本記事は700件以上のNFT取引を通じて、NFTの危険性やリスク回避方法がどこに潜んでいるのか?学んだ内容をまとめたものです。
先に結論を言うとNFTは道具であり、使う人によって危険性が高まったり安全に便利にも使える技術です。
例えば包丁や自動車などの道具は、正しい使い方やどこに危険性が潜んでいるか?正しく理解することで事故にあう確率をグッと下げられますよね。
NFT取引も同様に、どこに危険性があるのか事前に理解しておくことで安全に取引できるようになります。
その上で本記事を読んで正しく理解してからNFT取引を始めてみましょう。
NFTとは何かを簡単に解説
はじめにNFTとはどんな仕組みなのかを確認しておきましょう。
NFTの特徴は一言で言うとデジタルアイテムに『ホンモノ・一点もの』という偽造できない履歴証明書を紐付けた技術です。
履歴証明書は『ブロックチェーン』のことを指し、公開されている同じデータをみんなで分散保有している特徴があります。
この特徴を踏まえた上でNFTのリスクや危険性について解説していきます。
NFTの危険性は?リスクはある?
NFTの危険性・リスク要因は大きく4つあります。
それぞれNFTの危険性について深掘りしていきましょう。
セキュリティに関わる危険性
NFT取引では操作する側のセキュリティの甘さから危険性が常にあります。
それぞれ解説します
ウイルス感染の危険性
NFT取引ではウイルス感染の危険性について常に気をつける必要があります。
ウォレットアドレスさえわかればNFTを一方的に送付できるため、操作するとウイルス感染するNFTが送られていることも。
さらに過去にはNFTに関する仕事依頼メールにウイルスを仕込まれていて感染してしまい、NFTや仮想通貨を失うケースも発生しています。
NFT取引にはいつどこから送られてウイルス感染するかもしれないリスクがあります。
機密情報漏えいの危険性
NFT取引ではウォレット復元に必要な『秘密鍵』漏洩による資産喪失の危険性があります。
秘密鍵さえあればどこでも誰でもウォレットが復元できてしまうため、悪意あるユーザーの手に渡るとウォレットの中身を全て抜き取られてしまいます。
スマホのスクショに保存しておき、フリーWi-fiに接続した際にハッキングにあい全てが盗まれる被害も。
パソコンもスマホも操作する・使う側のセキュリティレベルを上げないと一瞬にして全てを失ってしまう危険性があります。
詐欺に遭遇する危険性
NFT取引を進めていくと詐欺に遭遇する危険性も増えていきます。
それぞれ解説していきます。
DMのやりとりによる危険性
NFT取引に絡めたDMのやり取りから詐欺などに巻き込まれる危険性があります。
様々な口実からNFTを抜き取ろうとしたり送ってもらおうと仕向けてきます。
DMはX(旧Twitter)だけでなくdiscordやInstagramから多く接触してくるので、常に注意が必要です。
NFTプロジェクトが夜逃げする危険性
NFTプロジェクトでは途中でプロジェクト開発を放棄するリスクがあります。
先にNFTを売って事業を進めていく手法が取られているため、素性を晒すことなく資金を集めることが簡単だからです。
NFTプロジェクトの夜逃げは『ラグプル』と呼ばれ、NFT取引が盛んな海外だけでなく日本でも実際に発生。
匿名性の高いネット社会かつNFTを使った特殊な事業形成から、ラグプルの危険性は頭に入れておく必要があります。
フィッシング詐欺により資産を失う危険性
従来のネット取引でもある手口ですが、NFT取引の場合は従来のフィッシング詐欺より危険性が高まります。
なぜならウォレットをサイトに接続して取引するため、接続したウォレットからNFTや仮想通貨が盗まれてしまうから。
さらにサイトから離れていても、一旦接続したウォレットは偽サイトのアクセスを許可したままのため接続解除しなければ詐欺師からいつでも盗まれてしまう危険性があります。
NFT取引では本物そっくりの偽サイトにアクセスしてウォレット接続から資産を盗まれてしまうリスクが常にあります。
金銭的に損失が出る危険性
NFT取引には以下のようなリスクがあります。
それぞれ見ていきましょう。
NFT価格変動リスクがある
NFT取引にはNFT価格自体の変動リスクが常にあります。
なぜならNFTの数は限られており、価格は欲しい人たちによって決まるから。
リアルのお金と違い需要と供給バランスによってNFT価格は決まります。
NFTは市況によって変動幅が大きくなりやすく、価格変動リスクを抱えています。
手数料(ガス代)の負担
NFT取引には手数料となるガス代が必ず発生します。
ガス代はいわば『高速道路の利用手数料』同様、ブロックチェーンを使うために必須な手数料です。
ブロックチェーンが混雑するとガス代も高騰し、時には数千円単位で請求されることもある上にいくらかかるか決済してみないと分かりません。
NFT取引にはガス代の高騰問題に加え、実際に決済してみないといくらかかるか分からないリスクを抱えています。
コピーされた偽物NFTがある
NFTの危険性として正規のアイテムをコピーした偽物NFTが販売されている場合があります。
ブロックチェーンの「履歴」はできませんが、画像や文章はコピーされてしまいます。
コピーされた画像や文章を元にホンモノそっくりの偽物コレクションを発売することで、新規購入者が間違って購入することを狙っています。
偽物NFTを購入してしまい、金銭的に損するリスクがあります。
著作権に問題ありな作品がある
