ETH(約55億円)!
この他にもNFTコレクションやコラボ作品を提供していたりと、NFT市場を牽引する存在です。
せきぐちあいみ氏

元YouTuberで現在はVRアーティストとして活動しているせきぐちあいみ氏が販売したNFT動画「Alternate dimension 幻想絢爛」が69.697ETH(当時レート換算で約1,300万)で落札されました。
同氏は2016年からVRアーティストとして、国内外での活動を進めて認知獲得。
彼女の処女作・そして限定数1という希少性やNFT元年と呼ばれる盛り上がっていた2021年にリリースなど多数の幸運もありました。
様々な運要素も重なって高騰した感はありますが、誰でもチャンスはありますよ。
小室哲哉氏
日本の音楽シーンを牽引した小室哲哉氏が、楽曲をNFT化して販売し、その売上額は1,000万を超えています。
収録デモ各曲のフルサイズ音源に加え、同氏の手書きTrack Sheet(実物)が実際に自宅に届く特典が付いています。
ファンなら是非とも欲しい一品となっていることから高額での取引につながっているようです。
現在もまだ購入できる楽曲があるので、一度覗いてみてはいかがでしょうか?
CryptoNinja Partners(CNP)
日本を代表するジェネラティブNFTのひとつでCryptoNinja Partners(通称CNP)があります。
発売は2022年5月で10,000ETH(約23億)の取引を達成し、先述のMurakami Flowersに次ぐ取引高。
22,222体という数ながら、すべての個体がパーツやカラーなど異なりオリジナルの1体を保有できるのが特徴です。
さらにアプリや実店舗と連携しての割引サービスやCNPキャラクターを用いたスマホゲームもリリースを控えるなど活発で早い展開がされています。
香取慎吾さんのNFTアートチャリティプロジェクト
元SMAPの香取慎吾さんが、パラサポの活動コンセプト「i enjoy !」をテーマに描いた壁画をNFTとして販売しました。
パラ2021アートサポートメンバーとして参加した方限定に、この壁画をNFTアートとして付与しました。
LINEを活用したブロックチェーンで発売したため参加者が殺到し、1日で上限の1万人に達するなど盛況でした。
小学4年生のNFT
日本の12歳の少年が、夏休みの宿題をNFTにして販売したところ、約4,000万円売り上げる衝撃的な出来事が発生。
「Zombie Zoo Keeper」と名づけたNFTデジタルアートコレクションを12歳の少年がリリース。
直後の1週間くらいは全く売れなかったそうです。
ですが海外のインフルエンサーが購入してツイートしたことから一気に着火し、爆発的な売り上げを達成。
現在では、125ETHの総取引量を達成しており、日本橋三越伊勢丹本店で個展を開いたり、ピコ太郎氏とコラボして「Zombie Zooの歌」も発表するなど、さまざまな記録を打ち立てました。
これらの事例のように、年齢も場所も問わず参加できるのがNFTです。
海外NFT作品の事例
ここからは海外NFT作品の事例を取り上げたいと思います。
日本以上に世界のNFT市場は活発なため多くのNFTが誕生しています。
ここでは海外NFT作品を7点紹介します。
Beeple(ビープル)のNFTデジタルアート作品
最もNFT業界に大きなインパクトを与えたのは、当時無名アーティストのビープル氏が制作したNFT作品が、約6930万ドル(当時レートで約75億円)で落札されたニュース。
『Everydays: The First 5,000 Days』というアートで、同氏が5,000日にわたり毎日一枚ずつ制作した作品を1つにまとめたもの。
この落札金額は現存アーティスト史上第三位の高額記録、デジタルアート分野やオークション形式では過去最高額などと記録づくめでも話題に。
NFT技術によりオリジナル作品という証明されたことにより、このような高額落札になった事例として各国で注目される事例のひとつとなりました。
NFT写真を販売するやり方はこちらの記事にまとめています。
CryptoPunks(クリプトパンクス)のピクセルアート
ピクセルアートで描かれた宇宙人のNFTアート「CryptoPunks(クリプトパンクス)」。
2021年5月に約1,700万ドル(約18億5,000万円)で9枚のCryptoPunksが落札されたことで一躍話題になりました。
世界で初めてリリースされたNFTアートとされており、一種のシンボル的存在の作品です。
One Hundredth Stream
Linkin Park(リンキン・パーク)でボーカル・キーボード・ギター・ラップの担当であるマイク・シノダ氏が、音楽NFT作品「One Hundredth Stream」をオークション出品しました。
音楽NFT作品は、約317万円(3万ドル)で落札され、同氏のファンド「Michael K Shinoda Endowed Scholarship」に寄付されました。
同氏は、「一般的な音楽配信サービスに楽曲のフルバージョンをアップロードしたとしても、手数料・レーベルへの支払い・マーケティング費用などがかかるため、収入が1万ドルに近づくことはない」とも説明しています。
NFTはデジタルアートだけじゃない!という、事例のひとつとなっています。
ごく一般的なホームビデオが・・・
2007年にYouTubeにアップされた56秒のホームビデオ「Charlie bit my finger」は、約8.000万円で落札されました。
兄のHarryが弟Charlieの口の中に指を突っ込み、そのまま嚙まれて兄が泣きべそをかく、というなんともほっこりなショート動画。
「YouTubeで最も再生された動画」として、2009年に認定されており、現在では脅威の618万回再生!
落札者には「ミーム」と呼ばれるパロディ作成も容認するという権利も付与して出品。
当時レート換算で約8,000万円という高額で落札されました。
何気ない1分に満たないホームビデオが、NFT動画を販売して大成功した事例です。
NFT動画のやり方はこちらの記事でまとめています。
BAYC

