始め方

NFTアートの始め方3選|専門スキルや経験ゼロから無料で制作する

※アフィリエイト広告を利用しています

本記事は筆者である私が700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。

自己紹介

まったくの未経験・ゼロスキルからNFT取引できた経験を活かし、これからNFTを始めてみたい方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

この記事では独自のNFTを制作するためのアート作品をゼロから作る方法について解説していきます。

NFT?ブロックチェーンとは?

切っても切り離せないのがNFTとブロックチェーンの話。

簡単に説明すると以下の3つの特徴があります。

  • NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
  • 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
  • ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える

こちらの記事で知識ゼロから学べるようにNFTやブロックチェーンについて丁寧に解説していますので参考にしてみてください。

無料でできるNFT出品のやり方を解説していきます。

NFT取引におすすめの国内取引所

コインチェック(初心者おすすめ)
公式リンク:https://coincheck.com/ja
4年連続日本一のアプリDL数を誇る利用者数!初心者でも迷わず仮想通貨を買える

\4年連続No.1充実のサポート体制/

Coincheckの詳細を見てみる

NFTアートを作成する方法【3パターン】

本記事の本題であるNFTとして販売するアート作品を制作する方法を解説していきます。

NFTアートを作成する方法は主に3種類。

それぞれ順番に解説していきます。

手書きソフトを使って作る

ソフトを使って絵を描く

クリエイターとして、最もアート作品の魅力がダイレクトに表現されるのが手書きです。

多くのクリエイターが、パソコン・iPadでオリジナルのイラスト・アート作品をNFT化して販売されています。

iPadを使う場合は、別売りですがApple Pencilが必須。

まずは、高額なソフトなど買わずにできる範囲で進めてみましょう。

アプリを利用して作る

アプリを使って作る

2点目が、アプリを使ってNFTとして出品する作品を作る方法。

無数にあるアプリから、多機能で非常に便利なものが多く、作りたいテイストに合わせたアプリが入手できるはず。

詳しいガイドなどもあまりなくても、スマホがあれば手軽にはじめられるのが魅力ですね。

アプリに関しては、この後解説します。

プログラムを活用して作る

プログラム

3つめの手段としてプログラムを組んで生成する方法で、ジェネラティブNFTと呼ばれる主流のNFT生成のひとつ。

背景・アイテム・表情などのパーツを複数点用意しておき、プログラムによって自動で組み合わせて1枚の画像を生成させる方法です。

CryptoNinjaPartners(通称CNP)が国内の火付け役となり、多くの点数を発行するNFTプロジェクトで使われている方法です。

一度に大量の画像を生成できる反面、基本的には独自のプログラムを作成しなければならないため、NFTに精通しているエンジニアが必須

NFTコレクションを点数多く出品したり、何かしらのギミックを組み込む場合はプログラム生成が必要なため、視野に入れておきましょう。

NFTアートを作成できるイラストアプリはこの5つ

NFTアートにできる、絵描きができるアプリはこの5つ。

ひとつずつ見ていきましょう。

  • EDGE:無料・ドット絵
  • 対象:パソコン
  • ダウンロード先:こちら

EDGEは、無料で使えるうえ、ドット絵アニメーションを作成する必要な機能が全て備わっていること。

もちろん無料版でも、充分に活用できるスペックを備えています。

有料版のEDGE2だと、多様な塗りつぶしができたり、飾り文字が入れられたりする無料版にはない機能がついています。

EDGE2の体験版もあるので、EDGEで十分に使いこなせた上で検討してみてはいかがでしょうか。

8bit painter

出典:Google Play
  • 8bit painter:無料アプリ・ドット絵
  • 対象:iOS・Android
  • ダウンロード先:iOSはこちら Androidはこちら