著作権に問題がある作品を購入してしまい、金銭的に損する危険性が挙げられます。
NFTとして世に出てからは『履歴』が分かりますが、NFTとなる前は分かりません。
そのためネット上の拾い画像や盗作、著作権侵害しているデジタルデータを元にNFT化されて発売されている場合もあります。
著作権に問題あるNFT作品は販売差し止めだけでなく、所持していることも違法なため金銭的なリスクを超えた危険性をはらんでいます。
仮想通貨の扱いに関する危険性
NFT取引に必須となる仮想通貨を扱う上での危険性については以下の2点があります。
それぞれチェックしておきましょう。
仮想通貨の価格変動リスク
仮想通貨は24時間365日取引できることから、常に価格変動リスクと隣り合わせ。
ちょっとしたインパクトもすぐに反応するため、大きなうねりとなり様々な仮想通貨価格に響いてくることもしばしば。
常に価格変動リスクがあることを意識しておかなくてはいけません。
操作ミスにより失うリスク
仮想通貨(暗号資産)取引では、操作ミスによる資産を失ってしまう危険性があります。
仮想通貨取引では中央管理者となる『銀行』や『国』などのチェック期間がありません。
そのため送金先を間違って入力して送金すると、中央管理者によるチェックがないためそのまま送金されてしまい行方不明に。
タイムリーな送金ができるメリットがありますが、送金ミスなどで資産を失ってしまうリスクと背中合わせでもあります。
NFT取引リスクへの対策5選
上記で述べてきたNFTの危険性に対する対策は以下のものがあります。
事前対策を見ていきましょう。
仮想通貨への理解を深くする
NFT取引で必要となる仮想通貨への理解・学習を進めるのも有効です。
なぜならNFT取引に使える仮想通貨は限られているから。
仮想通貨=どの銘柄でもNFT取引ができるわけではありません。
NFT取引に使われる仕組みを学ぶことで、操作ミスによる紛失などの予防にもつながります。
セキュリティ意識を上げる
もっとも重要な対策はウォレットの秘密鍵管理を中心にセキュリティ意識を上げることです。
大前提としてウォレットの秘密鍵は自分自身のみが使うマスターキーのため、誰にも公開してはいけません。
アナログですが、紙にメモして厳重に保管しておくのがもっとも有効。
スマホのフリーWi-Fiに接続しないなど、普段からセキュリティ意識を高く保っておきましょう。
最新情報をキャッチする
NFT取引では1ヶ月前の出来事が大きく変化していることがあります。
特にNFT発売(ローンチ)計画は大きく変化することがあり、情報をキャッチしていないと偽物情報や偽サイトに引っ掛かるリスクも高まります。
正しい最新情報を得ていることで、偽サイトや偽情報に引っ掛かるリスクを軽減できます。
日本NFT状況局であれば国内のNFT情報を広くキャッチできるのでおすすめですよ。
新興マーケットプレイスに触れない
NFT取引する場合は、既存のマーケットプレイスを利用するのもリスク軽減策のひとつとなります。
NFT取引は様々な取引所で売買が可能ですが、新興マーケットプレイスはリスクが高いためお勧めできません。
新興マーケットプレイスが実は詐欺サイトだったら目も当てられません。
たくさんの人がすでに利用していて信頼できるNFTマーケットプレイスを利用することでNFT取引の危険性を下げられます。
詐欺被害の実例を学ぶ
NFT取引では詐欺被害の実例を学ぶことがもっとも重要です。
詐欺の手口を学ぶことで、同様の詐欺に引っかかりにくくなります。
詐欺も巧妙になっていきますが、詐欺の兆候やきっかけを学べば被害を未然に防げます。
実例から学ぶNFT詐欺手口9選と対策でまとめていますのでぜひ一読ください。
安心してNFT取引できるマーケットプレイス
ここでは安心してNFT売買が可能なプラットフォームについて見ていきましょう。
国内外様々なNFTマーケットプレイスがあるのでごく一部を紹介いたします。
それぞれ解説していきます
Adam by GMO
GMOグループが運営するNFTプラットフォームです。
GMOグループの会員登録があれば使える
EXILEや井上尚弥といった有名人のNFT販売もある
クレジットカードや銀行振込による日本円決済が可能
販売サイト名 | Adam by GMO |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート |
オリジナルNFT発行・出品 | 承認クリエイターか提携事業者のみ可 |
手数料 | 二次流通販売手数料:5% 二次流通販売時のクレジットカード決済手数料:3% 振込手数料:300円(日本円取引) ロイヤリティ:運営者設定分 |
決済手段 | クレジットカード(日本円)・銀行振込・イーサ |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
GMOグループの会員登録ですぐ使える利便性がウリです。
HEXA
HEXAは、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイス。
ウォレットや仮想通貨やガス代不要
クレジットカード(日本円)決済可能
HEXAメタバースという仮想空間とも連携
オリジナルNFTが作成・出品販売できる
販売サイト名 | HEXA |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・イラスト・ツイートなど |