BAYC(Bored Ape Yacht Club)はアメリカのYuga Labsが制作をした類人猿をモチーフにしたNFTアート作品。
このコレクションは、1万体ものBAYCで構成されており、先述のCNPと同様表情、形、服装といったパーツの組み合わせがすべての個体で異なります。
販売当初は0.08ETHほどの安価でしたが、NBAの有名選手やセレブが購入しSNSアイコンにしたことで一気に火がつき現在は最も高額なNFTコレクションとして知られています。
Doodles

Doodlesは、SNSのプロフィール画像(PFP:Profile Picture)のために生成されたコレクティブルNFTに分類されるプロジェクト。
顔、髪型、色、服装、背景など100以上ものデザインから構成されており、同じデザインがひとつも存在しないのが特徴です、
非常にポップで可愛いらしいデザインから、海外セレブ人気も高く1万体すべてがわずか5分で完売したあと、二次流通も活発に取引されています。
Meebits

Meebitsは、3Dボクセルアートで作られたメタバース(仮想空間)で使えるNFTキャラクター。
人間、象、豚、スケルトンなどをモチーフとした3Dボクセル(ボリュームとピクセルの造語)アートキャラクターのNFT。
所有者はMeebitsをメタバースでのアバターや、アニメーションのキャラクターとして使用できる権利も付与されています。
全7種発行されたタイプごとに発行数が異なり、発行数の少ないタイプは希少性が高い傾向にあります。
高値で取引されており99ETH(約3,500万円)で売却された例も。
NFT関連でおすすめの仮想通貨
NFTを購入するには、専用の仮想通貨が必要となります。
仮想通貨の種類によっては、NFT売買に使えないものもあるので注意してください。
ここでは、3種類紹介します。
ビットコイン
おそらく仮想通貨=ビットコインと思われる方が多いかと思うくらい知名度抜群。
発行上限が2100万枚までと制限があることから、ビットコインはデジタル上の金と表現されることもあります。
ビットコインは決済手段としての機能しか備えておらず、スマートコントラクト(自動取引)機能がないため基本的にNFTとしての活用はできませんでした。
最近になって近しい機能の登場により、ビットコインでもNFTが発行されて取引できるように広がってきています。

