本記事は筆者である私が700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。

まったくの未経験・ゼロスキルからNFT取引できた経験を活かし、これからNFTを始めてみたい方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
本記事ではNFTの基礎知識からNFT売買を始める準備、NFTマーケットプレイス「OpenSea」の始め方・使い方について解説しています。
ひと通りの準備から操作ができるように解説してきますね。
NFT?ブロックチェーンとは?
切っても切り離せないのがNFTとブロックチェーンの話。
簡単に説明すると以下の3つの特徴があります。
- NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
- 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
- ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える
こちらの記事で知識ゼロから学べるようにNFTやブロックチェーンについて丁寧に解説していますので参考にしてみてください。
OpenSeaとは何ですか?
OpenSeaとは、NFTを売買するプラットフォーム(取引所)のこと。
オープンシー(OpenSea)以外にも、NFTが売買できる場所はありますが、規模が桁違い!
OpenSeaは、売買数・出品数とも世界最大のNFTプラットフォームです。
利用者は、利用料や登録料など一切不要!誰でも無料で使えるNFTの取引所です。
OpenSeaでNFTを売買するメリット7選
NFTを売買するメリットは、以下の7点。

それぞれメリットを詳しく解説していきます
NFTの取引数・売上高が世界最大級
OpenSeaは世界で最初のNFTマーケットプレイスとして誕生しましたが、現在でも世界有数の取引量と金額・ユーザー数を抱えています。

「Balance」はマーケットプレイス内のNFT資産総額、「UAW」は30日間の取引人数を表しています。
総資産額でこそ他のNFTマーケットプレイスに劣りますが、取引人数ではUniswap NFT Aggregatorに次ぐ取引件数があります。
世界最大級のマーケットプレイスが無料で使えるなら、あえて規模の小さい他のNFT取引所を利用する意味はありませんよね。
OpenSeaが日本語に対応している

OpenSeaは、サイト設計が日本語に対応しています。
他の海外マーケットプレイスは日本語に対応しているサイトが少なく、翻訳しながら使うハメに。
翻訳ソフトを介して使うことで、誤訳により意味が変わったり正確な日本語にならないなど何かと不便。
しかしOpenSeaは日本語にサイト全体が対応しているので、誤訳などの心配なしで使えるのがメリットです。
誰でも無料でNFTを作成して販売できる
OpenSeaはオリジナルNFTを無料で誰でも発行・出品・販売できます。
NFTマーケットプレイスによっては、認定クリエイターや提携企業でないとNFTが発行できない場所も。
個人で認定クリエイターになるにはハードルが非常に高く、素人ではまず不可能。
しかしOpenSeaならいつでも誰でも無料でオリジナルNFTを作成して販売が可能です。
4種類にわたる販売方法がある
OpenSeaには、タイプに合わせて販売方法を選択可能です。
表記 | 販売方法 |
---|---|
Fixed Price | 販売価格を決めて販売する方法 |
Sell to highest bidder | オークション形式で販売する方法 |
Sell with declining price | 時間経過とともに値段が下がっていく方法 |
Bundle | 複数点のNFTをまとめて販売する方法 |
基本的にはFixed Price(固定価格販売)がメインですが、オークション形式などを取り入れることで注目度やより高額での取引が可能に。
OpenSeaでは作品や都合に合わせた販売方法を選択できます。
幅広いブロックチェーンへ対応している
OpenSeaはさまざまなブロックチェーンに対応しているため、幅広い銘柄からNFTを選ぶことが可能です。
主要であるイーサリアムの以外にも、ポリゴン・BNB・Solanaなど8種類のチェーンに対応しています。
実際に使わなくてもチェーン対応していることでOpenSea利用ユーザーが増えることによる売買チャンスも増加。
複数のブロックチェーンから選択できるので、予算やニーズ、戦略によってブロックチェーンを使い分けることが可能です。
ソート機能などの使い勝手がいい

