始め方

NFTイラストの始め方5ステップ|誰でも失敗せず作成販売するコツ

※アフィリエイト広告を利用しています

NFTはどうやって始めるの?
NFTってなんだか難しそう・・・
誰でもNFTは作れるの?

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

本記事では、実際に700件以上のNFT売買を通じて体得した内容に最新情報を加えてまとめた記事となっています。

記事前半ではNFTイラストの基礎知識について、後半では作り方や売るコツなど解説していきますのでじっくり読み進めてみてください。

自己紹介

目次

NFTのイラストとは?

NFTのイラストとは、イラストレーターが独自のイラストをNFT化した作品のことを指します。

NFTが注目を集めたきっかけとなった、下記の有名なNFTコレクションも独自のイラストから生まれています。

CryptoPunks(クリプトパンクス)

CryptoPunks(クリプトパンクス)

CryptoPunks(クリプトパンクス)は、2017年に発行された世界初のNFTと言われています。

日本円換算で数百万〜数億で取引されており、世界のセレブや決済会社のVISAが保有していることでも有名です。

BAYC(Board Ape Yacht Club)

Board Ape Yacht Club(BAYC)

BAYCは世界のセレブが数多く所有する世界で最も高額なNFアートコレクションとして流通しています。

猿人類をモチーフとした10,000点のコレクションは、1体として同じ個体が存在しません。

NFTってそもそも何?を簡単に解説

NFTは、3つの特徴から成り立っている「技術」です。

NFTイラストが持つ3つの特徴

それぞれ以下で解説していきますね。

偽造できないオリジナルの1点が所有証明できる

NFTは他のものと等価交換や偽造ができないよう、固有アドレスが割り振られたオリジナルの1点ものという特徴があります。

「交換や偽造ができないオリジナルの1点もの」として、代表的な例が飛行機チケット。

チケットにフライト情報はもちろん、座席や搭乗者情報など記載されており、まったく同じものとしての替えがありません。

一方硬貨や紙幣などお金は、誰が所有していても同等の価値を持ち、価値に替わりなく交換して利用可能。

NFTはコピーや偽造ができず、替わりがきかないオリジナルの1点ものとして証明されています。

転売収益の一部がクリエイターに

NFTは転売(二次流通)されるごとに、売上の一部が運営者やクリエイター本人に入る仕組みを構築できます。

売上の一部が入る仕組みをロイヤリティまたはクリエイターフィーと言い、偽造できない売買履歴が残るNFTならでは。

ロイヤリティは1回目の転売発生時だけでなく何度でも発生するので、売買が活発な人気コレクションなら高い収益性に繋がります。

従来の製品の場合は基本的に初回販売時のみしか売上発生ポイントはありませんが、NFTであれば継続的な収益化が可能

取引額の数%がクリエイター(または運営事業者)に還元されるため、クリエイターの長期的な活動源泉につながります。

誰でも使える技術

NFTはブロックチェーンを活用した誰でも自由に使える技術です。

高性能パソコンや高度な専門知識を保有していなくても誰でもNFT化が可能です。

OpenSeaやRaribleという海外のNFTマーケットプレイスを使えば、オリジナルのNFTを誰でも作成できます。

2021年には日本の小学生が夏休みの宿題で作ったNFTアートコレクションが、約3,000万円以上で売れて大ニュースになりました。

NFTと仮想通貨の違いは?

仮想通貨は価格変動あるものの「デジタルのお金」。

ひとつひとつ個別識別されておらず等価交換が可能です。

しかしNFTは3つの特徴で説明したように、替えの効かないオリジナルの1点もの

さらに現在流通しているNFTには、以下の4つの特徴があります。

各種SNSアイコンとして活用するアイコン型
クローズドコミュニティの会員権として用いられるパスポート・チケット型
保有者だけが使えるツールや特別な体験ができる機能型
NFTを中心とした同志や仲間と出会えるコミュニティ型

日本の人気NFTを4ジャンルに分けてランキング形式で紹介にて詳しく解説していますので参考にどうぞ!

