本記事は700件以上のNFT取引してきた筆者の体験をもとに記事にしています。

さまざまNFTプロジェクトの栄枯盛衰を見てきた経験から、NFTプロジェクトの成否を分けたポイントについてまとめています。
基本的なNFT販売のヒントや上級テクニックなど盛り込んでいます。
これからNFTを発行・販売してみる方は、失敗しないように事前にチェックしておくことをおすすめします。
NFTアートが売れない7つの要因
NFTアートが売れない要因は主に7つ挙げられます。
作品クオリティがしっかりしたものであってもNFTアートが売れない時は、売れない共通点がありますよ。

原因を特定しましょう!
認知・知名度不足

前提として何者でもない、NFT界で無名のあなたが作った作品をどれだけの方が認知しているでしょうか?
作品クオリティがずば抜けていたらNFT界に参入せずとも売れているはず。
NFT界に参入しNFTをリリースすれば売れるのは誤った妄想です。
作品もですが作者としての認知度が不足していることからNFTアートが売れない要因のひとつとなっています。
NFT購入者数が少ない

外的要因を挙げるとNFTアート作品だけでなく、NFTの取引人口が少ないのが原因のひとつです。
世界中にリーチできるとはいえ、NFT利用者は世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaでも約34万人と見られています。
そのうち日本でのNFT取引人口はわずか18,000人前後と見られています。
まだまだ馴染みのない世界のため、少ない購入者数をどれだけ自分の作品に注目させるかが非常に大事。
後述するコツやテクニックを活用してアプローチしていきましょう。
流行をおさえていない

NFTの世界でも流行があり、過ぎ去った流行のNFTは売れません。
NFTはデジタルファッションとしてのアイテムでもあり、流行が過ぎたNFTは急激に値段が落ちて注目度も落ちていきます。
流行は常に変わっており、いつ何が流行るのかは誰にもわかりません。
市場動向をチェックしておき、いつでも流行に乗れるように準備しておくのが重要です。
告知・宣伝活動が弱い

物品を販売するには、告知・宣伝といったセールス活動が必須。
NFT販売では告知・宣伝活動は主にTwitterなどのSNSが中心となりますが、ここでの告知・宣伝が弱ければ誰も作品を見てくれません。
作品を販売するにはまず告知宣伝活動を通じて作品や作者を知ってもらうこと。
Twitterなどメディア露出を通じて、作品を知らせる努力を行なっていきましょう。
OpenSea以外で出品している

NFTを売買できるマーケットプレイスは複数あります。
ユーザー数が最も多いのがOpenSeaで、それ以外のマーケットは利用者が限られています。
NFT取引者数が少ない市場に対し、さらに利用者が少ないマーケットで出品すると購入確率を自ら下げることに。
販売確率を少しでも上げるためにも、利用者が世界で最も多いOpenSeaに出品するのがおすすめです。
単純に設定価格が高い

NFT作品の販売価格が高すぎることで敬遠されている面も考えられます。
初期セールス価格が0.1ETH(約2.5万円前後)の作品が見られますが、まず売れません。
先述の通り、NFT界で無名の作者であるあなたの作品にそれだけの価値が見出せないから。
とにかく最初はNFT作品を売る経験を重ねていき、作品と作者としての認知度を獲得していきましょう。
徐々に販売金額を上げていくなどの施策を打てるよう、初期はとにかく激安(0.001ETH:250円前後)で売ることから始めてみてください。
NFT作品コンセプトが不明確

NFT作品を売るには、統一感ある作品コンセプトも重要な要素。
例えば動物の擬人化作品の中に可愛い女の子の作品が混ざっていたら違和感でしかありませんよね。
作品コンセプトを明確にし、統一感あるコレクションにするのは重要な要素のひとつ。
どうしてもリリースしたい場合はコレクションを分けて展開しましょう。
NFT作品を売るためのヒント8選
NFTが売れない原因が特定できたら、次は売るためのコツを見ていきましょう。
単体でも効果ありますが、組み合わせて行うとより効果的ですよ。
取引はETHで行おう
NFTの出品や販売はイーサリアムおよびETHで行うようにしましょう。
NFT取引自体はいくつかのブロックチェーンで可能。
<代表的なNFT取引チェーン>
- イーサリアム
- ビットコイン
- ポリゴン
- ソラーナ
最も多いNFT取引がイーサリアム(ETH)となっています。
注目を集めるOrdinals(ビットコインNFT)は、NFT取引においてイーサリアムより下です。

