本記事ではNFT取引を700件以上行ってきた実績・経験をもとに記事を執筆しています。

昨年までNFT未経験でスキルゼロだった私の実体験をもとに、丁寧にNFTアートの出品方法について解説していきます。
NFTとはどんなもの?何が必要?NFT売買はどこがいい?などひとつずつ順番に解決していきますね。
NFTアート販売の前にNFTとはを解決しよう
そもそも前提として「NFT」って何がすごいのか?
どんな技術なのかを解説していきます。
NFTの本質を理解しないと「NFTは危ない」「NFTアートは手を出すな」などに繋がります。
まずはNFTの正しい理解をインプットしていきましょう。
NFTアートに対するイメージ

NFTアートに対してこんなイメージを持っていませんか?
「画像やアート・イラストなどのデジタル作品をデジタルのまま売買している意味不明な世界」
結論を言うと、これは誤りです。
わたしも実際にNFT取引を始めるまでそう思っていました。
では、どう違うのか?具体的に以下で解説していきますね。
従来のデジタルデータが抱える課題点

スマホやパソコンの中に画像や写真は何枚か必ず入っているかと思います。
それではこの画像や写真はなぜ値段をつけて売れないのでしょう?
答えは、価値がないからですよね。
画像や写真はひとたびネット上にアップロードされたら最後、コピーやスクショ、改ざんされ放題となります。
また著作権も誰がいつ作ったのか・撮影したものなのか証明する術がないので、自分のオリジナル作品で著作権侵害だと主張するのも困難。
無料で使える(コピーできる)ならお金を払ってデジタルデータを保有しなくてもいいですよね。
NFTは従来の課題を解決する技術

NFTは従来のデジタルデータが抱えていた課題点をクリアにした技術。
言い換えればNFTは『アートや画像などのデジタルアイテム』に、『改ざんできない本物・オリジナルと認められた証明書』がセットになったデータです。

でも、それがなぜ高額での売買につながるの?
NFTと仮想通貨の違いについて理解すると上記の疑問は解決するので解説していきますね。
NFTと仮想通貨の違い

NFTは『Non Fungible Token』の略称で『非代替性トークン(替えの効かないトークン)』と和訳されます。
逆にFT(Fungible Token)は、FTは交換して使う前提の資産を指します。
FTはお金や商品券・仮想通貨で何かと交換して使うため、あなたと私が持っているお金同士に違いはありません。
対してNFTはNFTそのものに価値はありませんが、需要と供給のバランスにより価値がつく『均衡価格』により価値(価格)がつきます。
簡単に言えば世界中で「あなただけしか持っていない」1点モノのNFTを、日本人全員が欲したら『価値が高いもの』ですよね。
逆に欲しい人が誰もいなければ、「あなただけしか持っていない」1点モノのNFTであっても無価値となります。
NFT+記録台帳=ブロックチェーン技術

先述のように従来の画像や写真といったデジタルデータは、容易にコピーできてしまい価値や所有権はゼロ。
しかしNFT技術により『本物・オリジナルと認められた証明書』がデジタルデータに紐づくことで、資産価値も誕生しました。
このNFT技術を生み出したのが「ブロックチェーン技術」です。
ブロックチェーン技術については以下で解説していきますね。
ブロックチェーンってなに?
ブロックチェーンとは製造履歴や売買履歴が記載された台帳・帳簿のようなもの。
デジタル上のトレーサビリティだと理解してください。
トレーサビリティとは製造や育成・加工や流通をすべて記録したもの。
デジタルアイテムにもこのトレーサビリティを紐づけたものがブロックチェーンです。
ブロックチェーンは分散型という特徴があります。

分散型?
ブロックチェーンの特徴【分散型】とは
分散型とは、その名のとおり台帳をみんなで保有しあう形。
従来のデータは「サーバー」に保存され、ダウンすると使えずハッキングによる改ざんも悩みの種でした。
分散型は同じデータをみんなで保有しあうので、改ざんするにはみんなのデータを一斉に改ざんしなければならず実質不可能。
また誰かのデータがダウンして使えなくても他の人からデータを補えるので使えなくて困る心配もありません。
これがブロックチェーンの特徴・分散型です。
NFTは結局なんですか?
ここまでの話をまとめましょう。
- NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
- 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
- ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える
上記の組み合わせによって爆発的に流行したのが「NFTアート」の分野です。