OpenSeaは、他のプラットフォームに比べて使いやすい機能が盛りだくさん。
コレクション自体の検索はもちろん、価格別・アイテム別・キャラクター別などの各種ソート機能も充実。
購入履歴もしっかりチェックできるので条件検索で欲しいNFTを絞りやすいですよ。
NFTを売らずに交換できるDeal機能追加
2023年7月21日に、OpenSeaは新機能としてNFTを交換できるDeal機能を追加しました。
このDeal機能を使うことで、NFTを売ることなく欲しいNFTと直接交換できるメリットがあります。
いくつか条件があることや、日本の税制面における不透明な扱いの問題もあります。
しかしDeal機能を使えば保有NFTがいついくらで売却でき、欲しいNFTがいつリスト(販売)されるかわからない状況を脱却できます。
Deal機能は新たにNFT売買することなく、OpenSeaを介して直接トレードできる今までにない仕組みのため今後に期待です。
OpenSeaでNFTを売買する4つのデメリット
NFTを売買するデメリットとして以下の4項目があります。
事前に注意点を知っておけばOpenSeaのデメリットを回避できます。

4つのデメリットを詳しく解説します
法定通貨・クレカ決済ができない
OpenSeaでのNFT取引は、仮想通貨のみの決済が必要です。
そのためNFTを売買するには、イーサ(ETH)を中心とした仮想通貨が必須。
日本円・ドルなどの法定通貨や、クレジットカードによるNFT売買はできません。
主要の海外NFTマーケットプレイスでは、法定通貨やクレカ決済はできないのでOpenSeaだけのデメリットではありません。

デジタルアイテムを売買するには、デジタル通貨(仮想通貨)が必要なんですね
表示エラーが頻発しやすい時がある
OpenSeaは表示エラーによるサイト読み込みエラーが発生しやすいのがデメリットです。
膨大なNFTや取引を管理しているOpenSeaの処理問題に起因する可能性もあります。
マーケットプレイス側で発生しているトラブルのため、個人でいくら頑張っても解決しない問題、
再度アクセスし直すなどの手間が発生する点がデメリットとして挙げられます。
偽物コレクションが紛れ込んでいる
OpenSeaでは偽物コレクションが展開されていることがあり、誤って購入してしまう可能性があります。
表面上の画像を使うことで、偽物コレクションは誰でも作れてしまいます。
OpenSeaは誰でも無料でNFTを気軽に発行できる反面、逆手に取った詐欺NFTが誕生しやすい一面も。
調べずに勢いよく飛びつくと、実は偽物だったという危険な目に遭うこともあるのが注意点として挙げられます。


ちなみに本物と偽物を見破るには、コピーができない実数値(売上高やオーナー数・発行枚数など)をチェックしてください。
ウォレットの中身に注意
OpenSeaで取引していると、購入した覚えのない見知らぬNFTが届いている場合があります。
住所にDMやチラシなどが送られてくるのと同じで、ウォレットアドレスがわかればいつ誰でもNFTや仮想通貨を送れてしまうため、詐欺NFTが頻繁に送られてきます。
これらの詐欺NFTで、操作するだけでNFTや仮想通貨が盗まれてしまう大変危険で悪質なもの。
OpenSea上では特に「Hidden」という中に入っていることが多いので、身に覚えのないNFTは決して触れずに無視し続けてください。
オファー(購入希望)が入っていても絶対に触らないでくださいね。
NFT取引の始め方5Step
NFT取引をはじめるやり方を解説していきます。

NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
最初にコインチェック口座を開設しましょう。
NFT売買の手数料に必要な仮想通貨を用意するためです。

以下のリンクからコインチェックにアクセスします。
公式サイト→https://coincheck.com/ja/
「口座開設(無料)はこちら」から登録を進めましょう。
本人確認書類など登録して、審査が完了すると最短翌日から仮想通貨の取引が開始できますよ。
Coincheckは仮想通貨取引が初めて・未経験でも迷わず購入できるわかりやすい設計です。
ETH(イーサ)を購入する

メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスク内に収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
メタマスク公式サイト→https://metamask.io/
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこないので注意しましょう。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると「Welcome〜」と表示されるので「Accept and sign」をクリックします。


メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

OpenSeaでNFTの始め方は3パターン
NFTの取引所であるOpenSeaを利用するパターンは主に3種類!

