NFTをなぜ買うの?
NFTって買ってどうするの?
転売以外の使い方ってあるの?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
この記事で紹介するNFTの使い方や目的を理解していただければ、これからNFTを始める方でもNFT購入で失敗しない内容になっています。
実際に700件以上のNFT売買を体験してきた内容なので説得力あるかと思います。
記事前半ではNFTの特徴やNFTをなぜ買うのか?の理由について、後半では本当の魅力や買う時の注意点を解説するのでじっくり読み進めてみてください。
NFTの買い方を知りたい!という方はこちらの記事を参照して進めてみてください。
目次
NFTを簡単に理解しよう
NFTをなぜ買うの?という本題に入る前に、そもそもNFTって何かを簡単におさえておきましょう。
おさえておく箇所はこちらの3つ。
それぞれ以下でわかりやすく丁寧に解説していきます。
そもそもNFTとは
まずNFTとは一言で表すとデジタルデータに「本物・1点もの」という証明書を紐付ける技術のこと。
デジタルデータであれば基本的に何にでも紐付くことが可能なため最も流行っているアートジャンル以外にも
などがNFTとして売買されています。
このNFTはブロックチェーンにて稼働しています。
ブロックチェーン?
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは、分かりやすく言えばみんなで同じデータを持ち合う分散型台帳のこと。
みんなで同じデータを持ち合う台帳のため、偽造やコピーするためには一斉に書き換える必要があり(厳密には51%以上)、事実上困難。
ブロックチェーンが偽造やコピーできないため、NFT自体もコピーや偽造するのはできません。
つまり
と認識しておきましょう。
NFT・ブロックチェーンが生み出したもの
単なるデジタルデータがNFT化することで新たにデジタルデータを保有するという価値が生まれました。
従来のデジタルデータはネット公開したら最後、偽造やコピーされてしまいオリジナルの証明や所有権が証明できず価値がありませんでした。
しかしNFT・ブロックチェーンにより本物・1点ものという証明がされているためその限定性・希少性から保有価値につながりました。
NFTが最も流行したのがNFTアートのジャンルです
ロイヤリティとは
NFTアート売買により、NFT/ブロックチェーンの特性を活かした革命的な収益モデル「ロイヤリティ」が誕生しました。
ロイヤリティとは、NFT売買されるたびに作者(クリエイター)に売買益の一部が渡る仕組みのこと。
このロイヤリティにより作者は初期販売時以降でも収益が挙げられるため、収益増加につながる好循環を生み出しています。
NFTをなぜ買う?買ってどうする?
NFTをなぜ買うの?という答えは以下の9項目に分けられます。
- 投機的な道具として
- 自身を表現する道具として
- 社会貢献の一環として
- 人との交流・コミュニケーションとして
- ユーティリティやメリットがあるから
- 希少性の取得や先駆者として
- 二次創作で使うため
- デジタルファッションとしての活用
- 応援・クラファンとして
それぞれ以下で解説してきます。
投機的な道具として
最も分かりやすい例として、NFTを投機的な道具として使う方法があります。
実際に150円前後で発売されたNFTがピーク時には約80万になったNFTアートもあります。
約4,444倍・・・!!