誰でも無料で気軽にピクセルアート(ドット絵)が描ける無料アプリです。

特に説明がなくても始められる明快な作りと、ピクセルアート(ドット絵)に必要な機能は押さえたシンプルな設計で作品作りに集中できます。

使いこなせないような複雑な機能を削ぎ落とした、始めやすい無料アプリです。

ibisPaint X(アイビスペイントX)

ibisPaint X
  • ibisPaint X(アイビスペイントX):無料・イラスト
  • 対象:iOS・Android
  • ダウンロード先:iOSはこちら Androidはこちら

ibisPaint X(アイビスペイントX)は、特徴的な作画工程の共有機能が優れたお絵描きアプリ。

2021年にアプリダウンロード数で世界1位を達成したこともある日本企業発のアプリです。

基本無料で高機能で優れた使いやすさもあることから不動の人気お絵描きアプリと評判も上々。

有料版はibisPaintとして、Windows版もリリースされています。

まずは本格的なイラストに挑戦してみたい方はibisPaint Xからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)

出典:クリップスタジオペイント
  • CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント):有料・本格イラスト
  • 対象:Windows・iOS・Android
  • ダウンロード先:公式サイト

CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は、イラスト・アニメーション・マンガを扱っている学校に導入されている、定評のあるソフトです。

パソコン版とほぼ同じ機能でスマホやタブレットでも利用できるので使う環境を選ばずに使えるのがメリット。

専用クラウドサービスを使えば、作品だけでなく設定状況も引き継げスムーズに別端末で作業を再開できます。

有料ソフトですが一部機能を制限した無料体験版も公式サイトから出ているので、気になる方はチェックしてみてください。

illustrator(イラストレーター)

イラストレーター
出典:Adobe
  • illustrator(イラストレーター):有料・本格イラスト
  • 対象:macOS・Windows
  • ダウンロード先:公式サイト

illustratorはイラスト・チラシ・ロゴ・絵や広告作成などができるほか、イラストや写真を用いた印刷物、Webページに用いられるボタンやバナーの制作など、全てができるオールインワンソフト