Ordinalsと言います
ただ、NFTの世界でもかなり狭い範囲の最先端な分野です。
まったくNFTを触ったことがない人は、困難を極めると思いますので現時点ではおすすめしません。
イーサリアム
NFT取引でメインとして使われる仮想通貨です。
イーサリアムはチェーン名で、お金に該当する部分はETH(イーサ)と呼びます。
ビットコインにつぐ時価総額と、使用頻度が高いメジャーな仮想通貨のため、国内外どこの取引所でも購入できます。
NFT売買には必須となるため、予算を見ながら少しずつ用意してきましょう。
ソラーナ
NFTの中でもゲームで特に使われる仮想通貨です。
処理速度が速く取引コストが低いことから、頻繁にネットワークとのやり取りが必要にあるゲームなどに使われるケースが多く見られます。
歩いて稼げると話題になった「STEPN」の靴が発売されたことで人気になりました。
一方で比較的新しいブロックチェーンのため、非常に不安定な点が課題です。
日本で取り扱っている取引所はないため直接購入できず、海外の取引所を利用する必要があります。
現状は必要になる場面がないため、あわてて用意する必要はありません。
NFT購入のはじめかた
NFT購入をはじめる場合を解説していきます。
NFT購入までには事前に4つのステップが必要です。
NFTのはじめかた
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
手順1:国内取引所で口座開設する
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
その中でもおすすめなのがコインチェック・ビットバンク・GMOコインの3社。
簡単に3社の特徴を解説します。
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:国内最大級の利用者がいる安心感を得たい人
コインチェックは520万DLを突破した実績を誇り、3年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
口座入金もクイック入金を使えば、金融機関の営業時間にかかわらず24時間365日決済可能。
コインチェックが提供している電気・ガスの契約により、支払い金額に応じたビットコインが無料でもらえるのが最大の特徴です。
※地域によって契約できないエリアがあります
公共料金の支払いをすると無料でビットコインがもらえるのはコインチェックだけです。
bitbank
コインチェックはこんな人におすすめ:国内最大級の利用者がいる安心感を得たい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引のため、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料を抑えたい人
GMOコインはとにかく手数料が安くてメイン取引所として重宝します。

実際にわたしもメイン取引所としてGMOコインを活用しています。
NFT取引に必須となるETHをウォレットに送金する手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査完了し、取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
手順2: メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほぼ9割対応できます。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
手順3:メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピーする
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録する
- 登録したアドレス宛にETHを送金する
ウォレットアドレスとチェーンが間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
メタマスクはデフォルト画面が「イーサリアムチェーン」になっているので、間違いなくウォレットアドレスをコピーして取引所に登録しましょう。
手順4:NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTの取引サイト(マーケットプレイス・またはプラットフォームと言います)にアクセスします。
国内外NFTのマーケットプレイスはありますが、最もおすすめはOpenSea。
OpenSeaがおすすめな理由3選
- 日本語対応
- わかりやすい設計
- 世界最大級のNFT取扱いと利用者数
OpenSea以外のNFTマーケットプレイスを知りたい方は、こちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。
NFT出品と販売のはじめかた
オリジナルNFTを出品する場合には、以下の手順が必要です。
オリジナルNFTを出品のやり方

どんな作品ならNFTにできる?
NFTは誰でもできる?なんでOpenSeaなの?

オリジナルNFTを出品する詳しい方法はこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。
出品したい作品を事前準備する
NFTとして販売したい作品を事前に用意しましょう。
用意の仕方として
方法がありますが、最初は費用をかけずに自分で用意するのが無難です。
依頼する際は、「ココナラ」などで細かく指定して作成してもらいましょう。
こちらの記事に自作する方法をまとめています。
OpenSeaでウォレット接続し、コレクションページを作成する
作品ができたら、OpenSeaでウォレット接続しましょう。
ウォレット接続=利用可能となります。
ウォレット接続後、コレクションページを作成します。
無料でできるので安心して進めてください。
コレクションページに出品したい作品を登録し、NFT化する
コレクションページが作成されたら、その中にNFT化したい作品をアップロードしましょう。
複数点ある場合は、同一のコレクションページに収めていくか、新しいコレクションを作成してその中にアップロードしてください。
OpenSeaでNFT化する場合は、基本作業はすべて無料ですので安心してください。
販売条件を設定して販売開始する
コレクションページで作品をNFT化できたら、最後に販売条件を設定します。
販売条件設定は
の3種類。
販売期間は1日単位で最長6ヶ月出品可能。
販売方式は固定価格リストと、オークション(競り上がるオークションと時間経過とともに価格が下がるダッチオークション)がありますが、集客できない間は固定価格リストがおすすめです。
人気知名度を獲得するために、とにかく低価格(0.001ETH)で実績を積み重ねていくのがいいでしょう。