特に国内NFTプロジェクトは初期販売価格を0.001ETH(約250円前後)の格安設定しているケースがほとんどですぐに値上がりしていきます。
2022年度はほとんどの国内NFTプロジェクトで値段が上がっていく状態で投機的な道具としてNFTは使われていました。
自身を表現する道具として
NFTアートを介して自分という存在を表現する使い方があります。
など、ウォレットを通じて様々な自己表現に繋げられます。
ウォレットでドヤるってやつですね
自分という存在がどんなNFTアートを持っているのか、ウォレットを通じて表現する方法があります。
社会貢献の一環として
NFTはアート分野だけでなく、ふるさと納税の返礼品として使われています。
あるやうむが手掛けるふるさと納税は、各自治体のふるさと納税返礼品にNFTプロジェクトCNPを使って寄付を募っています。
2022年度発売されたふるさと納税はNFTに対する期待感も大きく1自治体222体の寄付が即完売する熱狂っぷり。
ふるさと納税NFTは翌年の住民税と相殺できる上に傷んだり保管スペースを考えたりせずに済むので寄付する側もメリットありますよ。
人との交流・コミュニケーションとして
個人的にもっとも強い部分として、NFTを介して人との交流につながることが購入理由にもつながっています。
なぜなら同じNFTプロジェクト同士であれば、同じ方向を見ている組織や会社に所属しているような仲間感覚に近いから。
プロジェクトの中には理念や思想というものがNFTアートを通じて中心に掲げられています。
NFTに求める個人的な目的は違えど近しい思考性からコミュニケーションがとりやすいため、NFTは人と人を繋ぐ役割も果たしています。
ユーティリティやメリットがあるから
NFTにはユーティリティと呼ばれる保有者特典が付いている場合があり、これ欲しさに買う場合もあります。
いまもっとも大きな規模でユーティリティが実感できるのがCNPというNFT。
CNPを持っていることで以下の特典がありました。
特にCNPオーナーズでは国内外170店舗で優待が受けられるため、非常に大きなメリットを感じられますよ。
希少性の取得や先駆者として
NFTは最新技術のため、国内ではわずか1.7万人しか触っていないと見られています。
NFTを実際に触れている人は周りにほとんど存在していないため、まだ日本では珍しい技術に先行して触れる体験ができます。
まだほとんどの人が触れてもいない技術を使うことで希少なNFTをいち早くGETできたり優越感に浸れます。
今後浸透する技術にこのタイミングで触れている記録もブロックチェーンに残るので、先駆者としての立ち位置・優越感も得られますね。
二次創作で使うため
NFTは二次創作が認められているNFTアートプロジェクトがあります。
二次創作とは、NFTアート作品をベースにアレンジを加えた作品のことで、コレクションによっては商業利用が認められているものもあります。
代表例
※商業利用OKの範囲は一次ソースとなる各プロジェクトに直接確認してください
既存IP(ポケモンやONE PIECEなど)は著作権がガチガチのため勝手な商業利用すると著作権侵害になります。
一方で国内NFTは認知拡大施策の一環として認められているプロジェクトが多数。
二次創作でNFTを作成して販売するなどで収益を上げている方もいますよ。
デジタルファッションとしての活用
NFTがもっとも活用されているのがデジタルファッションとしてでしょう。
デジタルファッションといっても実際に着飾るのではなく、デジタル上での表現方法として使われています。
デジタルファッションの中でもSNS、特にX(旧twitter)のアイコン代わりに用いられるのが多く見られます。
同じアイコン仲間として繋がったり高額なNFTを所持しているアピールにもなります。
応援・クラファンとして
応援・クラファンの一部としてNFTが使われている場合もあります。
代表的な例として西野亮廣氏が手掛けるチムニータウンDAOでは、絵本寄付金額に応じたメダルNFTが贈られ、いつどれくらいの金額を寄付したのかがわかる仕組み。
従来の寄付では誰がいくら寄付したかが不透明でしたが、NFTを活用することで従来の問題を解決しながら保有欲や承認欲求をうまく満たしています。
NFTであれば偽造できない記録がすべて公開されているので、自ら公表することなく応援した履歴が記録されていますよ。
買って気づいたNFTの魅力
NFTの魅力は実際に買ってみないとわからないと言われています。
けれでもよくわからないものをお金出して買うのってハードル高いですよね?