そのほかのチェーンは取引人口も少なく、仮想通貨入手も面倒なためおすすめできません。
NFTの出品は取引人口が最も多いイーサリアムで行いましょう。
市場調査を徹底的に行う
NFTの販売以外でも非常に重要なのが市場調査:マーケティングです。
市場(購入見込み客)が何を求めているかを正確に把握しないと売れる確率の高い作品を発売できません。
- どういったNFTアートが売れてるのか
- どのくらいの価格で売買されているのか
- NFTコレクションの販売数量や取引数は?
- 作品のコンセプトは?
- 宣伝はどこで行なっているのか?
さまざまな観点から多角的に分析する必要があります。
こちらの動画でもマーケティングについて無料で学べるので参考にしてみてください。
プレゼントを企画する

NFTを無料プレゼントしてみるのは最も効果的な施策です。
なぜなら反応数を実数ベースで見ることができ、市場への認知や反応を見ることができるからです。
逆に応募者が少なければ、それだけ人気や知名度、作品クオリティに問題がある証拠。
NFTの無料プレゼントは「Giveaway」と呼ばれる手法でTwitter上にて頻繁に行われています。
マーケティングとしても有効な手段なので使わないのは勿体無いですよ。
コレクションコンセプトはまとめる
先述の失敗例でも挙げた通り、NFTコレクションのコンセプトは統一しましょう。
作品コンセプトがバラバラだと、欲しいと思ってもらえる人が減るからです。
洋服を買いに来た人に対して、家電やシャンプーを勧めませんよね。
- PFPとして使えるNFT
- ミームに振り切ったNFT作品
- AIアートなど
NFTコレクションはコンセプトを絞り統一感を出しましょう。
低価格で販売開始する

販売初期は0.001ETH(250円前後)から出品(リスト)しましょう。
気軽に購入でき、持ってもらえる状態を用意しておくのが重要。
知名度と人気が上がってくれば、NFTを欲しい人(需要)が増加して価値も上がっていきます。
また、NFTにはロイヤリティによる転売収益も入ってきます。
NFTは自分たちで価値をつけていける「余白」が残されているのが重要です。
流行を取り入れる
先述の通り、NFTの中にも流行が存在します。
現在の主流作品
- PFP(ProfilePicture:SNSアイコンに設定しやすい画像)
- かわいい女の子
- 動物モチーフ
- ドット絵
さらに「ミーム」と呼ばれるいわゆるギャグに振り切った作品は短命ながら非常に強い流れを生み出します。
過去はやった「ミーム」例
- ゴブリン
- 自画像
- トランプ前大統領風刺作品
- カエルのpepe
流行の波に乗れるスピード感が出せれば販売確率はグッと高くなりますよ。
コミュニティ・ファンを形成する
個人でNFTを販売する際に最も重要なのがコミュニティやファンを作ることです。
ファンやコミュニティが形成できていなければ、
- 自分がどんなクリエイターなのか
- NFTコレクションに対する想いや狙い
- 今後の展開
- NFTを販売する目的
などゼロから一人ひとりに解説していく必要が出てきます。
さらに本来力を入れるべき作品制作時間や市場調査(マーケティング)にリソースを避けなくなります。
コミュニティやファンが存在することで、より良い作品作りへの好影響を与えてくれるでしょう。
制作過程を公開する
NFTでは既存商品と異なり、自分たちで価値を高めていける「余白」があることが重要と解説しました。
この「余白」は価格以外にも、応援シロを用意するのも重要です。
具体的には、制作過程を共有していくことで
- 作品がどう生まれていくのか
- クオリティが上がっていくプロセス
- 作品への興味関心を引き寄せる
などを提供でき、作品に対する興味関心を持たせていけます。
応援シロを用意することで、先述したファンやコミュニティへの獲得にも繋がりやすくなりますよ。
より高く確実に売るためのテクニック
ここからは先述の売るためのコツから一歩踏み込んだテクニックについて解説していきます。
いきなりチャレンジするにはハードルが高い項目もあります。
基礎となるNFT販売ができたら、これらのテクニックを活用してより高く確実に売れるようにチャレンジしていきましょう。
人気のNFTコレクションを研究する
ライバルとなるNFTコレクションを研究するのが効果的です。
- マーケティングはどのように行なっているのか
- NFTの展開はどうやっているのか
- NFTに紐づくコミュニティはどんな活動しているか
- NFTをリリースした目的は何か
- ロードマップはあるか・順調に消化しているか
- NFTの販売施策はあるか
- 既存ホルダーへの特典はあるか
などなど研究すべき箇所は無数にあります。
研究対象となるNFTコレクションは後述していますので参考にしてみてください。
インフルエンサーの影響力を借りる
ある程度NFT界で人気や実力がついてきた段階で、インフルエンサーの力を借りると大きく飛躍できます。
- 直接NFTホルダーになってもらう(提供する)
- 宣伝してもらう
- 対談する
などが挙げられます。
NFT系のインフルエンサーはイケハヤ氏が絶対的な影響力を誇っています。
日本のクリエイターを応援している方なので、作品クオリティに自信があれば気軽にTwitterにてメンションしてみてください。
ファンやコミュニティの力を借りる