イラスト制作の現場で働くプロが使うソフトのため使いこなすには高いレベルが要求されます。

ステップアップを目指す方は視野に入れていてもいいかもしれません。

NFTアート以外もチャレンジしてみよう

NFTはイラストやアートだけでなく、以下のデジタルデータでもNFTとして作ることが可能です。

それぞれ解説します。

音楽や音声データをNFT化する

NFTは画像データと思われがちですが、音楽や音声データを入れて販売できます。

有名なアーティストがNFTを売る流れが加速していくと、音楽販売の構造すら変えてしまうかもしれません・・・

このような形でなく、ただ単純にNFTとして音楽や音声データを販売することも可能です。

音楽NFTもこれから注目されていくジャンルのひとつですね。

写真をNFT化する

風景やペットの写真、自画像などの写真もNFT化して販売可能です。

今までに撮影したスマホの写真もNFTにすれば、別途アイテムを用意する必要もなくスムーズ

画像の容量や拡張子などの制限をクリアしていれば、すぐにでもNFT化できるのでアートやイラストに造詣がなくても手軽にNFTを販売できます。

こちらの記事で写真をNFT化して販売する方法を事例を交えてまとめていますので参考にしてみてください。

動画をNFT化する

写真やアート・イラストといったものではなく、動画をNFTとして出品・販売可能です。

静止画となる写真・アート・イラストではイマイチでも、動きが加わることで世界観が広がります

ミタマ

動画と言っても、ちょっとした動きでOK

動画の撮影・編集はアプリを使って加工がスマホひとつで可能なので、トライしてみるのも面白いと思います。

その他のデジタルデータ

最近では3Dアイテム・3Dアバターも少しずつ目にする機会が増えてきました。

過去話題となったものとして、Twitter社の元CEOであったジャック・ドーシー氏の初ツイートがNFTで高額取引された例もありました。

ジャックドーシー

そのほかにも以下のアイテムがすでにNFTとして販売されています。

  • ライブやツアーのチケット
  • 会員証
  • トレーディングカードやゲームアイテム
  • メタバースの土地

NFTはデジタルデータに紐づく技術なので、あらゆるものがNFT化して売買されていくことが予想されます。

どこで売る?NFTプラットフォームの違い

NFTが取引できるプラットフォームは、いくつかあります。

国内※一例です

  • 楽天NFT
  • LINE NFT
  • Adam by GMO

海外※一例です

  • OpenSea
  • LooksRare
  • Foundation
  • Rarible

その中でも、今回NFTを始めるのにおすすめなNFT取引所がOpenSeaです。

理由について、この後解説していきます。

国内と海外のNFTプラットフォームの違いを理解しよう

はじめに国内NFT取引所である楽天NFTやLINE NFTはやめましょう

国内取引所はやめた方がいい理由

企業独自サービスの「プライベートチェーン」

互換性がない

プライベートチェーンとは、企業内で管理している「独自サービス」の延長。

他のチェーンとのつながりがないため、外部に持ち出しができません。

また企業サービスのためサービス終了や企業倒産でまったく無価値のアイテムになってしまいます。

一方海外取引所のNFTは「パブリックチェーン」と呼ばれ、基本的にどこにでも展開可能です。

仮にA社がサービス終了しても、自分で持ち出して他のプラットフォームで売買可能です。

企業独自サービス下にある模擬NFTか、どこでも売買可能なNFTか、どっちがいいでしょう?

NFT売買するならOpenSeaが最もおすすめ

結論を先にいうと、パブリックチェーンの中でNFT売買するならOpenSeaが最もおすすめ

OpenSeaがおすすめな理由は以下の7点。

ミタマ

それぞれ詳しく解説していきます

NFTの取引数・売上高が世界最大級

OpenSeaは世界で最初のNFTマーケットプレイスとして誕生しましたが、現在でも世界有数の取引量と金額・ユーザー数を抱えています。

2023年7月22日現在のマーケットプレイス売上高
出典:DappRadar

「Balance」はマーケットプレイス内のNFT資産総額、「UAW」は30日間の取引人数を表しています。

総資産額でこそ他のNFTマーケットプレイスに劣りますが、取引人数ではUniswap NFT Aggregatorに次ぐ取引件数があります。

世界最大級のマーケットプレイスが無料で使えるなら、あえて規模の小さい他のNFT取引所を利用する意味はありませんよね。

OpenSeaが日本語に対応している

日本語が通じる

OpenSeaは、サイト設計が日本語に対応しています。

他の海外マーケットプレイスは日本語に対応しているサイトが少なく、翻訳しながら使うハメに。

翻訳ソフトを介して使うことで、誤訳により意味が変わったり正確な日本語にならないなど何かと不便。

しかしOpenSeaは日本語にサイト全体が対応しているので、誤訳などの心配なしで使えるのがメリットです。

誰でも無料でNFTを作成して販売できる

OpenSeaはオリジナルNFTを無料で誰でも発行・出品・販売できます。

NFTマーケットプレイスによっては、認定クリエイターや提携企業でないとNFTが発行できない場所も。

個人で認定クリエイターになるにはハードルが非常に高く、素人ではまず不可能。

しかしOpenSeaならいつでも誰でも無料でオリジナルNFTを作成して販売が可能です。

4種類にわたる販売方法がある

OpenSeaには、タイプに合わせて販売方法を選択可能です。

表記販売方法
Fixed Price販売価格を決めて販売する方法
Sell to highest bidderオークション形式で販売する方法
Sell with declining price時間経過とともに値段が下がっていく方法
Bundle複数点のNFTをまとめて販売する方法

