ブロックチェーンってなに?ビットコインってなに?イーサリアムって最近聞くけどなに?というお困りのあなた。
イーサリアムはいま世界中で流行になっている最先端技術のひとつです。ここから誕生したものでは、NFTが耳にしたことあると思います。
ここでは超初心者のあなたに向けてイーサリアムってなに?を解説していきます。
イーサリアム(ETH)ってなんですか?
ビットコインとイーサリアム、なにが違うの?というのが大きなポイントかと思います。
ビットコインは、その名のとおり現在の「通貨」に代わる手段として誕生したので、決済手段に特化しています。
イーサリアムは、スマートコントラクト機能を備えた分散型アプリケーションのプラットフォームとしてうまれた背景があります。
簡単にいうと、イーサリアムは「駅」を作った形です。
駅の中には電車が停まりますしコンビニや自販機があったりしますよね。イーサリアムの中には様々なアイテムや機能を組み込むことができます。
イーサリアムの通貨がイーサ(ETH)と呼ばれ、利用料としてガス代と言われる費用が発生します。
スマートコントラクトってなんですか?
スマートコントラクトとは、あらかじめ決められた設定によって自動的に実行されるシステムのことをいいます。
自動販売機が最もわかりやすい例です。イーサリアムでも同じことをしています。
このスマートコントラクトを、ブロックチェーン上で分散型(複数名で)管理をしているので、1人での改ざんは不可能といわれています。
ビットコインがうまれた背景は別の記事に掲載していますのでそちらを確認してください。
ビットコインとイーサリアムどっちがいいの?
それぞれ誕生した背景・目的が異なるため、どちらがいいのかとは白黒つけられません。
それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
ビットコイン | イーサリアム | |
決済速度 | 10分程度 | 15秒程度 |
決済情報 | ビットコインの価格決済情報 | イーサ以外にもNFTなどのデータ類も送信可能 |
決済手数料 | ごくわずか | ガス代と言われる手数料が高い |
良い点が多いと思われるイーサリアムですが、最も問題なのがガス代と呼ばれる手数料が高額であることです。
1万円のNFTを購入するのに、3万円のガス代がかかるということも!
本体価格よりもガス代が高い!
このガス代はネットワークの混雑具合によって大きく変動しますが、それでも高い手数料がかかるのが痛いところです。
イーサリアムの将来見通し
そんなイーサリアムですが、決済システムだけでなく、情報類も送受信が可能で改ざんが不可能なため魅力ありますよね。
今世界が注目しており、実際にイーサリアム連合というのが立ち上がっています。
イーサリアム連合とは、協力・サポートすることでシステムの開発促進をしていく連合のことでマイクロソフトやKDDI・インテル・JPモルガンといった名だたる企業連合が参加しています。
イーサリアムは分散型ネットワークシステム上、誰でも全ての取引を見れるようなオープン型にしてしまうのはよくないので、活用する際の問題点を解決して企業向けのイーサリアムを開発するのが目的の連合です。
また、高額なガス代が問題ですが、今後の大型アップデートによって改善されていくと考えられています。
今はまだ一部の人しか使わない技術のひとつかもしれませんが、今後の開発によって既に使われているだけに一気に広まってもおかしくないですね。