そのためパッと見ただけではなんでこんなNFTアート(NFTイラスト)に何百万もするのか理解できません。
ですがNFTの価値は『欲しい人たちによって決まる』ので、従来の作品同様「アート」なのかもしれませんね。
NFT取引を始めるには
NFTを売買するには仮想通貨(ETH:イーサ)が必要です。
ETH(イーサ)を売買するには、仮想通貨取引所の開設が必要です。
国内大手の仮想通貨取引所Coincheckなら最短翌日から取引開始できます。
スマホからも無料で口座開設手続きができるので、サクッと準備しておきましょう。
コインチェック公式サイト→https://coincheck.com/ja/
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NFTが話題になった事例
NFTの技術的な仕組みや価値の付き方が理解できたところで、なぜNFTが注目を集めたのか?
話題になったNFTアートの事例を紹介します。
ぞれぞれ解説していきますね。
13年半の集合作品が約75億円で落札
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最も大きなインパクトを与えたのは、当時無名アーティストであったビープル氏の作品。
NFT作品が約6930万ドル(当時レートで約75億円)で落札されました。
『Everydays: The First 5,000 Days』というアートで、ビープル氏が5,000日・13年半毎日描き続けた作品をひとつにまとめたもの。
この落札金額は現存アーティスト史上第三位の高額記録、デジタルアート分野やオークション形式では過去最高額などと記録づくめでも話題になりました。
世界で最も有名なアートコレクション

BAYC(Bored Ape Yacht Club)はアメリカのYuga Labsが制作をした類人猿をモチーフにしたNFTアート作品。
このコレクションは1万体ものBAYCで構成されており、表情や形、服装といったパーツの組み合わせがすべての個体で異なります。
販売当初は0.08ETHほどの安価でしたが、NBAの有名選手やセレブが購入しSNSアイコンにしたことで一気に火がつき現在は世界で最も高額なNFTコレクションとして知られています。
ポケモン公認イラストレーター

さいとうなおき氏はポケモンカードなどの公認イラストレーターとして活動しているNFTアーティストです。
劣悪なクリエイター環境脱却を図るため、自ら描いたイラストをNFT化し一枚のNFTアート作品として約600万を売り上げたことも。
MEGAMIというNFTプロジェクトへメインクリエイターとして参加し、NFTコレクションを発行しています。
日本では小学生が1点約170万円のNFT販売
2021年には、日本の小学生が夏休みの自由研究で作ったNFTが1点170万円以上で取引されたことが注目を集めました。

Zombie Zoo Keeperという、ゾンビをモチーフに虫や動物をドット絵でNFT化して販売。
著名人が発見して購入し、その情報が拡散されて爆発的な人気に。
1点あたり20ドル前後での販売だったものの、人気と注目度が高くなるにつれて売買額も上昇。
1点4ETH(当時レートで約170万)で売買された実績も!
現在までに総取引量が125ETH(約2750万)のコレクションとなっており、別コレクションの展開や芸能人とのコラボ、グッズ展開なども手がけています。
NFTを始める前に考えておくこと
ここでは事前に決めておくべき項目について考えておきましょう。
事前に考えておくのは2点。
- どこでNFTアートを販売するか
- どの通貨でNFTアートを売買するか
NFTが出品できる取引所(マーケットプレイス)は国内外にあります。
こちらの記事でマーケットプレイスを詳しく解説しています。
しかし認定クリエイターでなければ出品できないなど制約条件があるため、おすすめのマーケットプレイスを紹介していきます。
HEXA
HEXAは、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFT売買取引サイト。
ウォレットや仮想通貨やガス代不要で、クレジットカード決済にてNFTが購入できる初心者に優しい設計がウリです。
HEXAメタバースという仮想空間とも連携しており、購入したNFTをメタバース上に飾ったり、NFT保有者のみが入れる限定コミュニティ機能もついています。
SNS認証するとNFT発行を誰でも無料でできるほか、Polygon(ポリゴン)チェーンで出品も可能です。
販売サイト名 | HEXA |
購入できるコンテンツ | デジタルアート・イラスト・ツイートなど |
オリジナルNFT発行・出品 | SNSアカウント認証必須で出品可能 |
手数料 | 販売手数料:20% |
決済手段 | クレジットカード(日本円) |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imToken |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン |
OpenSea(オープンシー)
世界初のNFT販売プラットフォームとして最も知名度が高いOpenSea。
OpenSeaの特徴は4点。
- 日本語対応
- 世界最大規模のNFT取扱量
- 様々なジャンルのNFT取り扱い
- NFTの作成・発行が無料
NFTの売買数・出品数・取扱ジャンル・売上高・取扱いチェーン数などどれを見ても世界トップクラスです。
NFTの作成・発行・販売・二次流通(転売)が全て可能で、NFT作成・発行は無料。
PFPとなる画像から音楽、写真・動画にゲームアイテムなど幅広いジャンルが売買されていて、日本のNFTプロジェクトも多く参加している取引サイトです。
販売サイト名 | OpenSea |
購入できるコンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料 |
手数料 | 販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%) |
決済手段 | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imTokenなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
日本語対応 | あり |
LINE NFTや楽天NFTとどう違う?

