概念・仕組み・ノウハウ

NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介

※アフィリエイト広告を利用しています

本記事はまったくの未経験・ゼロスキルからNFT取引を700件以上してきた経験を活かし、これからNFTを始めてみたい方にもわかりやすく丁寧に解説しています。

自己紹介

NFTはオワコンだ!NFTの将来性ないからやめとけ!という批判的な意見があります。

結論を先に言うと、このタイミングで知り得たのならNFT取引を今すぐにでも触っておくべき!

なぜなら世界的イベントでNFTが使われるからです。

NFTが今後導入される事案をまとめていますので、是非最後まで読んでいただいてからNFTの将来性について考えてみてください。

NFT取引を始めてみたい方はNFT取引の始め方入門に必要なもの・準備・注意点をまとめています。

知識や経験ゼロから始められるように丁寧に解説していますので参考にしてみてください。

合わせて読む

NFTとは?簡単に解説

NFTの将来性を知る前にNFTとは何なのか?を解説しておきましょう。

ひとつずつ解消していきましょう。

NFTの仕組みを簡単に解説

NFTを一言で説明すると、デジタルデータに『本物・オリジナル』と偽造できない履歴証明書がついたもの

NFTアートは『デジタルアート』にNFTの技術が紐づいたものを指し、いつでも誰でも国境も関係なく24時間365日売買できます。

NFTアートは発行数が限られていることから、欲しい人たちによって価格が決まる特徴があります。

知識ゼロから学ぶ|NFTアートが生んだ4つの革命的な仕組みを解説にてより詳しく解説しています。

NFTと仮想通貨の違いはどこ?

仮想通貨とNFTの違いはどこにある?