ここでは実際に700点以上のNFT売買を通じて気づいたNFTの魅力を紹介していきます。
それぞれ解説していきます。
NFTアートはコミュニティが最大の魅力
実はNFT「アート」の価値は副産物的なもので、主となる価値ではありません。
NFT「アート」の主となる価値は「コミュニティ」です。
「アート」を旗印にプロジェクトの目的や思想があり、共感した仲間が持つ会員証的な役割を果たす存在が「NFTアート」なだけ。
そのため同じNFTを持っている仲間は似たような思想を持っており、ホルダー同士の交流に発展する点はNFTが持つ最大の魅力と言えます。
数々のイベントがあるとBETTER
NFTアートを中心としたイベントがあるのもNFT購入後に気がついた魅力のひとつです。
NFTプロジェクトのオフ会や合同イベントなどは今このタイミングでNFTに触れている先駆者仲間。
普段はdiscordやXでテキストチャットのみですが、実際に会って話すのはテキストチャットでは味わえない面白い体験です。
NFTアートがあることで繋がった仲間とのイベントは面白い体験ですよ。
ユーティリティがあればGOOD
先述した通りユーティリティを持つNFTもあり、その恩恵を預かれるのも大きな魅力です。
作品を購入して仲間と繋がれた上、ユーティリティがあればこの上ない魅力。
リリース直後はなくても、次第にできるNFTプロジェクトもあります。
NFTを購入して想定以上のメリットから持ってよかったとなるのがユーティリティです。
最終的に値上がりしていればEXCELLENT
購入から値上がりして売却できるのは現物ではほとんどできないメリットです。
もちろん購入からずっと持ち続けているのも素敵ですが、様々な理由から手放すことも。
保有期間中には様々な特典をもらった上で売却時には金銭的にもメリットを得られます。
保有している期間の体験に加え、手放すときに値上がりしていればさらに良いお別れになるのもNFTならではのメリットです。
NFTを買うリスク要因
NFTを買う際のリスクは大きく4点あります。
切っても切り離せないNFT購入リスクをチェックしておき、ぜひ乗り越えてくださいね。
ハードルが高い
NFTを購入までのハードルが高いのが最大のリスク要因となっています。
NFT購入のためには3つの準備が完了していないと購入できません。
購入までのハードルが高いことで市場参加者が増えない原因にも繋がっています。
NFTを買うまでのハードルが高いことで新規参入者が増えない最大のリスク要因にもなっています。
詐欺が多い
NFTには詐欺が多いのも購入ハードルのブレーキを踏んでいる要因となっています。
NFTの詐欺は非常に巧妙でバレにくく、詐欺に引っかかってしまうとNFTはおろか仮想通貨も盗まれてしまいます。
実際に2022年度多数の被害報告があり、残念なことに離脱されていく方も。
NFT取引では常に詐欺のリスクがあるため、一定水準のITリテラシー・防御力が求められます。
買ってからもハッキングリスクがある
NFTは購入前に発生する詐欺以外にもハッキングリスクからNFTや仮想通貨を盗まれる場合があります。
被害に遭うケースが多かった事例が以下のもの。
詐欺やハッキング被害に遭うと一瞬でほぼ全てのNFTや仮想通貨を失ってしまうため、常にリスクと隣り合わせになっています。
値下がりする(海外市況に引っ張られる)
NFTは価格が常に変動するため、値下がりリスクもあります。
NFT自体の価格変動
仮想通貨の価格変動
2つの価格変動リスクに加え、アメリカの仮想通貨やNFTに対する規制や市況・景気判断にも大きく左右されます。
もちろん上がる可能性もありますが、下がるリスクもある程度折り込んでおかないとやけどで済まなくなる場合もあるので注意が必要です。
リスクが現実になった(値下がりした)要因
NFTアートが値下がりしたいくつかの要因のうち大きなインパクトとなったのが以下の3つ。
それぞれどんな出来事だったのかをチェックしておきましょう。
OpenSea VS Blur
NFT界にいる人であれば記憶に新しいのがこのOpenSea VS BlurのNFTプラットフォーム覇権争い。
当時最大手のOpenSeaに対し新興プラットフォームのBlurは大判振る舞いの対策を打ち出しOpenSeaの牙城を崩しにかかりました。
OpenSeaの手数料2.5%?うちは0%だよ!
