仮想通貨の代表的な銘柄である、ビットコインですがそもそもビットコインって何?という疑問はありませんか?
使えるの?どうやって買えるの?日本円やドルと何が違うの?といった疑問が沢山湧いてきます。

なんで価格が変動するの?今買う必要ある?
はい、ごもっとも!わたしもそんな懐疑的な疑問を持っていたひとりです。投資は国内外の株式投資や国債など今まで投資されてきた方法がたくさんありますよね。
そもそもビットコインってなに?という今更聞けないよ!という仮想通貨超初心者の方にできるだけかみ砕いて解説していきます。
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そもそも仮想通貨って何ですか?
仮想通貨は読んで字のごとく、仮想の通貨です。インターネット上取引に特化した実物を持たない通貨の総称です。
そのため、「ビットコイン」という名前のコインや紙幣という実体は存在しません。↓こんなコインはありません↓


実態がないものをどうして買うの?
ビットコインの価格が変動する要因は2点
- 発行枚数が限定されている
- 需要と供給のバランス
日本円も含め、世の中のお金は中央銀行が紙幣を発行しています。その上限となる発行枚数は決まっておらず今この瞬間も生まれています。
ビットコインは、発行枚数が全世界で2,100万枚と上限が決まっているため、流通量が限られ希少性が高まってみえます。
全世界で2,100万枚しか発行されない=今のうちに保有しておこうという心理から、ビットコインが買われ価格が上昇している要因の一つになっています。
ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれる所以ですね。
世の中のたいていのものは需要と供給のバランスによって価値が決まってきます。
ビットコインの流通量は限られていますが需要は高まる一方です。
理由はひとつではなく複数ありますが、簡単に言えば非常に便利だからに尽きると思います。
コロナ禍に入った第一波の際、マスクや消毒液が一気に無くなり市場では価格が高騰したのは記憶に新しいところです。
そして新たに入手するにもマスク1箱3,000円とかで購入してましたよね。供給が整い需要が落ち込んだ今では誰もその値段では購入しませんが、需要が高いコロナ禍第一波の時には売れていました。
これと同じようにビットコインでの需要が一気に増えてきています。
国内ではまだ少数でビックカメラ・コジマ・DMM .COMにHIS・CAMPFIREにメガネスーパーくらいですが今後も使える場所は拡大していくでしょう。
海外では国内以上に使える場所が増えてきています。飲食店の決済に使われるくらい浸透している地域もあります。
スマホ1つでお会計がビットコインで完了できれば、現地通貨がそもそも不要ですから両替も銀行も盗難の心配も要りません。
ビットコインが普及してどこでも使えれば、海外旅行がめちゃくちゃ便利になりませんか?
ビットコインが誕生したきっかけ・目的
2008年10月にサトシ・ナカモトという人物がインターネット上にある論文を公開したことが全てのきっかけと言われています。
論文では、「ブロックチェーン技術を用いた中央集権のいない決済システム」がうたわれており、それに賛同した複数の研究者が開発したのがビットコインと言われています。

サトシ・ナカモトはいまだに誰か判明していません
本名なのか、実在人物なのか?日本人なのか?も正体不明人物の論文から、このような仮想通貨が誕生するってそれまた凄い世の中です。
中央集権とブロックチェーンとは
ビットコインの誕生からわかる通り、ビットコインの目的は中央集権のいない決済システムを作ることです。
中央集権ってなに?ブロックチェーンってなに?ですよね。
中央集権は、「国家」や「銀行」を指し示していると言われています。
通常、振込先の銀行名・口座種類・口座番号に名前を銀行に照会してもらった上で送金となりますよね。
それがビットコインの送金だと、口座番号が分かれば銀行を介さずに直接送金ができるんです。
ブロックチェーン技術はその名の通り、取引履歴を一つのブロックとして記録をし、取引履歴を最初から現在に至るまでをチェーンのように
ひとつなぎにして複数のコンピューターに記録する技術のことを言います。
なんだか文字で示すと難しく聞こえそうですね。下記の図で分かりやすくなると思います。
中央集権型とビットコインの違い