LINEや楽天NFTもあるけど何が違うの?
結論を言うと、まったくの別物です。
LINE NFTや楽天NFTはプライベートチェーンと呼ばれる企業独自のチェーンにてNFT展開しています。
NFT取引に必ず必要なガス代という手数料がかからないメリットがある一方で、イチ企業サービスのため他のマーケットと互換性がない企業サービスの品物。
企業倒産やサービス改定で使えなくなる可能性があり、そうなれば当然無価値のものになります。
対してOpenSeaなどのNFTはパブリックチェーンと呼ばれ、ブロックチェーンの違いはあれどいつでもどこでも誰でも使えるもの。
OpenSeaが使えなくなっても他のマーケットプレイスでNFT自体は変わらず取引ができます。
NFTの売買通貨は何がおすすめ?
結論を先に言うと、イーサリアムチェーンのETH(イーサ)が最もおすすめです。
NFT取引自体はいくつかのブロックチェーンで可能。
<代表的なNFT取引チェーン>
- イーサリアム
- ビットコイン
- ポリゴン
- ソラーナ
最も多いNFT取引がイーサリアム(ETH)となっています。
注目を集めるOrdinals(ビットコインNFT)は、NFT取引においてイーサリアムより下。

そのほかのチェーンは取引人口も少なく、仮想通貨入手も面倒なためおすすめできません。
NFTの出品は取引人口が最も多いイーサリアムで行いましょう。
結局NFTアート取引はどこで何がおすすめ?
ここまでの話を一旦まとめましょう。
- NFTは本物・オリジナルの1点ものという証明書がデジタルデータに紐づいた技術
- ブロックチェーンによって偽造できない製造・流通履歴が記されている
- NFTの価値は欲しい人たちによって決められている
- NFT取引は誰でもできるもの。専門スキルや高度な知識は不要
- NFT取引のおすすめはOpenSeaでイーサリアム(ETH)が最もおすすめ
次の項目から、OpenSeaの始め方を解説していきますね。
NFT取引におすすめの国内取引所
コインチェック(初心者おすすめ)
公式リンク:https://coincheck.com/ja
4年連続アプリDL数No1を誇る利用者数!初心者でもNFT取引に必要な仮想通貨(ETH)を迷わず購入できます
NFTアート購入を始めるには

NFT取引を始めるには何を準備するの?
ここではNFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。
NFTアート取引を始めるには以下の5ステップで取引が開始できます。
NFTアートの出品・販売方法を先にチェックしたい方はこちらから本編へジャンプします。
順番に解説していきますね。
NFT取引のはじめかた
NFT取引をはじめるやり方を順番に解説していきます。

NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
はじめにコインチェック口座を開設しましょう。
NFT売買の決済に必要な仮想通貨ETH(イーサ)を用意するためです。