仮想通貨(暗号資産)とはデジタル上の通貨として支払いに使えます。

仮想通貨発行枚数は上限があるものと無いものがありますが、各仮想通貨単位で区別されていません。

日本円で言えば私の持っている1万円とあなたが持っている1万円は区別されていませんよね。

一方NFTは発行上限が限られており、すべてのNFTは1点ものとして区別されている点で異なります。

NFTアートの価値とは

NFTを購入するには仮想通貨が必要ですが、NFTでNFTを買うことはできません。

NFTアートの価値は1点ずつ異なるため欲しい人たちによって価値が決まるからです。

NFTの価値となる判断材料はさまざま。

フロア(最安)価格
どんな人がホルダーなのか
コレクションの流動性
アートそのもの
コミュニティ

価値判断材料がバラバラな上、1点ずつ区別されていることからNFT同士は等価として購入できません。

NFTアートが流行したロイヤリティとは

NFTアートが流行したきっかけは『ロイヤリティ』にあります。

NFTには最初の販売となる一次販売だけでなく、転売(二次流通)発生時にも売上が得られるメリットがあります。

NFT作品には、転売発生時にクリエイターへのロイヤリティが組み込まれています。

ロイヤリティの仕組み

《わかりやすく日本円、ロイヤリティ10%設定で想定》
NFTアートが2,000円で転売が成立すると、200円がクリエイターの元に入ってきます。

このロイヤリティは、1回だけでなく二次販売(転売)時が発生するたびにクリエイターの元に入ってくる仕組み。

したがってイラストNFTが高額になったり多く転売されることでクリエイター収益も増大していきます。

NFT販売においては、作品が転売される度に売上増加につながるため、継続的な作品作りに取り組めるメリットがあります。

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンの特徴は大きく2点

偽造できないトレーサビリティ
分散保有

トレーサビリティとは、誕生から流通すべてが記録された台帳のこと。

分散保有とは、上記の記録台帳をみんなで保有し合うことです。

この2点により偽造できないデジタル上の記録台帳をみんなで保有し合っているのがブロックチェーンの特徴です。

ブロックチェーンは2種類ある

ブロックチェーンはパブリックチェーンプライベートチェーンの2種類に分類されます。

パブリックチェーンは主に海外のNFTマーケットプレイスを指します。

プライベートチェーンは主に国内のNFTマーケットプレイスを指します。

それぞれの特徴を以下で解説していきますね。

パブリックチェーンとは

パブリックチェーンの特徴

NFT取引に仮想通貨・ウォレットが必要
24時間365日取引可能
どのマーケットプレイスでも取引できる
独自NFTが発行できる機能も

デメリット

NFT取引に仮想通貨・ウォレットが必要
詐欺NFTやプロジェクトがある
ガス代がかかる

取引はウォレットと原則仮想通貨を利用し、基本的にどのNFTマーケットプレイスでも同じNFTが売買できます。

マーケットプレイスによっては独自のNFTも可能な上、世界共通の仮想通貨で24時間365日取引できるのが特徴です。

プライベートチェーンとは

プライベートチェーンの特徴

日本円で取引できる
ウォレット不要な取引所もある
ガス代が不要なところが多い

デメリット

あくまで企業サービスの延長線
手数料が高い
各マーケットプレイスは互換性ない

一見便利そうですが、日本円で購入できる=日本人向けとなるサービスでしかありません。

各マーケットプレイスの互換性がなく企業サービスのため運営会社が開発中止等したらデータそのものも無くなってしまいます。

NFTへのきっかけ作りとしては向いていますが、金銭的価値が付きづらいファングッズや記録用の位置付けとなっています。

NFTであることのメリット

NFTであることのメリットは以下の7項目が挙げられます。

ひとつずつ解説していきます。

付加価値を加えられる

NFTであれば従来のデジタルデータでは難しかった付加価値を追加できます。

偽造できない『今』の保有状況がNFTは確認できるため、以下のようなイベントができます。

保有者に対して追加でNFTを配る(エアドロップ)
画像の変更・差し替え
所有者限定コミュニティの設置
所有者限定のイベント開催

従来の商品では難しい付加価値をNFTであれば用意できるメリットがあります。

いつでも使える

NFTであればネットが使える環境であれば基本的にいつでもアクセスが可能です。

従来のデジタルデータの場合、保管場所がメンテナンス中はアクセスが不可。

しかしNFTであればサーバーなどの保管場所がないためメンテナンス中で使えなくなることはありません。

NFTであれば24時間365日NFTであればいつでも使えるメリットがあります。

誰でも使える『技術』

NFTは誰でも使えて作成が可能な技術です。

大きなブームとなったデジタルアートをはじめ、以下のアイテムも流通しています。

写真
音楽
3Dアバター
チケット
会員証
漫画

これらのデジタルアイテムを誰でもNFT化して出品・販売できるメリットがあります。

これから始めるNFT販売入門書にて無料でNFT化して販売する方法をまとめていますので参考にしてみてください。

紛失や破損の心配が不要

NFTであれば従来のデジタルアイテムでは心配事である紛失や破損の心配が不要です。

パソコンやサーバーに保管されている従来のデータは、何らかの原因で使えなくなった場合データも使用不可に。

しかしブロックチェーン技術を使ったNFTは、基本的にどこか固定された場所にデータはないため使用不可になるケースはほぼありません。

NFTであれば紛失や破損といったリスクが限りなく小さくなるメリットがあります。

マネタイズポイントが増える

マネタイズポイント

NFTアートが流行するきっかけのひとつとして『ロイヤリティ』があります。

先述した通りロイヤリティは従来のアイテムではできなかったクリエイターの大事な収入源となります。

従来アイテムは初期(一次)セールスのみしかありませんでしたが、NFTにすることで二次流通(転売)が発生するごとに収益が上がる仕組み。

NFTであればロイヤリティ収益によりマネタイズポイントが一気に増えるメリットがあります。

希少性がうまれる

NFTは個別のIDが割り当てられるため、他には存在しない希少性が担保されています。

NFTアートでいえば表面上の『画像』そのものはコピーされてしまいます。

しかし個別のIDや履歴はブロックチェーンに刻まれており理論上コピーは不可能。

NFTはデジタルデータに紐づくことで、希少性を担保する役割もあります。

様々な活用方法が期待できる

NFTは『技術』であり、従来のデジタルデータはほぼすべてがNFT化可能です。

先述したようにNFT化することで偽造できない本物履歴書が完成します。

この技術は免許証やパスポート・不動産台帳などコピーや改ざんされると危険なものに組み込まれることが期待されています。

NFTは先行して話題になった『デジタルアート』以外のジャンルへ幅広く活用できます。

NFTにすることのデメリット

NFTにすることで発生するデメリットは主に以下の6点が挙げられます。

ひとつずつ具体的に見ていきましょう。

細かな法整備がおいついていない

国内NFT取引は2021年ごろから急速に成長した分野であり、完全には法整備がおいついていません。

既存のNFT取引を始め税金関連など細かな部分で間に合っていません。

そのため類似ケースに当てはめて処理するなど手間ひまかかってしまう現状も。

NFTや仮想通貨取引に精通した税理士が少ないのもデメリットとなっています。

手数料(ガス代)がかかる

ガス代という手数料がかかる

NFT取引には手数料となるガス代が必ず発生します。

このガス代はいわば高速道路の利用料で利用するたびに必ず発生するコストになります。

さらにガス代はその都度料金が利用の混雑状況によって変動するため、高騰するタイミングでは数千円のガス代が発生することも。

利用者が増えるとガス代が高騰するため、今後の課題にもなっているデメリットのひとつです。

『所有』実感が得られにくい

NFTはデジタル上ですべてが完結するアイテムのため、購入しても実物が手に入ることはありません。

そのため、リアルアイテムでは得られた購入・所有実感が得られにくいというデメリットも。

欲が満たせないことで、過度に購入したり逆にまったく興味を持てない可能性もあります。

デジタルで完結するスマートさは時としてデメリットにもなってしまいます。

価格変動リスクが常にある

NFTや仮想通貨は投機アイテムとしての側面も持っているため、価格変動リスクが常にあります。

特にNFTは2種類の価格変動リスクがあります。

ベースとなる仮想通貨/日本円との価格変動
NFT自体の価格変動

購入時よりも値上がりしていればいいですが、必ずしも値上がりするものではありません。

NFTの種類にもよりますが、常に価格変動リスクは付きまとうため注意が必要です。

詐欺に頻繁に出会う

NFTは最新技術を用いていることから何かと知らないことばかり。

調べながら進む必要がありますが、中でも注意が必要なのが詐欺。

ウォレットが検索で偽物がヒットする
詐欺プロジェクトのポスト(ツィート)が流れてくる
サポートや親切心を装った詐欺
NFTの偽物が売られている

上記はほんの一部に過ぎません。

傾向と対策をしっかり学習するなどのリテラシーが必須です。

実例から学ぶNFT詐欺手口9選と対策を学習にお役立てください。

購入ハードルが高い

NFTを購入するためのハードルが高いのもデメリットのひとつとなっています。

NFT購入には以下の3点が必須。

仮想通貨取引所
仮想通貨(ほとんどがイーサリアム:ETH)
デジタルウォレット(メタマスク)