NFTは投資の観点以外に、ファンやコミュニティのつながりを可視化する道具でもあります。
この特性を活かし、集まってくれたファンやコミュニティの力を借りていくのも方法のひとつ。
既存製品にはできない「一緒に作り上げる」体験がNFTなら可能。
ファンやコミュニティのパワーを利用することでスタートダッシュができ、目標達成までのゴールへより近づけますよ。
NFT購入・保有メリットを明確にする
NFTの購入や保有メリット・特典を打ち出すのも効果的です。
デジタル上で完結するNFTは、メリットを感じにくいため明確に打ち出すことで効果を実感しやすくなるからです。
具体的な施策としては以下のものが挙げられます。
- NFT保有者のみの限定コミュニティ
- 次作や関係NFTの優先購入権付与
- NFT保有者限定イベントの実施
- 記念NFTやSBTのエアドロップ
- リアルグッズの利用や購入割引
何か大きな特典を用意しなくても、購入者へお礼となるツイートやコメントを送るだけでもOK。
できる範囲のメリットや特典を提供して差別化していきましょう。
目標を明確に打ち出す
NFTを通じて何を実現させたいのか?
目的を明確にしていくのも重要な要素のひとつ。
単なるNFTアートであれば、長続きしないからです。
- このコレクションの構想
- NFTアートを出した狙い
- 完売したら何をしたいのか
- 次回作へのビジョンなど
「ロードマップ」という大きな目標は、大型プロジェクトでない限り必要ありません。
NFTプロジェクトの方向性を明確に打ち出していくことで、巻き込める人数も変わってきますよ。
NFTが売れない時に参考にすべきコレクション
NFTアートが思うように売れない時は、既存コレクションを研究しましょう。
おすすめのコレクションは以下の5つです。
それぞれ参考にすべきポイントを見ていきましょう。
CNP/CryptoNinja Partners
CNPは国内向けのジェネラティブとして人気・知名度・売上高トップとなるNFTコレクションです。
参考になるポイント
- 独自のシステム「バー忍」により絵柄を変更するシステム
- ホルダー特典でさまざまな割引が提供される:CNP Owners
- ホルダー限定で使えてポイントが貯まるアプリ:CNP Friends
- CNPとふるさと納税を組み合わせた:ふるさとCNP
- CNPの売買手数料(ロイヤリティ)から生まれたスマホゲーム:CNPバーニンウォーズ
- 商業利用可能な無料素材:素材屋CNP
- ソフトバンクやCCCとの基本合意
- 1週間の期間限定リアルショップ:CNP Summer Store
など単純にCNPというNFTを購入しただけでは終わらない数々の試作展開を行なっています。
日本のNFT業界を常にリードし続けているプロジェクトなので、規模が異なりますが非常に参考になる点は多いはず。
CNPJ(CNP Jobs)CNPJ
CNPJ(CryptoNinja Partners Jobs)は、先述したCNPの二次創作により生まれたNFTプロジェクト。
作者はうじゅうな氏個人で作成したNFTジェネラティブコレクション。
参考になるポイント
- 個人作品×二次創作×ジェネラティブの制作・運用
- バー忍システムを取り入れた:転職システム
- キャラクターごと変化する:超転職システム
CNPのキャラクターを「職業」に扮して忍務に就かせるという世界観。
実在する職業が多くあり、SNSアイコンにしても自己表現しやすく非常に人気になったコレクションです。
TheMafiaAnimals(TMA)
TheMafiaAnimalsはRii2氏が自ら手掛けるNFTアート作品。
動物を擬人化し、マフィア組織を表現した作品となっています。
参考になるポイント
- 個人クリエイター×1点ものNFTアートコレクション:TMA
- 個人クリエイター×ジェネラティブ:TMAs
- ミッション(ステーキング)によるNFT柄変更
イチクリエイターが1点ものNFTもジェネラティブもリリースし、NFTの遊びも組んでいるスケールの大きい作品です。
CoolGirlNFT