うちで売買してくれたらBlurトークンあげちゃうよ!
リストはうちだけでしてくれたらBlurトークン上乗せしちゃう!
ユーザーは安い売買手数料がいいですし、さらにもらったBlurトークンを売れば現金化可能なためこぞってBlurで取引開始。
流動性が一気に増えBlurでの取引が増えた一方でBlurはロイヤリティを0.5%しか回収しない設定。
そのためロイヤリティ収益が激減し、さらにフロア価格をどんどん下げて売買を活性化させるため多くのNFTプロジェクト価格が下がる原因を作り出しました。
OpenSeaの方針転換
2023年8月に発表したOpenSeaの内容によると、2024年3月からはロイヤリティ強制徴収をやめて売却時の任意設定にすると発表しました。
今まではOpenSeaが設定されたロイヤリティを強制徴収していましたが、NFT売却者にロイヤリティを設定する方針に切り替えていくとのこと。
割高な手数料となるロイヤリティを自発的に払う人はいないと見込まれるため、事実上のロイヤリティ排除。
国内外のNFTプロジェクトは猛反発してOpenSeaを今後使わないようにするなどの対策を進めています。
クリプトとNFTへの規制
特に仮想通貨やNFT取引が活発なアメリカでは、SEC(米国証券取引委員会)との厳しい対立が続いています。
NFTやロイヤリティは証券や配当に該当するとし、排除や罰金を課すようSEC側は求めています。
仮想通貨やNFTが市民権を得ていけば証券の立場が弱くなるため、SEC側は排除や規制に躍起。
NFTが証券という判例が出てはいませんが、アメリカで裁判になると発表されてから取引量が大きく減少しています。
それでも今NFTを買うべき理由
さまざまな逆風となっているNFT業界ですが、そんな状況においていますぐNFTを買うべき理由は以下の4点挙げられます。
このタイミングでこれらの情報をキャッチしておいてNFT購入しておかないのは自ら損を出しにいっているようなものですよ!
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介ではさらに2つイベントも紹介しているのでそちらもぜひチェックしてみてください。
すでに多方面に活用されている
NFTは何も海外だけの事例ではなく、日本でも既に企業が参入して多方面に使われてます。
ファンアイテムからチケット、証明書や地方創生にまで幅広く国内でも使われています。
まだ参入していない企業や芸能人も今後続々と参入して使われていく技術。
利便性がなければ技術は使われませんが、これだけ多方面で使われているのがこれから拡大していく何よりの証拠ですよね?
まだNFTが世間認知されていない今のうちに始めておけば時代が向いた時に大きな波に乗れますよ。
日本の国家戦略となっている
NFTや仮想通貨の領域を『Web3』と呼びますが、このWeb3領域は国家戦略となっています。
自民党議員によるWeb3プロジェクトチームが立ち上がっており、現在進行形で検討されています。
国が動いている領域ですが、これでもなお「NFTは無意味・オワコン」で始める価値ないのでしょうか?
あなたはイチ個人の意見と自民党議員/国の指針、どちらを信じますか?
2024年世界的イベントに使われる?
2024年に開催されるパリ五輪では、NFTを使ったチケットが導入されます。
従来の発券システムは以下の面から大きな負荷がかかっています。
NFT技術を使うことで、上記の問題が非常にスムーズに解決できると導入が検討されています。
世界中が参加し注目するオリンピックにNFTが使われても「NFTは意味ない」のでしょうか?
日本では2025年にブーム確実
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)にNFTが使われることが決定しています。
キャッシュレス決済と共に各種企業サービスやNFTを絡めて実装するとのこと。
ブロックチェーン操作に必須となるガス代(手数料)も独自チェーンのため不要。
誰でも簡単に利用可能な上、日本のみならず世界中から注目されるイベントのため一気に認知や需要が拡大するでしょう。
世界的イベントが日本で実施され、NFTが活用されていてもなお「NFTはオワコン」ですか?