上記アイテムは日常生活において使ってこないもののため、導入・準備には労力を伴います。

もちろん扱うためには一定水準の理解も必要なため、誰でもすぐに購入まで辿り着けないというのがデメリットとなっています。

NFTを使った作品事例

ここでは数あるNFT作品の中から一部の作品を紹介します。

NFTの将来性を信じて購入している人はたくさんいますよ。

CNP/CryptoNinjaPartners

CNP/CryptoNinjaPartnersのヤーマというキャラクター
引用:OpenSea

CNP/CryptoNinja Partnersは日本NFTにおいて最も有名なNFTコレクションです。

取引売買回数
取引売買金額

ともに日本トップのNFT。

2022年5月15日にリリースされたNFTコレクションですが

LINE NFTに参入し、フリーミントをはじめとするNFTコレクションを完売
新たなLINEスタンプ「CNP トレジャースタンプ」を2度に渡り完売
ラフォーレ原宿で期間限定イベントショップを実施。
ソフトバンクやCCCと事業提携
CNPホルダー限定の歩数アプリ「CNP Friends」リリース
CNPキャラを無料で利用できる素材屋CNPをオープン
ふるさと納税でNFTを活用したふるさとCNPを発売
CNPのキャラクターを使ったスマホアプリゲーム「CNPバーニンウォーズ」をリリース
サンドボックス上にメタバース空間「CNP Land」公開

といった展開がゴリゴリ進んでいる日本トップのNFTプロジェクトです。

CNPはどうやって買うの?買い方〜5つの保有メリット解説しますにて詳しく解説していますので参考にしてみてください。

坂本龍一氏

坂本龍一の音楽NFT
引用:PRTIMES

故坂本龍一氏は生前に全595個からなる音のコレクタブルNFTを発売しています。

故坂本龍一氏を代表する作品の1つである「Merry Christmas Mr. Lawrence」の音源の右手のメロディー595音を1音ずつデジタル上分割し、NFT化。

それぞれの音が位置する小節の楽譜画像も紐づけられています。

このプロジェクトのために坂本龍一氏は「Merry Christmas Mr. Lawrence」26小節目までの直筆楽譜を作成したとのこと。

NFTの初回購入者限定の特典として以下の2点がありました。

「Merry Christmas Mr. Lawrence - 2021」フルバージョンのWAVファイルを期間限定でダウンロードできる
『坂本龍一「Merry Christmas Mr. Lawrence」直筆楽譜を入手できる権利NFT』のオークションに参加する権利

1音1万円で発売開始したところ特に海外からのアクセスが集中し、サーバーがダウンする熱狂ぶり

1曲で5000万の売り上げとなり業界に激震が走りました。

現在ではニ次流通でNFTのみが購入できます。

地域創生・デジタル住民権

旧山古志村の錦鯉NFTデジタル住民票
引用:nishikigoiNFT

新潟県長岡市にある山古志地域(旧山古志村)は、村発祥の「錦鯉」をシンボルにしたNFTアート「Colored Carp」の発行・発売しました。

NFTアート「Colored Carp」は、同地域の「電子住民票」としても成立し、世界各国から『デジタル村民』が移住(購入)しています。

NFTの販売益を元に独自財源とガバナンスを構築することを目標にしています。

Discordコミュニティでは、山古志地域を存続させるためのアイデアや事業プランについて議論が交わされています。

BiSH解散コンサート

BiSH×NFT解散コンサートチケット
引用:PRTIMES

BiSHの東京ドーム解散ライブにNFTチケットが活用され、オークションにて発売されました。

NFTチケットは最前列の座席/観覧できる権利だけでなく

チケット権利の販売権(二次販売)
NFT保有者限定のコミュニティへの参加権(マル秘情報の提供等)