CoolGirlNFTはイラストレーターの栓氏と原案とマーケティング担当のイモト氏との共同コレクション。
「わが道を行く」がコンセプトのクールな日本女子が描かれている1点ものNFTアート作品です。
参考になるポイント
- 1点ものNFTアートコレクションの展開
- コミュニティ運営
- ベンチャー企業からの出資
- 自らの企業もNFT投資
1点ものNFTアートコレクション運営で起業している前例として、非常に参考になると思います。
CITY BOY &CITY GIRL

CITY BOY &CITY GIRLはイラストレーターのmilk氏が2021年10月に始めたNFTアート作品。
コンセプトは「個性的な若者たち」
参考になるポイント
- 個人クリエイター×1点ものNFTアートコレクション
- コミュニティ運営
- NFTアートの新作販売方法
次の作品オーナーはコミュニティーの投票により決定していく選挙スタイルは非常に参考になりますよ。
NFT購入のはじめかた
NFT取引をはじめるやり方を解説していきます。

NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
最初にコインチェック口座を開設しましょう。
NFT売買の手数料に必要な仮想通貨を用意するためです。

以下のリンクからコインチェックにアクセスします。
公式サイト→https://coincheck.com/ja/
「口座開設(無料)はこちら」から登録を進めましょう。
本人確認書類など登録して、審査が完了すると最短翌日から仮想通貨の取引が開始できますよ。
ETH(イーサ)を購入する

メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスク内に収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
メタマスク公式サイト→https://metamask.io/
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこないので注意しましょう。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると「Welcome〜」と表示されるので「Accept and sign」をクリックします。


メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

これで準備完了。NFT売買開始可能になりました。
OpenSeaでNFTを出品する方法
独自のNFTをマーケットプレイスで出品する場合、5つの手順で出品ができます。

ここではOpenSeaでNFTを出品する流れを解説していきます。
順番に見ていきましょう。
デジタルデータを準備
NFTとして出品できるデジタルデータには制限があります。

これらの条件に合うものを用意できればOK。
仮になくても簡単なアプリ等で作ってNFTとして販売するのも、撮影したスマホの写真でもOK。
詳しくはこちらの記事内にありますので参考にしてみてください。
OpenSeaにメタマスクを接続する
OpenSeaにメタマスクを接続することで、利用開始可能となります。

サイト利用に必要な、登録手続きは一切入りません。
氏名に住所、電話番号やメールアドレスなど従来の手続きは不要。
代わりにメタマスク接続で使えるようになります。
メールアドレスを登録することで、対象NFTが売れた時や購入できた際のメールが届くなど、より便利になるので最初はしなくてOKです。
操作に慣れていない序盤は、メールアドレスを登録する必要はありません。
コレクションページを作成する
メタマスクを接続し、アイコンにカーソルを重ねて表示される「My Collections」を選択してください。



作成したマイコレクションという本棚の中に、NFTが収納されるイメージです
MyCollectionsをクリックしたら、「Create α collection」をクリックします。
表示されているロゴやバナーなど上から順番に設定し、最後に「Create」を押してコレクションページを作成完了しましょう。
マイコレクションにデジタルデータをミントする
作成したマイNFTコレクション内にデジタルデータをアップロードしましょう。

ミントとは、デジタルデータをNFT化することです。
メタマスクを接続したらアイコンにカーソルを重ねて表示される「Create」を選択してください。

「Create New Item」画面に移行するので、デジタルデータをアップロードしていきましょう。
上から順番に選択や穴埋めしていき、最後に「Create」を押せばデジタルデータのNFT化(ミント)完了です。
NFTコレクションに販売方法・価格を設定する
マイコレクションにデジタルデータをミントしたら、最後に販売方法・価格を設定しましょう。