NFTアート取引のはじめかた
購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
ポリゴンチェーンのMATICを使えばイーサリアムにてかかる費用の1/100以下でNFT作成ができるため試しに作ってみるにはとても重宝します。
国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がおすすめです。
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでNFTを買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
Step1:OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
Step2:欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
Step3:欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
Step4:イーサ(ETH)を支払い購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFT購入時の注意点
NFTアートを購入する前にチェックしておく項目は以下の7点。
NFTで失敗しないためにも見落とし厳禁ですよ!
フリーWi-Fiに接続しない
NFTはネット環境下であればいつでも購入できますが、フリーWi-Fiは使わないように心がけましょう。
フリーWi-Fiは誰でも無料で使える反面、セキュリティはほぼなく悪意あるユーザーが入り込めてしまいます。
フリーWi-Fiに接続してハッキングにあい、スマホのスクショにあったメタマスクのシードフレーズが盗まれる事件が過去に発生しています。
特にスマホは自動でフリーWiFiを拾う設定になっているケースがあるため、フリーWi-Fiへ勝手に接続しない設定にしておきましょう。
シードフレーズは絶対に流出させない
上記にもありますがメタマスクのシードフレーズ流出だけはなんとしても避けなければなりません。
シードフレーズとはあなただけのメタマスクを復元させるマスターキー。
シードフレーズさえあればあなたのメタマスクがどこでも復元でき、中身を全て抜き取られてしまいます。
シードフレーズ流出は仮想通貨・NFT取引両方で絶対に阻止しなければなりません。
詐欺プロジェクトに巻き込まれない
NFT取引では詐欺プロジェクトを見極める能力が必要です。
事実として日本でも詐欺NFTプロジェクトが発生し、NFTを売るだけ売って夜逃げした事件もあります。
見分け方はいくつかあります。
デジタルで全てが完結してしまう世界なだけに、リアルと結びつくことで安心感が変わってきます。
どんなプロジェクトなのか?中身も大事ですが動かしている人にも注目しておきましょう。
Xは諸刃の道具
X(旧Twitter)は情報収集に非常に便利なツールですが、一方で詐欺も非常に多くあるため注意が必要です。
NFT取引を始めるとXのアルゴリズム調整により海外プロジェクトや知っている名前のプロジェクトの投稿がタイムラインに流れてくるようになります。
特に気をつける点としては以下の項目です。
公式アカウントに似せた詐欺アカウントの投稿
フォロー外(特に外国人)からのDMやメンション
これらは詐欺URLへあの手この手で誘導してきます。
自己防衛していないと謝ってアクセスしてしまいNFTや仮想通貨を盗まれてしまうので十分な注意を払ってください。
最新情報を取得しておく
最新情報を追いかけるならNFTコミュニティを必ずチェックしましょう。
コミュニティ内では様々な意見が飛び交っています。
これらのニュースはNFT価格にもインパクトを与えるため、いち早く正しい情報を得ることが重要になってきます。
日本NFT情報局であれば国内NFTの情報が幅広く網羅できるので複数プロジェクトを追いかけるなら非常に便利ですよ。
値上がりは過度に期待しない
NFTは投資・投機的な側面もあるため最終的に手放す際に値上がりしていることが望ましい状態です。
市況が悪化したこともありますが、2022年度に発売されたNFTアートのうち、今でも発売価格を上回っているのは1割にも満たない状況。
海外プロジェクトは95%が無価値だとも言われています。
購入したNFTが必ず値上がりするわけではないので、過度な期待はしないようにしましょう。
目的にあったNFTを購入する
NFTアートには大きく4つの使い道があります。
NFTアートを使って稼ぎたいのに機能型・パスポート/チケット型を購入しても稼げません。
ご自身の使い方を決めて、目的達成に見合うNFTアートを購入しないと失敗しますよ。
初心者におすすめのNFTコレクション
NFTを始めてみたいけど何がおすすめ?