オリジナルNFT発行・出品 | SNSアカウント認証必須で出品可能 |
手数料 | 販売手数料:20% |
決済手段 | クレジットカード(日本円) |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imToken |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン |
HEXAメタバースで購入したNFTを飾ったり、NFT保有者限定で入れるコミュニティ機能もついています。
LINE NFT
メッセージアプリLINEが手掛けるプライベートチェーンのNFTマーケットプレイス。
LINE Payでの日本円支払いでNFTが購入可能
ガス代不要
二次流通時に日本円かLINK(仮想通貨)が選択できる
販売サイト名 | LINE NFT |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート アニメ ゲーム スポーツ エンターテイメント |
オリジナルNFT発行・出品 | 承認クリエイターか提携事業者のみ可 |
手数料 | 二次流通時、LINE Payなら10%、仮想通貨LINKなら5% |
決済手段 | LINE Pay・LINK |
対応ウォレット | LINE BITMAX Wallet(DOSI Wallet) |
対応ネットワーク | LINE Blockchain(プライベートチェーン) |
現在はプライベートチェーン展開ですが、Finschiaというパブリックチェーン展開を開始しています。
楽天NFT
2022年2月25日、楽天は「楽天NFT」をリリースしています。
販売サイト名 | 楽天NFT |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート 漫画 アニメ アイドル スポーツ |
オリジナルNFT発行・出品 | 提携事業者のみ可 |
手数料 | 出品手数料:14% |
決済手段 | クレジットカード(日本円)ETH(パック購入時のみ) |
対応ウォレット | 楽天Wallet |
対応ネットワーク | 楽天 Blockchain(プライベートチェーン) |
楽天経済圏だけあって、各サービスで貯まったポイントを活用できるのが特徴です。
OpenSea
世界で最初に誕生したNFTマーケットプレイスがOpenSeaです。
世界最大規模のNFT取扱量
様々なジャンルのNFT取り扱い
日本語対応
日本人クリエイターや日本のNFTプロジェクトも多く利用しているNFTマーケットプレイスです。
販売サイト名 | OpenSea |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料(要ガス代) |
手数料 | 販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%) |
決済手段 | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imTokenなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
日本語対応 | あり |
NFTトレーダー向けのOpenSea Proもリリースしており、こちらは販売手数料が0.5%となっています。
Blur(ブラー)
BlurはOpenSeaに遅れて設立されたNFT販売サイトながら、急速にシェア拡大させた海外NFTマーケットプレイスです。
アグリゲーター機能は、複数のプラットフォーム情報を集約して掲載する機能。
価格コムみたいなサイトですね
販売サイト名 | Blur |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・ドメインアドレス・ゲーム・ドメインアドレスなど |
オリジナルNFT発行・出品 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:0.5% |
決済手段 | イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | なし |
NFTプラットフォームによって出品価格が異なっていても、最安値を自ら探すことなく同サイトで購入できます。
Rarible
Raribleは、OpenSeaに比較して安価な手数料を提供しているNFTマーケットプレイスです。
OpenSeaやBlurといった大きなシェアは獲得できていませんが、デジタルアートの売買を中心に一定の人気がある販売サイトです。
販売サイト名 | Rarible |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料 |
手数料 | 販売/購入手数料:1% ロイヤリティ:10%(初期設定)クレカ決済:3% |
決済手段 | イーサリアム・クレジットカード(日本不可) |
対応ウォレット | メタマスク・Formatic、WalletConnect、CoinbaseWallet、MyEtherWallet、Torusなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・テゾス・IMX(イミュータブル X) |
日本語対応 | 一部対応 |