もあり、NFTならではの付加価値を上手につけて発売。

限定数6点、0.6ETHからのオークション発売ながら合計60ETHの売り上げを記録しています。

また、解散後に閲覧可能となるNFTタイムカプセルも発売しています。

RIZIN

超RIZINイベントのVIP席にNFTチケット販売された事例
引用:RIZIN

格闘技イベント「超RIZIN / 湘南美容クリニック presents RIZIN.38」のVIP席が、NFTを使ったチケットとして販売されました。

限定数4ながら、全て200万を超える金額で落札され、400万を超えるチケットも。

NFTのチケット保有者はVIP席観覧だけでなく以下の特典も用意されていました。

選手への花束贈呈
試合後の選手秘蔵映像
本大会のデジタルフォトブック

高額ながら落札者のみしか体験できない貴重な体験が可能になったイベントです。

NFTの将来性は以下のものが出てくると大きく変化していくでしょう。

NFTの今後について展望をひとつずつ見ていきましょう。

NFTアート以外の活用実例

NFTアート=NFTという認識が広まっているため、その他のジャンルからNFTを使った活用事例が出てくることが期待されています。

NFTはあくまで技術であり、数あるジャンルの中から最初に広まったのがNFTアートでした。

数あるジャンルのうち、業界内外に大きなインパクトを与えるものはまだ出てきていません。

NFTアートジャンル以外の分野から、NFTの活用事例が出てくることが期待されています。

投機目的以外のNFT活用

投資

NFTの使い道・使い方として投機目的ではない活用事例が期待されています。

先述の通りNFTアートジャンルが市場に拡大したきっかけは投機目的。

2023年9月はこの投機層が大きく抜けている市場のため「冬相場」とも言われています。

この側面だけをみて「NFTはオワコン」とみられているため、投機目的ではないNFTの活用事例が早期に出てくることが期待されています。

取引ハードルが下がる

NFT取引は3つの道具を揃えてから取引できるため、参入ハードルが高いとお伝えしました。

この購入までのハードルが低くなることにより取引人口が増えるとみられています。

具体的には以下のことが考えられます。

日本円やクレジットカードで直接NFT購入できる
仮想通貨取引所でNFT取引が完結できる
NFT・仮想通貨取引における法整備が整う

取引ハードルが下がることで、気軽に取引できるようなることが期待されています。

NFTの今後導入される5大イベント

以下の5つを読めば間違いなくNFTに対しての悪い印象を払拭できます。

NFTの将来性に対して批判的な人であってもぐうの音も出なくなりますよ!

日本の国家戦略となっている

NFTや仮想通貨の領域を『Web3』と呼びますが、このWeb3領域は国家戦略となっています。

自民党議員によるWeb3プロジェクトチームが立ち上がっており、現在進行形で検討されています。

国が動いている領域ですが、本当に「NFTは無意味・オワコン」でしょうか?

あなたはイチ個人の意見と自民党議員/国の指針、どちらを信じますか

TOEICでもNFTが使われる

TOEICにNFTでデジタル認定証というテスト結果を配布
引用:IIBC

英語能力テストTOEICでは、公開テスト結果をデジタル公式認定証で配布していくと発表しました。

DX化の流れもあり従来の紙媒体となる公認認定証からデジタル化を模索していたとのこと。

そんな中ブロックチェーンの偽造防止技術を用いることでテスト結果を改ざんできない形でデジタル化が可能。

2023年11月開催の公開テストより紙媒体における公式認定証は廃止予定としており、公式認定証に必要な紙資源や、印刷・郵送に伴う排出ガスが削減できるとしています。

あの英検で有名なTOEICがコスト削減偽造防止の観点からNFT導入しても「NFTは無駄」ですか?

2024年世界的イベントに?

NFTの将来性ある事例として2024年パリオリンピックでNFTチケットが使われる
引用:NFT EVENING

2024年に開催されるパリ五輪では、NFTを使ったチケットが導入されます。

従来の発券システムは以下の面から大きな負荷がかかっています。

発送や受け取り
コストや管理・維持
偽造や紛失
保有確認・証明

NFT技術を使うことで、上記の問題が非常にスムーズに解決できると導入を進めています。

世界中が注目するオリンピックにNFTが使われても「NFTは意味ない」のでしょうか?

日本では2025年にブーム?

大阪・関西万博でNFTが活用される日本で起こるNFTの今後ある活用事例
引用:経済産業省

2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)にNFTが使われることが決定しています。

キャッシュレス決済と共に各種企業サービスやNFTを絡めて実装するとのこと。

ブロックチェーンであれば操作に必須となる「ガス代」と呼ばれる手数料も独自チェーンのため不要。

誰でも簡単に利用可能な上、日本のみならず世界中から注目されるイベントのため一気に認知や需要が拡大するでしょう。

世界的イベントが日本で実施され、NFTが活用されていてもなお「NFTはオワコン」ですか?

マイナカードがウォレット化

マイナカードをデジタルウォレット化する研究が進んでいます。

国民ひとりひとりに固有番号が割り当て割れているマイナカードにデジタルウォレットを作成する研究です。

年齢問わずすべてのひとが複雑な操作や技術を意識せずに、web3やブロックチェーン技術を活用したサービスを利用できることを目指すとしています。

NFT技術はこうした既存アイテムや技術の裏側に使われていきますが、NFTは意味ないものでしょうか?

NFT取引できるプラットフォーム

続いてNFT売買が可能なマーケットプレイスについて見ていきましょう。

国内外様々なNFTマーケットプレイスがあるのでごく一部を紹介いたします。

ミタマ

それぞれ解説していきます

Adam by GMO

GMOグループが運営するNFTプラットフォームです。

GMOグループの会員登録があれば使える
EXILEや井上尚弥といった有名人のNFT販売もある
クレジットカードや銀行振込による日本円決済が可能

オリジナルNFT出品が承認クリエイター制

販売サイト名Adam by GMO
取り扱いコンテンツデジタルアート
オリジナルNFT発行・出品承認クリエイターか提携事業者のみ可
手数料二次流通販売手数料:5%
二次流通販売時のクレジットカード決済手数料:3%
振込手数料:300円(日本円取引)
ロイヤリティ:運営者設定分
決済手段クレジットカード(日本円)・銀行振込・イーサ
対応ウォレットMetaMask
対応ネットワークイーサリアム