NFTの世界で人気知名度を獲得目指しましょう!
NFTをはじめるときに必要なウォレットを紹介
NFTを開始するときには、口座とは別の個人管理ができるウォレットが必要です。
ウォレットの種類によって対応しているチェーンが異なるので注意してください。
代表的なウォレット
MetaMask
NFTの取引で最も使われている仮想通貨ウォレットがこのメタマスク。
Google Chromeを使っていれば、拡張機能から無料で導入できる手軽さがウリです。
そのほかに、カスタムしていくことでさまざまなチェーンにも対応していくので汎用性の高さも○。
日本円表記対応もしているなど、使い勝手も含めて最もおすすめのウォレットです。
こちらの記事で導入方法や注意点をまとめています。
Rabby
Rabbyはメタマスク同様、ほとんどの仮想通貨に対応している汎用性が特徴。
中でも「メタマスクの上位互換」と言われるほど性能の良さが光ります。
- チェーン切り替えが自動
- 早押し購入に勝ちやすい
- NFTの表示が的確
- イーサスキャンやリボークがワンボタンで接続できる
メタマスクとの連動も可能で、途中でメインを切り替えることもできるので、メタマスク同様導入しておいてもいいウォレットです。
こちらの記事にまとめています。
Xverse
Xverseは、メタマスクやRabbyが使えないビットコイン専用のウォレットです。
ビットコインのNFTは、NFT業界の中でも触れている方が少なくかなりニッチな世界。
わたしも一部触れていますが、まだ解説できるほどではありません。
とはいえ、使われていくことは確実なのでDYORで少しずつ進めてみてください。
Phantom Wallet
Phantom Walletは、メタマスクやRabbyが対応していない、Solanaチェーン専用ウォレットです。
そのため、仮想通貨「Sol」を使う場合には必須となるウォレットです。
スマホアプリ版・パソコン版両方に対応していますので使う場合は詐欺サイトに注意し準備しておきましょう。
NFTをはじめる前にかかる費用を確認しよう
NFT取引には、目に見えないコストが発生するので事前に知っておくのが鉄則。
知らずに取引していると、手数料で何万円もロスすることになりかねません。
NFT取引で発生する費用の一部をまとめました。
費用が発生するタイミング
主にガス代は、ネットワークが混雑すると高騰するため、混み合う時間帯を避けるなどするだけで無駄なガス代を抑制できますよ。
送金手数料
国内取引所からメタマスクなどウォレットへ送金する手数料が発生します。
この手数料は、取引所によって定められている手数料が仮想通貨の種類によって発生するため一律ではありません。
送金できる金額は、各取引所によって異なり費用はガス代ではなく取引所の取り分です。
GMOコインはこの送金手数料が仮想通貨の種類問わず無料なのでおすすめです。
NFTを購入する際のガス代
販売されているNFTを購入する際に、手数料となるガス代が発生します、
購入時に見積もられたガス代と購入金額を合わせて仮想通貨で支払います。
ガス代は相手に支払われるものではなく、ネットワーク維持手数料のため完全なる経費でしかありません。
ガス代が安いタイミングを見計らって購入し、無駄なコストを避けましょう。

こちらの「Gas now」でガス代が分かりますよ
購入したNFTをはじめてリストする時や取り消すとき
所持したNFTをはじめてリスト(売る)場合にガス代が発生します。
発生するガス代は、ブロックチェーンに書き込む作業になるため必ず発生する必要です。
もちろん、ガス代のためネットワークが混雑しているタイミングであれば高騰します。
一度つけた値段を、値上げしたり出品をキャンセルする場合にもガス代が発生するので慎重にリストしましょう。
オークションやオファーでNFTを売却した際に送付するとき