リンクからコインチェックにアクセスしてください。
公式サイト→https://coincheck.com/ja/
「口座開設(無料)はこちら」から登録を進めましょう。
本人確認書類などの手続きを登録して、審査が完了すると最短翌日から仮想通貨の取引が開始できますよ。
ETH(イーサ)を購入する

メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、NFTと仮想通貨を保管する個人ウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)でほとんどの取引が可能です。

Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
メタマスク公式サイト→https://metamask.io/
注意点はシードフレーズを絶対に誰にも口外しないことです。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
コインチェックで購入したETH(イーサ)を、メタマスクに送金しておきましょう。

手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると資金が失われるので注意!
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると「Welcome〜」と表示されるので「Accept and sign」をクリックします。


メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法
オリジナルのNFTアートをOpenSeaで出品する、5つの手順を解説していきます。

ここではOpenSeaにイラストをNFT化して出品するステップを解説していきます。
順番に見ていきましょう。
デジタルデータを準備
NFTとして出品できるデジタルデータには制限があります。

これらの条件に合うものを用意できればOK。
仮に手元になくても簡単なアプリ等で作って用意してもOK。
こちらの記事内に詳細をまとめていますので参考にしてみてください。
OpenSeaにメタマスクを接続する
OpenSeaにメタマスクを接続することで、利用開始可能となります。

サイト利用に必要な、登録手続きは一切入りません。
氏名に住所、電話番号やメールアドレスなど従来求められる手続きは不要で、代わりにメタマスク接続を必要とします。
メールアドレスを登録することで、より便利になるだけなので最初はしなくてOKです。
コレクションページを作成する
メタマスクを接続し、アイコンにカーソルを重ねて表示される「My Collections」を選択してください。



作成したマイコレクションという本棚の中に、NFTが収納されるイメージです
MyCollectionsをクリックしたら、「Create α collection」をクリックします。
表示されているロゴやバナーなど上から順番に設定し、最後に「Create」を押してコレクションページを作成完了しましょう。
マイコレクションにデジタルデータをミントする
作成したマイNFTコレクション内にデジタルデータをアップロードしましょう。

ミントとは、デジタルデータをNFT化することです。
メタマスクを接続したら、アイコンにカーソルを重ねて表示される「My Collections」を選択してください。

「Create New Item」画面に移行するので、デジタルデータをアップロードしていきましょう。
上から順番に選択や穴埋めしていき、最後に「Create」を押せばデジタルデータのNFT化(ミント)完了です。
NFTコレクションに販売方法・価格を設定する
マイコレクションにデジタルデータをミントしたら、最後に販売方法・価格を設定しましょう。

条件設定は以下の3点が必要です。
販売方法:オークションか固定価格か
販売期間:最長6ヶ月
販売価格:値上げはガス代(手数料)発生するので注意
上記を設定後、「Complete listing」をクリックするとメタマスクが起動します。
署名したらリスト(販売)開始が完了です!
こちらの記事でOpenSeaに出品する方法をより詳しく解説しています。
NFTアートの現在地を正しく理解しよう
NFTアートを出品・発売できる状態になりましたが、それだけでは不十分。
理由はNFTの現在地にあります。

それぞれ解説しますね
NFT購入者数が絶対的に少ない
前提として、NFT取引している絶対人数が少ないという原因があります。
日本国内でNFT取引している人は、推定で18,000人前後と見られています。
そのため、優れたNFTアートを出品しても購入者が少なのが現状。
NFTを出せば売れるというのは大きな間違いです。
ライバルのNFTは増え続ける
購入者数が少ない一方で、ライバルとなるNFTアート作品は日々誕生しています。

2023年6月のNFTアート出品数です。
たったひとつきで先述した日本のNFT購入者数を超えている状況。
NFTアートの差別化
埋もれないように注目集め
は必要ですよ。
NFTアートを出品前におさえておくポイント
上記の現在地を把握したところで、具体的な対策を講じていきましょう。
それぞれ解説します。
コレクションコンセプトは統一する

NFTコレクションのコンセプトは統一しましょう。
作品コンセプトがバラバラだと、欲しいと思ってもらえる人が減るからです。
洋服を買いに来た人に対して、家電やシャンプーを勧めませんよね。
欲しいと思ってくれる方が、見つけやすく探しやすくするのがポイント。
- PFPとして使えるNFT
- ミームに振り切ったNFT作品
- AIアートなど
NFTコレクションはコンセプトを絞り統一感を出しましょう。
低価格で販売開始する