GMOグループの会員登録ですぐ使える利便性がウリです。

HEXA

HEXAは、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイス

ウォレットや仮想通貨やガス代不要
クレジットカード(日本円)決済可能
HEXAメタバースという仮想空間とも連携
オリジナルNFTが作成・出品販売できる

手数料が他よりも割高

販売サイト名HEXA
取り扱いコンテンツデジタルアート・イラスト・ツイートなど
オリジナルNFT発行・出品SNSアカウント認証必須で出品可能
手数料販売手数料:20%
決済手段クレジットカード(日本円)
対応ウォレットメタマスク・SafePal・imToken
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン

HEXAメタバースで購入したNFTを飾ったり、NFT保有者限定で入れるコミュニティ機能もついています。

LINE NFT

メッセージアプリLINEが手掛けるプライベートチェーンのNFTマーケットプレイス。

LINE Payでの日本円支払いでNFTが購入可能
ガス代不要

二次流通時に日本円かLINK(仮想通貨)が選択できる

オリジナルNFT出品は承認クリエイターや提携事業者のみ
プライベートチェーン

販売サイト名LINE NFT
取り扱いコンテンツデジタルアート
アニメ
ゲーム
スポーツ
エンターテイメント
オリジナルNFT発行・出品承認クリエイターか提携事業者のみ可
手数料二次流通時、LINE Payなら10%、仮想通貨LINKなら5%
決済手段LINE Pay・LINK
対応ウォレットLINE BITMAX Wallet(DOSI Wallet)
対応ネットワークLINE Blockchain(プライベートチェーン)

現在はプライベートチェーン展開ですが、Finschiaというパブリックチェーン展開を開始しています。

楽天NFT

2022年2月25日、楽天は「楽天NFT」をリリースしています。

仮想通貨ではなくクレジットカード(日本円)でNFTを購入できる
楽天IDを利用して購入できるのでメタマスク要らず
数々のブランド・IPとのコラボNFTを出品している

楽天ポイントが貯まる・使える

個人クリエイター出品不可
プライベートチェーン

販売サイト名楽天NFT
取り扱いコンテンツデジタルアート
漫画
アニメ
アイドル
スポーツ
オリジナルNFT発行・出品提携事業者のみ可
手数料出品手数料:14%
決済手段クレジットカード(日本円)ETH(パック購入時のみ)
対応ウォレット楽天Wallet
対応ネットワーク楽天 Blockchain(プライベートチェーン)

楽天経済圏だけあって、各サービスで貯まったポイントを活用できるのが特徴です。

OpenSea

世界で最初に誕生したNFTマーケットプレイスがOpenSeaです。

世界最大規模のNFT取扱量
様々なジャンルのNFT取り扱い
日本語対応
NFTの作成・発行が無料

運営サポートのレスポンスが遅い
偽物コレクションが出ている

日本人クリエイターや日本のNFTプロジェクトも多く利用しているNFTマーケットプレイスです。

販売サイト名OpenSea
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど
オリジナルNFT発行・出品審査なし・無料
手数料販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%)
決済手段イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス
対応ウォレットメタマスク・SafePal・imTokenなど
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス
日本語対応あり

NFTトレーダー向けのOpenSea Proもリリースしており、こちらは販売手数料が0.5%となっています。

Blur(ブラー)

BlurはOpenSeaに遅れて設立されたNFT販売サイトながら、急速にシェア拡大させた海外NFTマーケットプレイスです。

取引量は世界一位の実績
独自トークン発行
アグリゲーター機能

新規でオリジナルNFT発行ができない
イーサリアムチェーンのみに対応

日本語非対応

アグリゲーター機能は、複数のプラットフォーム情報を集約して掲載する機能。

ミタマ

価格コムみたいなサイトですね

販売サイト名Blur
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・ドメインアドレス・ゲーム・ドメインアドレスなど
オリジナルNFT発行・出品不可
手数料販売手数料:0.5%
決済手段イーサリアム
対応ウォレットメタマスクなど
対応ネットワークイーサリアム
日本語対応なし

NFTプラットフォームによって出品価格が異なっていても、最安値を自ら探すことなく同サイトで購入できます。

Rarible

Raribleは、OpenSeaに比較して安価な手数料を提供しているNFTマーケットプレイスです。

売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない
日本語は一部のみ対応

OpenSeaやBlurといった大きなシェアは獲得できていませんが、デジタルアートの売買を中心に一定の人気がある販売サイトです。

販売サイト名Rarible
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など
オリジナルNFT発行・出品審査なし・無料
手数料販売/購入手数料:1% ロイヤリティ:10%(初期設定)クレカ決済:3%
決済手段イーサリアム・クレジットカード(日本不可)
対応ウォレットメタマスク・Formatic、WalletConnect、CoinbaseWallet、MyEtherWallet、Torusなど
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン・テゾス・IMX(イミュータブル X)
日本語対応一部対応

Rarible7つの特徴|NFTの購入・転売・作成や出品方法解説にてRaribleの使い方を詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