基本的にはFixed Price(固定価格販売)がメインですが、オークション形式などを取り入れることで注目度やより高額での取引が可能に。

OpenSeaでは作品や都合に合わせた販売方法を選択できます。

幅広いブロックチェーンへ対応している

OpenSeaはさまざまなブロックチェーンに対応しているため、幅広い銘柄からNFTを選ぶことが可能です。

主要であるイーサリアムの以外にも、ポリゴン・BNB・Solanaなど8種類のチェーンに対応しています。

実際に使わなくてもチェーン対応していることでOpenSea利用ユーザーが増えることによる売買チャンスも増加。

複数のブロックチェーンから選択できるので、予算やニーズ、戦略によってブロックチェーンを使い分けることが可能です。

ソート機能などの使い勝手がいい

見つける

OpenSeaは、他のプラットフォームに比べて使いやすい機能が盛りだくさん。

コレクション自体の検索はもちろん、価格別・アイテム別・キャラクター別などの各種ソート機能も充実

購入履歴もしっかりチェックできるので条件検索で欲しいNFTを絞りやすいですよ。

NFTを売らずに交換できるDeal機能追加

2023年7月21日に、OpenSeaは新機能としてNFTを交換できるDeal機能を追加しました。

Deal機能を使うことで、NFTを売ることなく欲しいNFTと直接交換できるメリットがあります。

いくつか条件があることや、日本の税制面における不透明な扱いの問題もあります。

しかしDeal機能を使えば保有NFTがいついくらで売却でき、欲しいNFTがいつリスト(販売)されるかわからない状況を脱却できます。

Deal機能は新たにNFT売買することなく、OpenSeaを介して直接トレードできる今までにない仕組みのため今後に期待です。

合わせて読みたい

OpenSeaでNFT出品できるもの

OpenSeaでNFT化できるデジタルデータは制限があります。

それぞれの制限を理解した上で作品を作りましょう。

NFT化できるもの

  • 容量制限:1点あたり100MBまで
  • 拡張子・ファイル形式GIFPNGJPG・SVG・MP4・WAV・MP3・WEBM・GLB・OGGGLTF
  • デジタルコンテンツ画像・動画・音楽・3Dモデル

OpenSeaでNFTを作る前に準備すること

NFTを出品/販売する前に、7項目を事前準備しておくとスムーズです。

事前に用意しておくべき7項目

バナー1400×400が推奨サイズ
アイキャッチ:Featured imageで推奨サイズは600×400
アイコン:350×350
ディスクリプション:日本語と英語を併記が
販売価格:1点あたりの金額
販売数:同じものを複数点販売も可能
クリエイターフィー:ロイヤリティとも。0〜10%

空欄のままだと登録できず出品できない箇所もあるので、事前に考えておくのがスムーズ。

クリエイターフィーとは、NFT売買の最も画期的な部分です。

二次流通(転売)以降の販売が発生した際、発売元にも売上の一部が入ってくる仕組み

売り手が支払うコストになるため、日本ではあまり気にされてませんが海外トレーダーは気にする箇所です。

準備ができたらOpenSeaでNFT化してアート作品を売ろう

ここまで進めていただけたら、OpenSeaにデジタルアートをNFTにして販売する準備完了

いよいよOpenSeaに接続して、出品してみましょう。

OpenSeaのリンクはこちら👉https://opensea.io/

OpenSeaへアート・イラスト作品をNFT化して販売する方法は、こちらの記事にまとめていますので参考にどうぞ。

NFTアートが売れない時にできること

結論を言うと、NFTアートを出品しても全く売れません

なぜなら誰でも出品できるため、新作がどんどん生まれて埋没していくから

その他にも原因はあり、すぐ解決するものから時間がかかるものまで要因はさまざま。

こちらの記事でNFTアートが売れない時にできる対策をまとめていますので参考にしてみてください。

無料でNFTアートを作成してみよう

本記事の要点をまとめます。

  • NFTは「オリジナル・原本」の証明書
  • ブロックチェーンはデジタルトレーサビリティ
  • NFTを始めるにはOpenSeaが最も優れている
  • NFT化に必要なアート・イラストは無料でできる
  • NFTにできるサイズ・形式は制限がある
  • アート以外にもNFT化できる

まだ国内でNFTに触れている人は、16,000人前後と言われている世界です。

もう遅い?ではなく、もうやっているの?と言われること間違いありません。少しずつ取り組んでみてはいかがですか?

こちらの記事にNFTの始め方をまとめていますので参考にしてみてください。

AMA?ATH?SBT?Web3で分からない用語が出てきたら

NFTやWeb3の世界は最新技術が詰まっている世界のため、毎日のように新しい用語が飛び交っています。

新しいワードに遭遇して、いちいち検索して調べていたら大変ですよね!

こちらの記事に、新しく出てきたWeb3のワードを用語集としてまとめています。ブックマークしておくと便利ですよ。

NFT用語集

-始め方
-