ひとつずつ順番に解説していきますね
OpenSeaでNFTを買う方法
OpenSeaでNFTを購入する4つの手順を解説していきます。
順番に見ていきましょう。
【Step1】OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
まだ入金していない場合はこちらをチェックしてみてください。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。

何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。

【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内からでもOpenSea外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。

おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。

OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。

ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFT購入におすすめの仮想通貨取引所
コインチェック
公式リンク:https://coincheck.com/ja
4年連続日本一のアプリDL数!初心者でも迷わず仮想通貨を買えるやさしい設計。
NFTを購入する手順での注意点
OpenSeaでNFTを買う場合に、注意すべき点が3つあります。
それぞれ解説していきますね。
1.ニセモノのコレクションではないか
OpenSeaは売れているNFTの模倣品・ニセモノコレクションがすぐ発売されます。
見分ける方法はズバリ取引量。
人気コレクションであれば、取引高・売上高という数字が積み上がっています。
いくら表面上の画像をコピーした偽物であっても、売上高まではコピーできません。


ぱっと見で「安い!」と飛びつかないようにしましょう。
2.支払いがイーサ(ETH)かどうか
OpenSeaでNFTを購入する際、支払いに使えるものはイーサ(ETH)だけではありません。
他の仮想通貨での売買も行われており、使える仮想通貨は出品者により決まっています。
私の体験値ベースですが、9割はイーサ(ETH)での取引。
支払い通貨がETH以外であれば、買えないだけですので安心してください。
3.固定価格で販売(リスト)されているか
OpenSeaでNFTを購入する場合、固定価格で販売(リスト)されているものであればイーサ(ETH)ですぐに購入可能です。
- オークションでの出品
- 購入者が限定されているプライベートセール
での出品は、購入できないので注意が必要です。

NFTをOpenSeaで売る(転売)する方法
続いてOpenSeaで購入したNFTの売り方(転売方法)について解説していきます。
NFTを売る方法は以下の3ステップです。

各手順について解説していきます
【Step1】売りたいNFTを選択する
最初に手持ちの中から売りたいNFTを選択します。
ウォレット隣のアイコンをクリックすると、自分のウォレット内にあるNFT一覧が表示されます。
リストする(売りたい)NFTをクリックし、画面右上に表示されている「List for sale」をクリックします。

【Step2】売りたいNFTの販売方法を決める
次に、売りたいNFTの販売方法を決めましょう。

Creator earning:クリエイターフィー(ロイヤリティ)が0〜10%までの間で任意変更できます。
販売方法は3種類。
- 固定価格リスト
- オークション販売
- ダッチオークション販売
NFTの販売は、9割近くが固定価格リストと呼ばれる手法で出品されています。
特別な事情がない限り固定価格リストで販売がオススメ。

ここでは固定価格リストで解説しています
【Step3】販売金額と販売期間を決める
固定価格リストの場合、販売金額と期間を決めましょう。
販売金額は自由に設定できるので、購入金額を上回って設定してもちろんOK。
販売期間は1日〜最長6ヶ月で設定できます。
NFTコレクションから初めてリストする場合は、ガス代が発生します。
同じコレクションから2回目以降の出品時にはガス代が発生しません。
期限が切れると、販売金額の表示が消えて購入されなくなります。
OpenSeaでオリジナルNFTを出品販売する方法
オリジナルのデジタルデータをマーケットプレイスで出品する場合、5つの手順で出品ができます。

ここではOpenSeaにデジタルデータをNFT化して出品するステップを解説していきます。
順番に見ていきましょう。
デジタルデータを準備
NFTとして出品できるデジタルデータには制限があります。

これらの条件に合うものを用意できればOK。
仮に手元になくても簡単なアプリ等で作って用意してもOK。
こちらの記事内に詳しく記載してありますので参考にしてみてください。
OpenSeaにメタマスクを接続する
OpenSeaにメタマスクを接続することで、利用開始可能となります。

サイト利用に必要な、登録手続きは一切入りません。
氏名に住所、電話番号やメールアドレスなど従来求められる手続きは不要で、代わりにメタマスク接続を必要とします。
メールアドレスを登録することで、より便利になるだけなので最初はしなくてOKです。
コレクションページを作成する
メタマスクを接続し、アイコンにカーソルを重ねて表示される「My Collections」を選択してください。



作成したマイコレクションという本棚の中に、NFTが収納されるイメージです
MyCollectionsをクリックしたら、「Create α collection」をクリックします。
表示されているロゴやバナーなど上から順番に設定し、最後に「Create」を押してコレクションページを作成完了しましょう。
マイコレクションにデジタルデータをミントする
作成したマイNFTコレクション内にデジタルデータをアップロードしましょう。

ミントとは、デジタルデータをNFT化することです。
メタマスクを接続したら、アイコンにカーソルを重ねて表示される「My Collections」を選択してください。