販売初期は0.001ETH(250円前後)から出品(リスト)開始しましょう。
気軽に購入でき、持ってもらえる状態を用意しておくのが特に重要。
先述したように、NFTの価値は「欲しい人」によって決まるため、欲しい人が多ければ必然的に価値は上昇していきます。
また、NFTにはロイヤリティによる転売収益も入ってきます。
NFTは自分たちで価値をつけていける「余白」が残されているのが重要です。
流行を取り入れる
NFTアートの世界にも流行は存在します。
現在の主流作品
- PFP(ProfilePicture:SNSアイコンに設定しやすい画像)
- かわいい女の子
- 動物モチーフ
- ドット絵
さらに「ミーム」と呼ばれるいわゆるギャグに振り切った作品は、短命ながら非常に強い流れを生み出します。
過去はやった「ミーム」例
- ゴブリン
- 自画像
- トランプ前大統領風刺作品
- カエルのpepe
流行の波に乗れるスピード感が出せれば販売確率はグッと高くなりますよ。
より高く確実に売るためのテクニック
ここからは先述の売るためのコツから一歩踏み込んだテクニックについて解説していきます。
いきなりチャレンジするにはハードルが高い項目もあります。
基礎となるNFT販売ができたらこれらのテクニックを活用してより高く、確実に売れるようにチャレンジしていきましょう。
人気のNFTコレクションを研究する
まずはライバルとなるNFTコレクションを研究するのが有効です。
- マーケティングはどのように行なっているのか
- NFTの展開はどうやっているのか
- NFTに紐づくコミュニティはどんな活動しているか
- NFTをリリースした目的は何か
- ロードマップはあるか・順調に消化しているか
- NFTの販売施策はあるか
- 既存ホルダーへの特典はあるか
などなど研究すべき箇所は無数にあります。
こちらの記事で参考にすべきNFTアートコレクションを見つけてみてください。
インフルエンサーの影響力を借りる
ある程度NFT界で人気や実力がついてきた段階で、インフルエンサーの力を借りると大きく飛躍できます。
- 直接NFTホルダーになってもらう(提供する)
- 音声やSNSで宣伝してもらう
- 対談する
などが挙げられます。
NFT系のインフルエンサーはイケハヤ氏が絶対的な影響力を誇っています。
日本のクリエイターを応援している方なので、作品クオリティに自信があれば気軽にTwitterにてメンションしてみてください。
ファンやコミュニティの力を借りる

NFTは投資の観点以外に、ファンやコミュニティのつながりを可視化する道具でもあります。
この特性を活かし、集まってくれたファンやコミュニティの力を借りていくのも方法のひとつ。
既存製品にはできない「一緒に作り上げる」体験がNFTなら可能。
ファンやコミュニティのパワーを利用することでスタートダッシュができ、目標達成までのゴールへより近づけますよ。
NFT購入・保有メリットを明確にする
NFTの購入や保有メリット・特典を打ち出すのも効果的です。
デジタル上で完結するNFTは、メリットを感じにくいため明確に打ち出すことで効果を実感しやすくなるからです。
具体的な施策としては以下のものが挙げられます。
- NFT保有者のみの限定コミュニティ
- 次作や関係NFTの優先購入権付与
- NFT保有者限定イベントの実施
- 記念NFTやSBTのエアドロップ
- リアルグッズの利用や購入割引
何か大きな特典を用意しなくても、購入者へお礼となるツイートやコメントを送るだけでもOK。
できる範囲のメリットや特典を提供して差別化していきましょう。
目標を明確に打ち出す
NFTを通じて、何を実現させたいのか?
目的を明確にしていくのも重要な要素のひとつ。
単なるNFTアートであれば、長続きしないからです。
- このコレクションの構想
- NFTアートを出した狙い
- 完売したら何をしたいのか
- 次回作へのビジョンなど
「ロードマップ」という大きな目標は、大型プロジェクトでない限り必要ありません。
NFTプロジェクトの方向性を明確に打ち出していくことで、巻き込める人数も変わってきますよ。
NFTアート出品によくある質問
NFTアート作品をOpenSeaに出品する場合のよくある質問をまとめました。
事前にチェックしておき、いざという時のトラブル回避に役立ててください。
NFTアートにできるファイルサイズは?
OpenSeaでのNFTアートのサイズはいくつか決まっています。
- アスペクト比:1:1
- 推奨画像サイズは1000px×1000px以上
- 1枚100MBまで※ただし表示速度に影響するのでサイズを小さくするのが推奨されている
- ファイル形式はJPG、PNG、GIF、SVG、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTF
それぞれの項目をクリアしていないとNFT化できないのでご注意ください。
NFTアート作成は難しいですか?
結論を言うと、無料で誰でも作成できます。
無料で作成できるアプリが多数リリースされています。
これらを駆使してアート作品を作り、OpenSeaでNFT化するだけ。
NFTの出品代行など使わずに無料で誰でもできるのでぜひチャレンジしてみてください。
こちらの記事を参考にしてみてください。
NFTアートが売れたら納税必要?
結論を言うと必要です。
NFT売買は課税対象のため、利益が出た場合課税対象となります。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑。
NFT売買を繰り返し行う際はしっかりと意識しておきましょう。
NFT取引にはなぜガス代がかかる?
NFT取引には必須の手数料:ガス代。
ガス代はブロックチェーンを動かしている「マイナー」という方への報酬となります。