Foundation

Foundationは、「招待制」による出品と、「オークション形式販売」の2つの特徴がありました。

招待制廃止により誰でもオリジナルNFTが出品できる
洗練されたサイト設計

手数料が高い
日本語非対応
売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない

現在では両方とも廃止となったため誰でもオリジナルNFTが出品でき、固定価格での販売も可能になっています。

販売サイト名Foundation
取り扱いコンテンツデジタルアート
オリジナルNFT発行・出品無料
手数料販売手数料:一次15% 二次流通:5%
決済手段イーサリアム
対応ウォレットメタマスクなど
対応ネットワークイーサリアム
日本語対応非対応

Foundationの2つの特徴とメリット・デメリットを紹介にてFoundationについて詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

Magic Eden

Magic EdenはSolana(ソラナ)というブロックチェーンNFTを中心に扱っていたマーケットプレイスです。

ビットコイン(Ordinals)・イーサリアム・Solanaチェーンに対応

デジタルアートとゲーム関連NFTのみ
オリジナルNFT発行は審査制

Magic Edenは2023年にビットコインNFT(Ordinals)の取り扱いを開始し、一気に市場規模を拡大。

現在ではOrdinalsの売買取り扱いで世界最大級のプラットフォームに成長しています。

販売サイト名Magic Eden
取り扱いコンテンツデジタルアート・ゲーム
オリジナルNFT発行・出品審査制
手数料販売手数料:2% ロイヤリティ:運営者設定
決済手段ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・SOL
対応ウォレットメタマスク・Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledgerなど
対応ネットワークビットコイン・イーサリアム・ソラーナ
日本語対応非対応

国内海外NFTマーケットプレイスの選び方でより多くのプラットフォームについてまとめていますので参考にしてみてください。

NFT取引はどこがおすすめ?

結論を先に言うと、OpenSea最も使いやすくおすすめです。

世界最大級のNFT取引量とユーザー数がいる
日本語に対応している
様々なチェーンに対応している
NFTアート以外のジャンル売買も豊富
日本人クリエイターやプロジェクトも多数参加

NFT購入や売却手段が豊富にある
無料でオリジナルNFTの作成・出品・販売が可能

国内のプラットフォームはほとんどが企業サービスに基づくプライベートチェーン。

互換性がなく国内向けサービスのため世界中にリーチできません

誰でも無料でオリジナルNFTが作成・出品・販売でき、世界中のユーザーに届けられるのはOpenSeaが優れていますよ。

NFT取引に関係する仮想通貨の種類

一言で仮想通貨と言っても多数の種類があり、どんな違いがあるのか分かりませんよね。

NFT取引に関係する仮想通貨(暗号資産)の最低限おさえておくべき種類を解説していきます。

それぞれ解説していきます。

ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)

仮想通貨(暗号資産)の中でもっとも知名度が高いのがビットコイン(BTC)ではないでしょうか。

世界中での発行上限が2,100万枚と決まっていることから仮想通貨界の金(ゴールド)とも呼ばれ、流通金額が最も高価です。

2022年末にビットコイン(BTC)を利用したNFT:ビットコインNFT(Ordinals)が誕生し現在でも使われている通貨のひとつです。

とはいえ市場規模が小さいため取引するステップとしては次に紹介するイーサリアムのNFTに慣れてからがいいでしょう。

イーサリアム(ETH)

NFT取引のメインとなる仮想通貨(暗号資産)がイーサリアム(ETH)です。

イーサリアム(ETH)

厳密にいうと『イーサリアム』はチェーン名(線路のようなもの)で、通貨がETHです。

スマートコントラクト機能(自動プログラム)が搭載できる仮想通貨でビットコインに次ぐ流通額を誇っています。

先述したように拡張性が高く、NFTが爆発的に広がったのもこの仮想通貨があってこそ。

NFT=ETHというのが当たり前のため、NFTを始めるにはイーサリアムのETHを用意する必要があります。

ポリゴン(MATIC)

ポリゴン(MATIC)は、一言で言うとイーサリアムの廉価版。

ポリゴン(MATIC)

廉価版と言えど性能は秀逸で、イーサリアムの懸念材料であるガス代(利用手数料)高騰問題を解決できるネットワークです。

イーサリアムの手数料に比べ、1/10以下で取引ができるとあって非常に大きなアドバンテージ。

一方でネットワーク自体の脆弱性もあり取引が途中で詰まるなどのトラブルもよく発生してしまうチェーンです。

国内NFTアートの主要取引で使われるケースはほぼなく、記念品や証明書のNFT配布などで使われるケースが多くあるチェーンです。

仮想通貨が売買できる取引所

金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨を購入してもOK。

逆を言えば金融庁の認可がない取引所は危険ですので絶対使わないようにしてください。

ここでは筆者が実際に使ってみておすすめの国内仮想通貨取引所を紹介いたします。

仮想通貨取引所おすすめ

以下で特徴について解説していきます。

コインチェックすすめポイント

コインチェックおすすめポイント:国内最大級の利用者と分かりやすいサイト設計

コインチェックは4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1の実績を持つ国内最大級の取引所。

先述したMATICが直接購入できるのは、大手国内取引所ではコインチェックだけ。

他の取引所と比べて手数料がやや高めに設定されていますが、その分サポートが丁寧で初心者でも安心して購入しやすいサイト設計がウリ。

日本でもっとも使われている取引所なので初めての仮想通貨やNFT取引に最適です。

\4年連続No.1/

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ビットバンクおすすめポイント

ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人

ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。

取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。

パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。

日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。

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GMOおすすめポイント

GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人

GMOコインはとにかく手数料が安くてメイン取引所として重宝します。

ミタマ

実際にわたしもメイン取引所としてGMOコインを活用しています。

NFT取引に必須となるETHをウォレットに送金する手数料が不要

24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。

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GMOコイン

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NFT取引の始め方【準備〜買い方】

ミタマ

NFT取引を始めるには何を準備するの?

ここではNFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。

NFT取引を始めるには以下を準備していきましょう。

出品方法を知りたい方はこちらからショートカットできます。

順番に解説していきます。

NFT取引のはじめかた

NFT取引をはじめるやり方を解説していきます。

やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。

仮想通貨取引所で口座開設する

最初にコインチェック口座を開設しましょう。

NFT売買の手数料に必要な仮想通貨を用意するためです。

NFT取引ステップ1コインチェック開設

以下のリンクからコインチェックにアクセスします。

公式サイト→https://coincheck.com/ja/

口座開設(無料)はこちら」から登録を進めましょう。

本人確認書類など登録して、審査が完了すると最短翌日から仮想通貨の取引が開始できますよ。

ETH(イーサ)を購入する

NFT取引ステップ2ETH購入

開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。

イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。

ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。

メタマスクを導入する

仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

NFT取引ステップメタマスク導入

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスク内に収められます。

Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。

メタマスク公式サイト→https://metamask.io/

こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。

メタマスクにETHを送金する

国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

NFT取引ステップメタマスクへ送金

手順は以下の3ステップ。

  • メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
  • 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
  • 登録したアドレス宛にETHを送金

ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこないので注意しましょう。

NFTマーケットプレイスにアクセスする

NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。

OpenSeaに初めてアクセスすると「Welcome〜」と表示されるので「Accept and sign」をクリックします。

NFT取引ステップOpenSeaにメタマスク接続
初回OS接続時

メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

メタマスク署名

OpenSeaでNFTを買う方法

オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。

それぞれ手順を詳しく解説してきますね。

Step1:OpenSeaにウォレット接続する

メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。

OpenSeaにアクセスします。

初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます

「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。

OpenSeaにウォレット接続する

何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。

OSにウォレット接続する

Step2:欲しいNFTコレクションを見つける

OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。

見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。

今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
24時間のランキングから探す
検索から好きなコレクションを見つける
discordや公式Twitterリンクからアクセスする

注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。

ミタマ

おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです

欲しい個別のNFTを選ぶ

コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。

CryptoNinja Partners

OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。

お気に入りの1点を見つけましょう。

Step3:イーサ(ETH)を支払い、購入する

欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。

ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。

ミタマ

ガス代は自動見積もりされます

購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます

Step4:イーサ(ETH)を支払い購入する

欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。

ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。

ミタマ

ガス代は自動見積もりされます

購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます

OpenSeaでNFTを出品する方法

独自のNFTをマーケットプレイスで出品する場合、5つの手順で出品ができます。

ここではOpenSeaでNFTを出品する流れを解説していきます。

順番に見ていきましょう。

デジタルデータを準備

NFTとして出品できるデジタルデータには制限があります。

デジタルデータを準備

NFTとして出品できるもの

  • 容量制限:1点あたり100MBまで
  • 拡張子・ファイル形式GIFPNGJPG・SVG・MP4・WAV・MP3・WEBM・GLB・OGGGLTF
  • デジタルコンテンツ画像・動画・音楽・3Dモデル