Rarible7つの特徴|NFTの購入・転売・作成や出品方法解説にてRaribleの使い方を詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
Foundation
Foundationは、「招待制」による出品と、「オークション形式販売」の2つの特徴がありました。
招待制廃止により誰でもオリジナルNFTが出品できる
洗練されたサイト設計
現在では両方とも廃止となったため誰でもオリジナルNFTが出品でき、固定価格での販売も可能になっています。
販売サイト名 | Foundation |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート |
オリジナルNFT発行・出品 | 無料 |
手数料 | 販売手数料:一次15% 二次流通:5% |
決済手段 | イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | 非対応 |
Foundationの2つの特徴とメリット・デメリットを紹介にてFoundationについて詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
Magic Eden
Magic EdenはSolana(ソラナ)というブロックチェーンNFTを中心に扱っていたマーケットプレイスです。
ビットコイン(Ordinals)・イーサリアム・Solanaチェーンに対応
Magic Edenは2023年にビットコインNFT(Ordinals)の取り扱いを開始し、一気に市場規模を拡大。
現在ではOrdinalsの売買取り扱いで世界最大級のプラットフォームに成長しています。
販売サイト名 | Magic Eden |
取り扱いコンテンツ | デジタルアート・ゲーム |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査制 |
手数料 | 販売手数料:2% ロイヤリティ:運営者設定 |
決済手段 | ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・SOL |
対応ウォレット | メタマスク・Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledgerなど |
対応ネットワーク | ビットコイン・イーサリアム・ソラーナ |
日本語対応 | 非対応 |
国内海外NFTマーケットプレイスの選び方でより多くのプラットフォームについてまとめていますので参考にしてみてください。
NFT取引はどこがおすすめ?
結論を先に言うと、OpenSeaが最も使いやすくおすすめです。
国内のプラットフォームはほとんどが企業サービスに基づくプライベートチェーン。
互換性がなく国内向けサービスのため世界中にリーチできません。
誰でも無料でオリジナルNFTが作成・出品・販売でき、世界中のユーザーに届けられるのはOpenSeaが優れていますよ。
NFT購入前に決めておくべきこと
深追いしすぎて失敗しないためにNFT購入前には以下の項目を考えておきましょう。
それぞれ解説します。
購入金額上限を決める
価格リスクを抑えるため、NFT購入にかける上限金額を決めておきましょう。
上限金額を設定しておかないと、ズルズル購入してしまい必要以上のリスクを背負う危険性も。
NFT購入にかける上限金額を設定しておき、それ以上の費用を使わないなどリスクコントロールしましょう。
NFT購入目的を決める
NFT購入の目的を決めてからNFT購入しましょう。
NFTを買う目的?
今主流のNFTアートでは以下の4項目に該当するNFTの使い方があります。
仮に転売目的で購入してもNFTアートが使う形の機能型だった場合、転売で稼ぐのは難しいでしょう。
NFT購入目的を決めてから目的達成にあうNFT購入を検討するとミスマッチから起こるリスクを防げます。
NFTアート買ってどうする?4分類の使い方を決めないと失敗しますにて詳細にまとめていますので参考にしてみてください。
NFT取引の始め方【準備〜買い方】
NFT取引を始めるには何を準備するの?
ここではNFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。
NFT取引を始めるには下記の手順で必要アイテムを準備していきましょう。
順番に解説していきます。
NFT取引のはじめかた
NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
ポリゴンチェーンのMATICを使えばイーサリアムにてかかる費用の1/100以下でNFT作成ができるため試しに作ってみるにはとても重宝します。
国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がおすすめです。
\無料開設まで簡単3Step/
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでNFTを買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
【Step1】OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFTのリスク問題に関するよくある質問
NFTの危険性についてよくあるQ&Aをまとめました。
- NFTがダメな理由は何ですか?