有料道路の利用料と考えてください
ネットワークが混雑するタイミングはガス代が高騰するので、避ける工夫が必要。
こちらのガスナウというサイトで、24時間365日変動しているガス代が目視できます。
数値が高くなり赤色が濃くなると高いタイミングのため、極力避けて安い時間帯に操作しましょう。
出品中のNFTの販売価格を変更する方法は?
値下げをしたいNFTを選択し、変更が可能です。
こちらの記事内に詳しくやり方をまとめていますので参考にして見てください。
逆に出品したNFTを値上げする場合は一度リスト(出品)しているNFTを、ガス代を支払いキャンセルして取り消し、変更して再出品となります。
NFTの変更画面からは販売金額以外にも、同時にネットワーク変更や出品期間の変更も可能です。
OpenSeaのアプリで出品できる?
OpenSeaの公式アプリは閲覧のみとなっており、NFTの出品や購入はできません。
OpenSeaにしか転移できないため、Google検索等でヒットするOpenSeaの偽サイトに誤ってアクセスするのを防いでくれます。
ただし、OpenSea内に出品されている偽物コレクションはアプリで回避できない点には注意してください。
NFTを勉強する良い手段は?
最も効率の良い学習方法は、実践あるのみです。
いくら頭で理解していても、いざNFTアートを出品してみるのとでは全く異なります。
泳ぎ方をいくら学習しても泳げないのと一緒で、実際にやってみるのが最も良い学習方法です。
また、やって見ないとわからない景色があります。
無料で始められるので是非チャレンジしてみてください。
NFT取引におすすめの国内取引所
コインチェック(初心者に最もおすすめ)
公式リンク:https://coincheck.com/ja
4年連続No1のアプリDL数を誇る利用者数!初心者でも迷わず仮想通貨を買える!
無料でNFT出品にチャレンジしてみよう
本記事の要点をまとめます。
- NFTの価値は「欲しい人」たちで決める
- NFTアートは誰でも無料でできる
- おすすめの出品方法はOpenSeaでイーサリアム(ETH)
- ポイントをおさえてNFTコレクションを展開しよう
NFTは国家戦略になっている重要な施策のため、今後広がっていくのは間違いありません。
ガラケーからスマホに切り替わったように、既存技術からNFT技術へと急速な転換があってもおかしくありません。
時代に取り残されないよう、少しでも今のうちにNFT技術を触れておきましょう。
NFT・Web3用語で困ったときは
Web3・NFTに関する専門用語は、最先端用語ばかりで非常に多くわからないものばかり・・・
都度調べていると時間がいくらあっても足りません。
このページにNFTやWeb3に関するちょっと難しいワードをまとめました。
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