条件設定するのは以下の3点。
販売方法:オークションか固定価格か
販売期間:最長6ヶ月
販売価格:値上げはガス代(手数料)発生するので注意
上記を設定後、「Complete listing」をクリックするとメタマスクが起動します。
署名したらリスト(販売)開始が完了です!
こちらの記事でOpenSeaに出品する方法をより詳しく解説しています。
NFTアートに将来性はある?
結論を言うとあります。
それぞれ解説していきますね。
投資先としてのファンドが立ち上がった
NFTが普及しているアメリカでは当たり前になりつつあります。
遅れること日本でも、NFTを投資ファンドに組み込む流れが出てきました。
日本でのNFT投資ファンドは2023年7月8日にSkyland VenturesとCoolConnectによりスタートしました。
この流れは徐々に拡大していくことが予想されます。
有名企業もNFTを発行している
NFTの普及が早い海外では、世界的有名企業もNFTをすでに発行しています。
一例として
- ルイヴィトン
- Gucci
- マクラーレン
- マクドナルド
- コカコーラ
- adidas
- NIKE
- Dolce&Gabbana
- CNN
など誰もが聞いたことがある超有名企業がNFTを発行しています。
日本国内でも少しずつ広がってきていますよ。
著名人もNFTを発行し始めている
国内では企業よりも先に身軽な著名人がNFTを発行・発売しています。
すでにNFTの出品販売している方や、プロモーション活動に携わる方、購入者側に周り応援する方まで様々。
一例として挙げると
- EXELE:メンディー氏(NFT購入)
- キングコング:西野氏(NFT出品・販売)
- レイザーラモンHG(NFT出品・販売)
- 本田圭佑氏:Flower Lolita(NFTプロジェクト)
- 香取慎吾氏:チャリティーオークション
- 内村航平氏:引退記念NFT発売
- フェンシング銀メダリスト:太田氏(NFT購入)
- 広瀬すず氏(NFT出品・販売)
- はんにゃ:川島氏(NFT購入)
- 反町隆史氏:(NFTコレクション応援アンバサダー)
が既にNFTに関する活動しています。

少しずつ参入者が増えてきていますよ
NFTの取り扱いに関するよくある質問
NFTアートに関するよくある質問をまとめました。
NFTアートにできるファイルサイズは?
OpenSeaでのNFTアートのサイズはいくつか決まっています。
- アスペクト比:1:1
- 推奨画像サイズは1000px×1000px以上
- 1枚100MBまで※ただし表示速度に影響するのでサイズを小さくするのが推奨されている
- ファイル形式はJPG、PNG、GIF、SVG、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTF
それぞれの項目をクリアしていないとNFT化できないのでご注意ください。
NFTアート作成は難しいですか?
結論を言うと、無料で誰でも作成できます。
無料で作成できるアプリが多数リリースされています。
これらを駆使してアート作品を作り、OpenSeaでNFT化するだけ。
NFTの出品代行など使わずに無料で誰でもできるのでぜひチャレンジしてみてください。
こちらの記事を参考にしてみてください。
NFTアートが売れたら納税必要?
結論を言うと必要です。
NFT売買は課税対象のため、利益が出た場合課税対象となります。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑。
NFT売買を繰り返し行う際はしっかりと意識しておきましょう。
LINE NFTや楽天NFTはだめ?
国内のNFTプラットフォーム(LINE NFT・楽天NFT)は残念ながら認定事業者やクリエイターでないとNFTを発行できません。
国内でNFT発行できるのはHEXAのみですが、実質国内ユーザー向けにしか販売できません。
NFTのメリット(ボーダレス・通貨問題など)を最大限活かすなら、誰でも無料でオリジナルNFTを出品販売できるOpenSeaがいいでしょう。
NFTが売れないのは納得の理由がある
本記事の要点をまとめます。
- NFTアートが売れない最大の要因は「認知不足」
- 実物販売と一緒で作品や作者を認知してもらうのが最初のステップ
- NFTアートを販売するためにはファンやコミュニティ形成が最も重要
- 認知獲得で最も効果的な施策はGiveaway
- 応援の力(コミュニティ・ファン・インフルエンサー)を上手に取り込もう
NFTのジャンルは広く、PFP(ProFile Picture)の分野は2022年度に比べて落ち込んでいます。
ただ参入者が拡大していく過程で市場シェアも必然的に広がりニーズも増えていきます。
国策にもなっているNFTを触れておかないと時代から取り残されてしまうので少しずつ触れておき理解を深めておきましょう。
AMA?SBT?難しいWeb3用語
NFTやWeb3の世界は最新技術が満載!そのため毎日のように新しく馴染みのない言葉が出てきます。
その都度新しいワードを検索して調べていたら大変ですよね!
こちらの記事に、新しく出てきたWeb3のワードを用語集としてまとめています。
ブックマークしておくと便利ですよ。