「Create New Item」画面に移行するので、デジタルデータをアップロードしていきましょう。
上から順番に選択や穴埋めしていき、最後に「Create」を押せばデジタルデータのNFT化(ミント)完了です。
NFTコレクションに販売方法・価格を設定する
マイコレクションにデジタルデータをミントしたら、最後に販売方法・価格を設定しましょう。

条件設定は以下の3点が必要です。
販売方法:オークションか固定価格か
販売期間:最長6ヶ月
販売価格:値上げはガス代(手数料)発生するので注意
上記を設定後、「Complete listing」をクリックするとメタマスクが起動します。
署名したらリスト(販売)開始が完了です!
こちらの記事でOpenSeaに出品する方法をより詳しく解説しています。
NFTを使った稼ぎ方
買ったNFTは購入金額以上で売ること(転売)が可能です。
ここではNFTを使って稼ぐ方法をまとめています。
NFTを使って稼ぐ方法は以下の。

以下で解説していきますね
NFT転売で稼ぐ

最もポピュラーなのが、NFT転売で稼ぐ方法。
発売から比較的早い段階などの価格帯が安い頃に購入し、価格が値上がりしたタイミングで売却して利益を獲得していくやり方です。
値動きが激しいNFT売買は、稼げるチャンスも多くあります。
もちろんすべてのNFTプロジェクトで値上がりしていくわけではないのでしっかり吟味しましょう。
NFTを変化させて稼ぐ

一部のNFTコレクションは、見た目を変化させるプログラムが組み込まれている場合があります。
時間経過で自然に変わる場合やガス代を支払って手を加えるもの、別途アイテムが必要なものまで、変化の仕方はNFTコレクションによって異なります。
この変化により、大きく価値が上昇する場合も。
見た目が変化するプログラムが組み込まれているNFTプロジェクトは、NFTがリリースするまでに発表がされているものがほとんどです。
NFTを購入する前に、どんなプロジェクトなのかなど情報を集めましょう。
NFTプロジェクトを運営する【高難易度】

自分自身でNFTプロジェクトを運営することで稼ぐことが可能です。
NFTはクリエイターフィー(ロイヤリティ)収入が設定でき、作品がOpenSeaで売買されるごとに設定した利益を得ることができます。
CryptoNinja Partners(通称:CNP)は、このロイヤリティ収入だけで10,000ETH以上(約23億円)を稼いでいます。
とはいえ、NFTプロジェクトは起業・会社経営同様ハードルは高く難しいので誰でもできることではありません。
こうした人気NFTプロジェクトを運営できれば十分な額を稼ぐことも可能になります。
エアドロップを転売する

NFTコレクションの中には、エアドロップがあるプロジェクトも存在します。

エアドロップ?
エアドロップとはNFTコレクション運営者からの無料プレゼント。
ウォレットアドレスに直接送られてくるNFTやトークンのことを指します。
AというNFTコレクションを持っているとBというNFT(トークン)がもらえ、もらったBを売却して収益化が可能。
注意点として、どのプロジェクトがいつどんなタイミングでどんなエアドロップをするのかは誰も分かりません。
またエアドロップされたNFTやトークンに価値がつくかも不明。
もらえたらラッキーぐらいで過度な期待はしないようにしましょう。
オリジナルNFTを出品して売る

OpenSeaでは誰でもオリジナルNFTを無料で作成して販売が可能です。
自分が保有するデジタルデータをNFT化して販売することで直接利益を得る手法ででも気軽に出品できます。
ただし実物同様、出品は簡単でも実際に売るのは大変。
欲しいと思ってくれるクオリティや作品を展開するのはもちろん、売るためのマーケティングや宣伝は必須ですよ。
【高難易度】NFTゲームで稼ぐ