ビットコインのメリットデメリット
中央集権=国家や銀行を介さずに取引ができる・・・なんとなく理解できたけど、実際ビットコインのメリットは?デメリットもあるんでしょ?という疑問をここではまとめています。
実際メリットもデメリットもあるのでまとめてみました。
メリット | デメリット |
個人に対して直接送金ができる | 価値が担保されていない |
24時間365日いつでもどこでも送金と受取ができる | 値動きがある |
手数料が安い | 不正取引の損失補償がない |
制限がなく、早い | セキュリティー面でのリスクがある |
最大のメリットは送金に関してですね。アドレスさえ分かれば、24時間365日いつでもどこからでも世界中で送金と受取がダイレクトに可能です。しかも送金の制限が一切ありません。
そして着金までの時間が10分〜1時間程度。(ネットワークの混雑状況により前後します)。送金手数料はわずか100円前後(相場により変動します)
銀行送金で海外に送るのが2,500円〜手数料かかり、日数も1日〜5日かかります。名前もアルファベット1文字間違っていたら送金できません。
例えばですが、日産の前社長のカル◯ス・ゴーンにお金を送る場合、銀行経由ではもちろん送金できませんがビットコインであれば送金が可能というよくないこともできてしまうのは防ぎようがない観点です。
不正取引の損失補償は、中央集権がないので守ってくれる国家や銀行が存在しないためです。セキュリティー面と合わせて解説します。
仮想通貨はデジタル通貨で実態がないのでインターネット上に保管場所を用意しなくてはなりません。
国内の仮想通貨取引所Aで口座を開設し、そこで仮想通貨を所有していたとしましょう。
仮想通貨取引所Aが、ハッカー集団により荒らされてしまい、口座から仮想通貨が盗まれてしまいました。
国内の仮想通貨取引所では、万一そのような事態になっても補償してくれます。
国内の仮想通貨取引所は、金融商品取引業によって取引所の業者を最終的には国が補償しているから。
しかし、これが海内仮想通貨取引所の場合や、仮想通貨を取引などで使うために持ち歩く専用のウォレットに入れていた通貨が盗まれた場合は補償の対象外ということになります。
仮想通貨を持ち歩く専用のウォレットに関してはここでは触れませんが、いずれにせよ会社や国ではなく個人で管理してねという時代になっていくのは間違いなさそうです。
電子マネーとどう違うの?
ここまで読んでいただければ分かるかと思いますが、SuicaやPASMO、PayPayとどう違うの?ということにも触れておきます。
各種電子マネーは、中央集権、日本円に紐づいています。日本円を各種媒体にチャージすることでその額面分使用することができます。
10,000円チャージしたら、ポイント付与はさておき10,000円分使用することができますよね。
一方でビットコインは分散型ネットワークで管理しています。中央集権・ネットワーク管理者がいないため、取引をネットワーク上で相互で管理チェックし合って整合性を保っていきます。
そして額面は24時間365日変動し、決済時のレートが適用されます。
極端な話ですが、10,000円分のビットコインを買った次の瞬間に10,500円分のビットコインになる場合も、9,500円分のビットコインになることもザラにあります。

貯金ではなく、投資なので値動きは常識です
電子マネーと似てはいますが背景となる部分が中央集権型化か分散型かといった大きな違いがあります。
ビットコインの将来性について
今後ビットコインはどうなっていくのか?1番関心があるところですよね。わたしもそうです。
結論を先に言いますが、誰にも分かりません!
ブロックチェーン技術が、今後誕生するであろう量子コンピューターによって破られ仮想通貨は解読されて無価値になるという話もありますがこれはまずないと思います。理由は3点。
- ブロックチェーン技術自体もまだ誕生したばかりでこれから成長していくこと
- 量子コンピューターが誕生したところですぐに実用化ができるかどうかわからないといった点
- ブロックチェーン技術に量子コンピューターを掛けわせた「量子ブロックチェーン」なるものの開発が開発が勧められている点
確実に言えることは、国内でも海外でも広く使われはじめた仮想通貨の本格的な普及はこれからです。
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