これらの条件に合うものを用意できればOK

仮になくても簡単なアプリ等で作ってNFTとして販売するのも、撮影したスマホの写真でもOK。

NFTアートの始め方3選|専門スキルや経験ゼロから無料で制作する内にやり方を記載してありますので参考にしてみてください。

OpenSeaにメタマスクを接続する

OpenSeaにメタマスクを接続することで、利用開始可能となります。

OpenSeaにメタマスク接続

サイト利用に必要な、登録手続きは一切入りません

氏名に住所、電話番号やメールアドレスなど従来の手続きは不要。

代わりにメタマスク接続で使えるようになります。

メールアドレスを登録することで、対象NFTが売れた時や購入できた際のメールが届くなど、より便利になるので最初はしなくてOKです。

操作に慣れていない序盤は、メールアドレスを登録する必要はありません。

コレクションページを作成する

メタマスクを接続しアイコンにカーソルを乗せて展開された中にある「My Collections」を選択してください。

コレクションページを作成
マイコレクション

作成したマイコレクションという本棚の中に、NFTが収納されるイメージです。

MyCollections→「Create α collection」をクリックします。

表示されているロゴやバナーなど上から順番に設定し、最後に「Create」を押してコレクションページを作成完了しましょう。

初めてでもOpenSeaに3ステップでNFTを出品する方法にも詳細を載せていますので参考にしてみてください。

マイコレクションにデジタルデータをミントする

作成したマイNFTコレクション内にデジタルデータをアップロードしましょう。

ミントとは、デジタルデータをNFT化することです。

メタマスクを接続したら、アイコンにカーソルを持っていくと展開される「Create」を押します。

アップロードしてNFT化
クリエイト

「Create New Item」画面に移行するので、デジタルデータをアップロードしていきましょう。

上から順番に選択や穴埋めしていき、最後に「Create」を押せばデジタルデータのNFT化(ミント)完了です。

NFTコレクションに販売方法・価格を設定する

マイコレクションにデジタルデータをミントしたら、最後に販売方法・価格を設定しましょう。

価格をつけてリスト

条件設定するのは以下の3点。

販売方法:オークションか固定価格か
販売期間:最長6ヶ月
販売価格値上げはガス代(手数料)発生するので注意

上記を設定後、「Complete listing」をクリックするとメタマスクが起動します。

署名したらリスト(販売)開始が完了です!

初めてでもOpenSeaに3ステップでNFTを出品する方法でOpenSeaに出品する方法をより詳しく解説しています。

NFTの将来性に関するよくある質問

最後にNFTの将来性についてよくある質問をまとめました。

NFTの将来性に関する疑問点を解決しておきましょう。

NFT市場は今後どうなりますか?

結論を言うと明らかに拡大・成長していく市場です。

NFT市場はアート分野だけの話ではありません。

NFT活用事例(一部)

NFTは様々なデジタルデータに紐づく「技術」であり使い方を含めて模索段階です。

アートジャンル以外にもさまざまなジャンルに使われていく技術がNFTのため、成長・拡大していくことは確実です。

日本のNFT市場規模は?

特定の国で判別できるものはないため、明確な数値は分かりません。

日本のNFT取引人口は1.7万人前後と見られています。

NFTの今後はどうなりますか?

結論を先に言うと、拡大・成長していくと見られています。

国がWeb3領域を旗振りしている
パリ五輪でNFTが使われる
大阪・関西万博でNFTが使われる

国が旗振りしている上、世界的イベントにNFTが活用されます。

「NFTは無意味だ!ゴミだ」と言う人は、正しい情報を素直に受け取っていないか思考停止していませんか?

NFTは1枚いくらですか?

NFTアートで言えば、NFTコレクション・それぞれのアートによって価格が異なります

一般的に分かりやすいフロア(最安)価格で見てみましょう。

CNP・CryptoNinja Partners
CNP
LLAC・Live Like A CAT
LLAC

CNPは1体0.44ETH、LLACは0.3ETHとなっています。

(※2023年9月7日時点の価格です)

NFTを始めるには何から始めればいいですか?

NFTを購入・買う場合と作成・出品する場合で手順は少し異なります。

どちらにせよ必要となる準備は以下の3つです。

国内仮想通貨取引所の開設
仮想通貨(主にETH:イーサリアム)購入
ウォレット(主にメタマスク)の導入

どれも普段使ってこなかったものなので導入には半日〜1日くらい時間がかかるかもしれません。

NFT売買のために必要な3種の神器はこうやって準備しよう!にまとめていますので参考にしてみてください。

今後のNFT活用例は?

今後のNFT活用例は判明しているだけで以下の通りです。

HYDEライブチケット
湘南ベルマーレ
TOEIC
2024年パリオリンピック
2025年大阪・関西万博

日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめにNFT活用事例をまとめていますのでぜひ参照してみてください。

NFT銘柄でおすすめの銘柄は?

筆者が最もおすすめなNFT銘柄は「CNP:CryptoNinja Partners」です。

おすすめの理由

国内トップの売買高と売買回数
国内でもトップクラスのフロア価格
プロジェクトの展開力が国内No.1
NFT保有者特典が圧倒的No.1

CNPはどうやって買うの?買い方〜5つの保有メリット解説しますにて詳しく解説していますので参考にしてみてください。

NFT銘柄の一覧は?

NFT銘柄を見られるサイトはいくつかあります。

国内NFTランキング

NFTランキング
NFTMarketCap.jp

海外も含めたNFTランキング

CoinGecko Logo
NFTGo

これらが比較的NFT銘柄がみやすいサイトです。

日本の人気NFTを4ジャンルに分けてランキング形式で紹介にもまとめています。

NFTの今後は眩しい限り

本記事の要点をまとめます。

NFTはデジタルアイテムに幅広く使える「技術」
NFTアートのバブルは投機勢が抜けたため「冬相場」
冬相場であってもNFTアート取引がなくなったわけではない
アート以外の活用ジャンルは無数にありこれからが本番
日本も国を挙げてWeb3ジャンルを推し進めている
NFTの将来性は世界的イベントに活用されるため非常に明るい
日本国内で開催される国際イベントでもNFTが使われる

10年以上前ですが、日本国内のガラケー最盛期に世界ではスマホが発売されました。

スマホ?使えないし流行らないでしょ?と日本人の大多数はバカにしていました。

時代は変わり、今世界ではNFTという最新技術が少しずつ浸透しています。

ガラケーの過ちを繰り返すも、早めにスマホに乗り換えるもあなたの自由。

時代はNFTが使われる未来に確実に変わっていくことが今この段階で明らかになっています。

時代の変化という大波が来る前に、時代の先取りとなるNFT取引始めてみませんか?

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