- NFTの欠点は何ですか?
- NFTは危ないですか?
- NFTはなぜ儲かるのでしょうか?
- NFTはなぜ改ざんできないのでしょうか?
- NFTは1枚いくらですか?
- ブロックチェーンが安全なのはなぜですか?
ここで疑問点を解決しておきましょう。
NFTがダメな理由は何ですか?
先に誤解を解いておくとNFTがダメなのではなく、使う側のモラルが原因です。
NFTに使われている画像の著作権を無視した作品
正規NFTプロジェクトのコピー作品・コレクション
NFTに悪意あるプログラムを仕込む
NFTはあくまで道具であり技術。
自動車などと一緒で使う側のモラルによって便利にも人を壊す道具にもなります。
NFTがダメなのではなく問題点は使う側の人間によるモラルであり、NFTの危険性はありません。
NFTの欠点は何ですか?
現段階でNFTの欠点は5つ挙げられます。
NFTの活用例やメリットが増えていき、NFTに対して注目がいまよりもっと集まれば取引人口も増え、法整備も一気に進んでいくでしょう。
日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめで活用事例をまとめています。
まだ使われ始めたばかりの技術のため、活用事例を待つ間に触れておくことで乗り遅れずにすみますよ。
NFTは危ないですか?
結論を先に言うと、NFTそのものに危険性はまったくありません。
先述の通りNFTは単なる便利な道具・技術であり、使う側の技術の使い方によっていかようにも変化します。
そして残念なことに匿名性をついた詐欺師がはびこっているのも事実。
事例と対策を学んでおけばNFTは危ないと思うことはありません。
NFTはなぜ儲かるのでしょうか?
先述した通り、NFTの価値は欲しい人たちによって決められています。
そのため欲しい人がたくさんいる状況や市況がいいなど需要がある一方で,供給量が満たないと価値はぐんぐん上がっていきます。
特に日本のNFTアート発売時は0.001ETH(250円前後)で発売されることが多く、購入者によって価値が押し上げられていきます。
CNPというNFTコレクションでは発売時0.001ETH(250円前後)からフロア(最安)価格が3ETH(75万円前後)に達したことも。
短期利益を求める投機勢が抜けてきた今はかなり落ち着いた相場となっていますが、1.7万人しかいないとみられている取引人口が増えていくと・・・?
NFTはなぜ改ざんできないのでしょうか?
NFTが改ざんできない理由はブロックチェーンの性質によるものが大きく関わっています。
先述したとおりブロックチェーンはみんなで同じデータ(台帳)を持ち合う性質があります。
改ざんするにはみんなが所有している台帳をいっぺんに書き換える必要があり、物理的に困難だから。
NFTはブロックチェーン上で動いている技術のため、結果としてNFTは改ざんされる可能性はほぼありません。
NFTは1枚いくらですか?
NFTアートで言えば、NFTコレクション・それぞれのアートによって価格が異なります。
一般的に分かりやすいフロア(最安)価格で見てみましょう。
CNPは1体0.44ETH、LLACは0.3ETHとなっています。
(※2023年9月7日時点の価格です)
ブロックチェーンが安全なのはなぜですか?
上記で解説したとおり、ブロックチェーンは公開された同じデータをみんなで分散所有しています。
従来の中央集権と呼ばれる『銀行』や『国』は裏側で何をしているかまったくもって不明。
さらに改ざんされてしまってもデータは『銀行』や『国』が保有しており開示することはありません。
ブロックチェーンは公開された同じデータをみんなで分散保有している特徴から、裏でコソコソやって・・・というごまかしや改ざんができないため安心安全が担保されています。
NFTはあくまで便利な道具・技術
本記事の要点をまとめましょう。
NFTに限らず人間は生活を豊かにする便利な道具や技術を開発して導入してきました。
10数年前のガラケー最盛期には、日本人の大多数がスマホという便利な最新道具をバカにしていました。
時代は変わり、海外で大きく流行り日本でも一部使われているNFT技術は今後どうなるのでしょう?
NFTは危ない・リスクがあると距離を置きますか?
正しくNFTの危険性を理解した上で先乗りしてみませんか?