結論を先に言うと、NFTアートがもっともおすすめです。
たくさんあるNFTアートの中から初心者におすすめのNFTコレクションを紹介します。
ここで紹介しきれない日本のNFTアートについては日本人が携わるNFTアート作品40選【人気クリエイターも紹介】にてまとめていますので参考にしてみてください。
APP(Aopanda Party)
APPは、「あーちゃん」「おーちゃん」というパンダのキャラクターのNFTコレクションです。
作者はプロアニメーターのAo氏で、元々「あーちゃん」「おーちゃん」はTikTokでフォロワー数98万人を抱える人気キャラクター。
UFOキャッチャーの景品にもなっている実在するキャラクターコンテンツです。
日本のNFT史上初となる既存大型IPによる参入として大いに盛り上がりました。
専用のdiscordはどのコミュニティよりもメンバーが親切で優しく交流できると評判ですよ。
SHINZO
『SHINZO』NFTはキングコング西野氏が関わる『CHIMNEY TOWN』が発行するNFTアート。
CHIMNEY TOWN DAOコミュニティへ参加するためのパスポートNFTとなっており、購入者しかコミュニティに参加できません。
CHIMNEY TOWN DAOでは無料でAIアートが楽しめたり、キングコング西野氏のコメントが掲載されていたりと参加メリットがあります。
常にCHIMNEY TOWN DAO入り口にて販売されていることでいつでも買える親切な設計となっているのもおすすめポイントですよ。
CNPR(CryptoNinja Partners Rookies)
CNPRは「初心者応援」プロジェクトとして誕生したジェネラティブNFTコレクションです。
まだNFTを持ったこと・買ったことがない方を中心に販売しているのが最大の特徴。
NFTの買い方や注意事項など幅広い知識をコミュニティで学びながら、最後にCNPRを購入する流れ。
誰もが初期価格でNFT購入できず、事前審査に合格した人のみが活動し続けることで初期の安値で購入できるようになります。
CNPRの活動を通じてNFTやSNS運用について学んでいき、自然に同期仲間ができるのがほかにはない大きな魅力です。
LLAC(Live Like A Cat)
LLACは「猫のように生きる」をテーマにしたNFTプロジェクト。
作者はうむ子氏、ファウンダー(代表)はしゅうへい氏。
「生き方のアップデート」を掲げ、しゅうへい氏が運営する「フリーランスの学校」と結びついています。
リアルグッズやセミナーの展開に加え、展示会も行うなど精力的に活動中です。
CNP/CryptoNinja Partners
CNP/CryptoNinja Partnersは日本NFTにおいて最も有名なNFTコレクションです。
ともに日本トップのNFT。
2022年5月15日にリリースされたNFTコレクションですが
といった展開がゴリゴリ進んでいる日本トップのNFTプロジェクトです。
CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にてまとめていますので参考にしてみてください。
NFTをなぜ買う?にあるよくある質問
最後にNFTをなぜ買うのか疑問を抱いている人によくある質問をまとめました。
- NFTは買ったほうがいいですか?
- NFTNアートの将来性は?
- NFTはなぜ改ざんできないのでしょうか?
- NFTアートの欠点は何ですか?
- NFTは危ないですか?
- NFTを現金化するにはどうすればいいですか?
- NFTを購入したらどこに保管されますか?
- NFTアートを買ったらどうすればいいですか?
- NFTを買うメリットは?
それぞれの疑問をあらかじめ解消しておきましょう。
NFTは買ったほうがいいですか?
できるだけ早く買って慣れておくのがいいでしょう。
※投資アドバイスではありません
なぜなら世界的イベントに使われる技術だから。
世界的イベントに使われると注目度と需要が一気に拡大し、市場への参入も一気に進み既存NFTへの注目・参加者も増えることが想定されます。
NFTアートの取引が停滞している今入っておけば安値で買える上、取引に慣れておけるので有利になりますよね!