仮想通貨だけでなく、NFTを移動するときも費用は発生します。
NFTの売却時では、固定価格リストでの売却方法以外はガス代が自分負担となるので注意が必要です。
具体的には、オークション販売やオファーを受け入れた際のNFT売却時はNFTを送付するガス代の負担が発生するためより利益を圧迫します。
特別な事情がなければ、固定価格でのNFT売却が利益を多く残す売却方法となるので覚えておきましょう。
ロイヤリティとプラットフォーム手数料
NFT売却時にも見えないコストを支払っています。
◇NFT運営者が設定したロイヤリティ(クリエイターフィーともいいます)
◇プラットフォーム手数料
ロイヤリティは、NFTプロジェクトが設定した金額が売却時に自動で差し引かれ、設定は0〜10%まで幅があります。
プラットフォーム手数料は、どのプラットフォームでNFTが売れたのかによって異なります。
OpenSeaのデフォルトは2.5%、Blueは0.5%、X2Y2は5%でFoundationは15%と様々。
NFT売却時に自動的に徴収されるので負担は感じませんが、手元に入ってくる売上金が少なくなるのでいくらで売るのか注意が必要です。
ウォレットから国内取引所に送金する手数料

最後に、売り上げた仮想通貨をウォレットから国内取引所に送金する手数料が発生します。
この作業はガス代となるため、混雑時は高騰し空いていれば安価で済みますので急ぎでなければタイミング見ながら進めましょう。
ガス代は毎秒金額が変動しますが、リアルタイムのガス代は「Gas Now」で確認できます。
Standardの目安として〜18Gweiくらいまでが安価、〜22Gweiまでが標準的なガス代です。
参考にしながらタイミングよく送金手数料を抑えましょう。
NFT取引の注意点をはじめる前にチェックしよう
取引をはじめる前に、注意点が3つあります。
NFT取引の事前にチェックすべき3点
ミスしてからは取り返せません!事前に注意点を確認しておきましょう。
その他にNFT販売で失敗したくない方は、こちらの記事にまとめていますので参考にしてみてください。
セキュリティに気をつける
NFTや仮想通貨取引では、ひとつ操作を間違えると取り消しや元に戻すことはできません。
スマホやノートパソコンから外出先で気軽にアクセスできる一方、セキュリティ面で大きく劣ります。
特に公共WiFiなどは誰でも使える反面、セキュリティは皆無なため繋ぐとハッキング被害からNFTや仮想通貨が盗まれる事件も発生しています。
スマホは公共無料WiFiを使える設定にしている方は自動で接続しないようにセキュリティに気を配っておく必要があります。
詐欺に気をつける
仮想通貨とNFT取引では、詐欺案件が非常に多い世界です。
「時間限定」や「あと何名」、「限定公開」といったあおる取引は100%詐欺。
NFTに相性の良いTwitterはもちろん、discordを含めたDMのやり取りから詐欺サイトに誘導されることも非常に多い世界です。
ありとあらゆる角度から詐欺を仕掛けてくる世界なので、自己防衛に努めつつ信頼できる仲間やコミュニティに確認してから進めましょう。
翻訳機能を活用しよう
NFT取引はもちろん、仮想通貨取引もほぼ英語が主流で日本語対応しているサービスはほとんどありません。
英語が読解できればいいのですが、難しければ翻訳機能を活用して進めていくほかありません。
翻訳機能もすべて万能で完璧に翻訳してくれませんので注意しましょう。
翻訳はGoogle翻訳やDEEP Lが無料で使えるので活用してください。
NFT販売はどこのマーケットプレイスではじめられる?