NFTゲームで遊んで稼ぐ方法もあります。
NFTゲームそのものや、ゲーム内で入手したキャラクターやアイテムなども売買可能なものがほとんど。
マネタイズ方法としてハードルはものすごく高いですが、タイミングよく立ち回れれば大きなリターンを得られる可能性も。
NFTゲームといえばAxie Infinityが代表格。
元素騎士オンライン・クリプトスペルズ・jobtribes・マイクリプトヒーローズなども稼げるという話もあります。
NFTゲームではこんな事例が
世界で最も価値のついているNFTコレクション「BAYC」がリリースしたゲームアクセス権。
20万円の売り出し価格だったのにフロア(最安)価格が40万円を超えて取引されています。
OpenSea取引にかかる費用一覧
ここでは、OpenSeaでNFTの販売や出品などで実際にかかる費用や手数料を解説します。
OpenSeaでNFTの出品や販売時にかかる費用や手数料を各タイミング別で表にしました。
タイミング | 項目 | 手数料 |
---|---|---|
NFT購入時 | ガス代 | 約300円~(目安) |
NFT販売時 | ガス代 | 約300円~※初回のみ(目安) |
オリジナルNFT出品時 | 出品手数料 | 無料 |
NFT売却時 | 販売手数料 | 販売額の2.5%(OpenSea利用料) |
NFT売却時 | クリエイターフィー | 販売元の設定による(0〜最大10%) |
ガス代は24時間365日変動しているため、あくまで目安です。
そのほか手数料は、売買金額から自動的に差し引かれるので実負担はありません。
ガスナウで変動するガス代をチェックできます。
OpenSeaに関するよくあるQ&Aまとめ
最後にOpenSeaに関するよくある質問をまとめました。
ひとつずつ解説しますね。
OpenSeaの運営会社はどこにあるの?
オープンシーの運営会社は、アメリカのニューヨークに本社があるOpenSea社です。
NFTのマーケットプレイスとして世界で最初に立ち上がったNFT売買取引所です。
現在までのところ、OpenSeaは世界トップクラスのNFT取引量・金額・数量を誇っています。
OpenSeaにアプリはないの?
アプリはありますが、閲覧のみとなっていてNFTの出品・購入・販売はできません。
Google検索等で偽サイトに引っかからないように使う程度しか今のところ活用方法はありません。
OpenSeaのガス代はいくらかかる?
ガス代は、イーサリアムブロックチェーンの混雑状況で刻一刻と変動しています。
そのため一概にいくらとは明示できません。
ガスナウで変動するガス代をチェックできます。
数値が低ければ安く、赤色が濃くなる/数値が高くなればガス代が高騰している形です。

ガス代は固定ではないので注意
OpenSeaは日本語に対応してないの?
OpenSea(オープンシー)は、日本語に対応しています。

アイコンマークから表示される「Language」から選択して変更が可能です。
OpenSeaでNFTは売れない?
OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスですが、出品した商品が必ず売れるわけではありません。
なぜなら誰でも無料で出せる=他の作品に埋もれるから。
実物をお店で売るのと同様に、NFTを出品する前後で販売する努力は必須です。
こちらの記事にNFTを販売するためのヒントをまとめていますので参考にしてみてください。
OpenSeaは高いんじゃない?
よくある勘違いで、OpenSeaは決して高くありません。
他のNFT売買プラットフォームでは、手数料が3%〜15%とられるサイトもあるほど。
使える機能が豊富な上、無料で審査不要でオリジナルNFTを出品できるのはOpenSeaのメリットですよ。
OpenSeaは専門知識が必要なんじゃない?
結論を言えば、専門知識は必要ありません。
もちろん取引の流れやOpenSeaの使い方など最低限の知識が必要ですが、プログラミング技術や専門知識は一切不要。
OpenSeaでNFTを作って売るのに専門知識は不要です。
整った環境を使わないのはもったいない
最後に本記事の要点をまとめましょう。
- NFTは「オリジナル証明書」
- ブロックチェーンは「デジタルトレーサビリティ」
- NFTは欲しい人たちが正当な価値をつける
- OpenSeaは世界最大級のNFT取引所
- OpenSeaなら誰でも無料で独自のNFTが発行できる
- 反面偽物コレクションなども出回っている
誰でも無料で独自のNFTを発行して販売できるOpenSeaは、日本語対応もしており使いやすく大変おすすめ。
反面偽物コレクションが多く出没するので、飛びついて買わずに見分ける必要があります。
世界最大級のNFTマーケットプレイスを使わない理由は見当たりませんね!
OpenSeaの公式サイトはこちら→https://opensea.io/
NFT?AMA?分からない用語が出てきたら
NFTやWeb3の世界は最新技術が満載!そのため毎日のように新しく聴きなれない言葉が出てきます。
新しいワードをその都度検索して調べていたら大変ですよね!
こちらの記事に新しく出てきたWeb3のワードを用語集としてまとめています。
ブックマークしておくと便利ですよ。
NFT用語集