NFTアートの将来性は?
NFTアートの将来性は誰にも分かりません。
抱えている問題点はいくつかあります。
この問題以外にも仮想通貨自体の問題もあるため、どうなるか誰にも分かりません。
ただひとつ確実なことは、既に発行されているNFTアートは追加発行ができないという点です。
NFTはなぜ改ざんできないのでしょうか?
先述した通り、NFTが動いているブロックチェーン技術が改ざんできない仕組みだから。
ブロックチェーンはみんなで同じデータを保有し合う分散型という特徴があります。
改ざんするにはすべてのデータ(正確には51%)を一度に書き換える必要があり、事実上困難だから。
ブロックチェーンが改ざんできないため、ブロックチェーンに書き込まれているNFTも改ざんできない仕組みとなっています。
NFTアートの欠点は何ですか?
NFTアートの欠点はいくつか挙げられます。
もちろんNFT技術自体の認知拡大となる実用例が増えていけば、注目度が高まり参入者も次第に増えていくでしょう。
その前までに売買に慣れておけば時代が追いついてきますよ!
NFTは危ないですか?
誤解を先に解いておくと、NFTは危ない部分はなく誰でも使える技術です。
自動車や包丁のように、使い方ひとつで便利にも危険な使い方にもなってしまいます。
つまりNFTも使う側の使い方ひとつでどうにでも変化してしまいます。
NFT自体は誰でも使え、危険性や違法性はまったくない技術ですよ。
NFTを現金化するにはどうすればいいですか?
NFTを現金化するには、誰かにNFTを買ってもらう必要があります。
大まかな流れは以下の通り。
- NFTマーケットプレイス(OpenSeaなど)でNFTをリスト(価格をつけて陳列)する
- リストしたNFTを買ってもらうとウォレットに売上(仮想通貨)が入金される
- ウォレットに入った仮想通貨を日本の仮想通貨取引所に送金する
- 仮想通貨取引所で仮想通貨を売却して日本円にする
NFTが売れなければ現金化までできないので注意しましょう。
NFTを購入したらどこに保管されますか?
NFTを購入したら基本的には支払いで使ったウォレットに保管されます。
おそらくほとんどの人がメタマスク(MetaMask)を利用しているので購入したらその中に自動的に入っています。
ただしメタマスクの表記はエラーが多く保有NFT表記は正確に反映されていないことも多々あります。
OpenSeaなどのマーケットプレイスにウォレットを接続して中身を見る方法が確実です。
NFTアートを買ったらどうすればいいですか?
NFTアートを購入したら是非以下の二点にチャレンジしてみてください。
NFT自体は詐欺やフリーWi-Fiに接続しない限り購入後のメタマスクに入れたままでOK。
心配なら別のパソコンでメタマスクを作成し、そこへ送ったりハードウェアウォレットへ送るなども対策も有効です。
購入報告することで同じ仲間が歓迎して向かい入れてくれますよ。
詐欺・ハッキングに気をつけて楽しんでください!
NFTを買うメリットは?
NFTを買うメリットは以下の通り。
国が向かっていく方向をすでに知っている・体験している先行感と仕事や私生活では繋がれなかった仲間と出会えるのは今のNFTならではのメリットです。
NFTをいま買わずに後悔しないように
本記事の要点をまとめます。
日本がガラケー大国の時にスマートフォンが輸入されてきました。
当時スマホを初めて見た日本人は
それぞれ対応が分かれました。
いまNFTという技術が入ってきており、国内でも使われ始めています。
今後は世界的イベントで使われることも決定しており、間違いなく注目される分野で拡大していくことに疑いの余地はありません。
ガラケーの時のように何もせず過ごすもよし、触っておいて大波に乗るのも人それぞれです。
人はどれだけ悔いても過去には戻れません。
ちょっと未来に足を踏み入れてみませんか?