NFTはどこでも売買できるの?
NFT販売をはじめる際に、どういった観点で選べばいいのかをここで紹介します。
NFT販売サイトを選ぶコツ
どこでどう販売するかで大きく売り上げに響いてくるので、どのマーケットプレイスが合うのか見ていきましょう。
取引高
NFT販売において、取引高が高いマーケットプレイスを選ぶのがおすすめポイントです。
取引高が高いと
単価が高い
売買が活発
取引量が多い
ことが考えられ、それだけ利用者が多く存在しています。
利用者が多いサイトでNFT出品できれば、その分目に留まり販売に繋がる可能性も高まります。
人のいない過疎地にお店を構えるより、都会のデパートに出店した方が販売チャンスは多く巡ってくるので取引高が高いマーケットプレイスがおすすめです。

サイト利用者はおおいに越したことはないね
取扱チェーンやジャンル
NFTマーケットプレイスによって、取扱チェーンが異なります。
多数のチェーンに対応しているマーケットプレイスであればそれだけ人やNFTが集まりやすくなります。
取扱ジャンルも特化してなければ、NFTアートだけでなく音楽や動画、ゲームなど幅広く扱っているサイトの方が人も集まりやすいでしょう。
幅広いジャンルやチェーンに対応しているプラットフォームがおすすめです。
手数料
プラットフォームは手数料収入で運営していることから、一定水準の手数料を徴収しています。
ただNFT売買においては、この手数料が利益を圧迫するためできるだけ低コストに抑えたいのが事実。
期間限定キャンペーンなどでも手数料が変動するので、コロコロと販売サイトを変更するのもよくありません。
できるだけ安定して低コストで運営しているプラットフォームを選びましょう。
オリジナルNFTが発行できるか
NFT販売をはじめたいにも、自前のオリジナルNFTが発行できなければ販売開始できません。
NFTプラットフォームによっては、オリジナルNFTが発行できないサイトも存在します。
用意したアイテムが、NFTとして販売できなければ意味がありません。
プラットフォームによって審査があったり費用が発生する場合もあるので、合わせてチェックが必要です。
日本語対応しているか
海外NFTプラットフォームは、英語中心で成り立っており日本語対応していないサイトがほとんど。
そのため翻訳機能を活用しながら進める必要が出てきますが、万能ではなく誤訳も出てきます。
マーケットプレイス側が日本語対応している場合、誤訳の心配なく使えるので安心です。
購入者全員が英語を使えるわけではないので数は少なくなりますが、日本語対応しているマーケットプレイスを選ぶのもひとつの選択肢としてありだと思います。
NFT売買ができる国内外マーケットプレイス
ここからは実際にNFT売買が可能な国内外マーケットプレイスを紹介していきます。
NFT売買が可能な国内外販売サイト
それぞれ解説していきます。
LINE NFT
LINE NFTの特徴
LINE NFTは、メッセージアプリ「LINE」が手掛けるNFTマーケットプレイス。
LINE社のサービスのため、売買はLINEブロックチェーン内のみとなり、他のサービスと連動しません。
オリジナルのNFT出品はできず、審査通過した企業のみができるため個人作品は出品できません。
楽天NFT
楽天NFTの特徴
オリジナルNFT出品:審査通過企業のみ
NFT売買:日本円で可能
チェーン:プライベートチェーン(楽天ブロックチェーン)
楽天NFTもLINE NFT同様、独自のサービスで売買できるプラットフォーム。
他のブロックチェーンとの連動もしていないため楽天がサービス終了させると、中で売買していたNFTも使えなくなります。
出品条件も審査通過した企業のみが出品できるため、個人で出品はできません。
Coincheck NFT(β版)
Coincheck NFTの特徴
オリジナルNFT出品:不可
NFT売買:10種類以上の仮想通貨で可能
チェーン:イーサリアム/独自チェーン併用
仮想通貨取引所Coincheckが手掛けるNFTプラットフォーム。
イーサリアムチェーンで売買されている一部のNFTが同社のチェーンと繋がっていて取引可能です。
Coincheck NFT内で取引する場合は手数料かからず可能ですが、イーサリアムチェーンに出し入れする際には手数料が発生します。
Adam by GMO
Adam byGMOの特徴
オリジナルNFT出品:承認クリエイターか提携事業者のみ
NFT売買:クレカ・銀行振込
チェーン:イーサリアム
GMOグループが手掛けるNFT販売サイト。
仮想通貨やメタマスクがなくても同社の会員登録が済んでいれば取引できるのが特徴です。
ただ、個人作品を出品するには承認クリエイター認証を取得しなくては出せません。
OpenSea
OpenSeaの特徴
オリジナルNFT出品:可能
NFT売買:ETH・Polygonなど
チェーン:イーサリアム・クレイトンなど
現在世界で最も大きなNFTプラットフォームがOpenSeaです。
オリジナル作品を誰でも無料でNFT化して販売できるのが特徴。
NFTアートだけでなく、ゲーム・会員権・動画など種類も豊富に売買されています。
Blur
Blurの特徴
オリジナルNFT出品:不可
NFT売買:ETH
チェーン:イーサリアム
OpenSeaに対抗するNFTのトレーダー向けプラットフォームとして立ち上がり、現在最も勢いのあるNFT売買サイト。
アグリゲーター機能という、「価格コム」のようなサイトで様々なプラットフォームで販売されている価格から最も安い価格提示を同サイト内でしています。
プラットフォーム手数料は0.5%で4月末まで取引に応じた独自トークンがもらえるとあってOpenSea利用者を奪っている状態です。
Rarible
Raribleの特徴
オリジナルNFT出品:可能
NFT売買:イーサ・VISAブランドカード
チェーン:イーサリアム・ポリゴン・テゾス・ソラーナ
Raribleは、利用に応じて独自ガバナンストークン「RARI」がもらえるのが最大の特徴。
このトークンは、プラットフォームの運営方針に投票できる権利となっています。
OpenSeaやBlurのようなシェアは持っていませんが、一定の利用者がいるプラットフォームです。
MagicEden
MagicEdenの特徴
オリジナルNFT出品:審査請
NFT売買:ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・ソラーナ
チェーン:ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・ソラーナ
MagicEdenは、もともとソラーナ限定のチェーンでしたが、ポリゴン・イーサリアム・ビットコインと次々対応。
OpenSeaとBlurが「ロイヤリティ」問題でどちらが安くできるか火花を散らす中、MagicEdenは逆にロイヤリティを保護する動きを取りました。
NFT売買されるたびにロイヤリティ収益が安定して確保できることからNFTプロジェクト側は好感しており、同サイトの利用者も増加しているプラットフォームです。
NFT販売をはじめる際によくあるQ&A

NFTは保有している値上がりする?
結論、わかりません。
物の価格は、実物でもNFTでも需要と供給のバランスで成り立っているため、欲しい人が増えれば価格時は上昇しますが、いなければ無価値です。

NFTが売れない!どうしたらいい?
見直すポイントはいくつかあります。
販売価格
販売チェーン
販売プラットフォーム
マーケティング
作品クオリティ
最も重要なのはマーケティング。
作品が知られていないことが原因として大きなウェイトを占めている場合が多いので、SNSを活用するなどしっかりと告知していきましょう。

NFTって詐欺じゃないの?
技術であり、詐欺ではありません。
ルイヴィトンやマクドナルド・スターバックスにナイキなど大手企業がNFTを発行している「技術」です。

NFTを購入したら自由に使っていい?
購入したNFTの運営によって、使える範囲が異なります。
改変はもちろんファンアートすら不許可なプロジェクトから、商業利用可能で改変・ファンアート自由なプロジェクトまで様々。
利用したい場合はそれぞれの運営まで問い合わせてください。
NFT販売に関するまとめ
NFT販売に関する本記事の要点をまとめます。
本記事の要点
- NFTはデジタルトレーサビリティという技術
- メリット・デメリット両方ある
- コピーや改ざんできない技術のため、将来多方面で活用される可能性が高い
- 国内外のNFT作品事例-小学生から著名人まで誰でも出品できる
- おすすめの仮想通貨取引所はCoincheck・ビットバンク・GMOコイン
- 4ステップではじめるNFT
- どこで売買できる?国内外NFTマーケットプレイス
NFTはいつでも誰でも使える技術ですが、まだまだ知られていません。
無料で誰でもNFTを作成して世界中のユーザーに販売できるのではじめて見ましょう。