イラストNFTの国内販売事例

イラストをNFT化して販売しているイラストレーターの事例を紹介します。

世界には無数のイラストレーターが活動していますがここでは日本国内の素晴らしいイラストレーターを4名紹介いたします。

Rii2氏

TMA

Rii2氏は日本のNFTを語る上で外せない、大人気のNFTアーティストです。

CryptoNinjaという日本を代表するNFTアートコレクションをイケハヤ氏と一緒に手掛ける日本NFT界を代表するクリエイターです。

自らは動物を擬人化し、マフィア組織を表現した「TheMafiaAnimals」や構成員となるNFT「TMAs」というジェネラティブコレクションもリリースしています。

さいとうなおき氏

MEGAMI

さいとうなおき氏はポケモンカードなどの公認イラストレーターとして活動しているNFTアーティストです。

劣悪なクリエイター環境脱却を図るため、自ら描いたイラストをNFT化し一枚のNFTアート作品として約600万を売り上げたことも。

MEGAMIというNFTプロジェクトへもクリエイターとして参加し、NFTを発行しています。

onigiriman氏

onigiriman

onigiriman氏は、日本のNFTが立ち上がり始めたばかりの2021年9月にコレクションを作成して販売しています。

2022年4月には総取引高が270ETH(約1億1千万円)を突破

別コレクションでは1晩で4,000万売りあげるなど日本初期のNFT業界を牽引した方です。

milk氏

milk

イラストレーターのmilk氏は2021年10月にNFTアートコレクション「CITY BOY &CITY GIRL」をリリースしています。

若者たちを軽いタッチでシンプルに表現しているNFTアート作品となっており、アパレルグッズなどの展開も。

新作のオーナーはコミュニティ投票により決定していく選挙制を取るなど、独自の販売戦略を敷いているのが特徴です。

イラストレーターがNFTを始めるメリット

イラストレーターはいますぐNFT業界に参入した方がいい理由を解説します。

本格的な成長期に入る前に開始しておくと、産業成長の波に乗っていけますよ。

成長していく市場

NFTはこれから成長していく市場として期待されています。

なぜならNFTは国家戦略として進められており、世界的イベントでもNFTが使われるから。

イチ個人や企業の話ではなく、国が旗振りしている領域のため確実に参入企業が増えて成長すること間違いありません。

NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介ではさらに深掘りしていますのでぜひチェックしてみてください。

無料で始められる

イラストレーターにとって魅力的な点のひとつとして、NFTは無料で始められること。

イラストNFTを販売するにあたり、場所や物質輸送などの費用をかけずにすぐに開始できます。

OpenSeaというプラットフォームを使えば、誰でも無料で自分のイラストをNFT化して販売可能。

コストをかけず低リスクで始められる点において、イラストをNFT化して販売するのは大きなメリットです。

最新技術の知識が得られる

最新技術

イラストレーターのメリットとして、NFTの技術に触れることで最新技術の知見を得られます。

NFT取引には仮想通貨の知識に加え、ブロックチェーン技術やスマートコントラクトなど一定レベルの理解が必要。

事前知識として学習するだけでなく、自ら体験することでこれから普及するタイミングで実践に役立つ知識や経験を獲得できます。

NFTという最新の技術知識を獲得することで、イラスト制作やビジネスにおいて競争力を高められるでしょう。

世界中の人に販売できる

デリバリー

NFTは国や輸送という物理的障害を乗り越え、世界中の人々にイラスト作品を届けることが可能です。

従来作品の場合は展示場まで足を運ぶ必要があるほか、為替のやり取りを含めた決済や実物発送、本物の証明など様々なハードルがありました。

しかしイラストをNFT化してリスト(値段を付けて売り場に並べる行為)しておけば、あとは購入され次第自動でイラストNFTが転送される仕組みで手間要らず。

NFT作品はイラストレーターにとって新たな販売機会を生み出し、収益の拡大につながる可能性を秘めています。

ダイレクトに売上が入ってくる

イラストをNFT化して販売することで、イラストレーターは直接的に売上が獲得できます。

NFT売買にはスマートコントラクト機能により、仮想通貨とNFTの受け渡しが自動化されています。

NFTマーケットプレイスの手数料も売上から自動で天引きされるため、持ち出しが不要でかつ代行業者など余分な中間マージンが発生しません。

NFTのイラストが売れれば、直接的な売上増加が見込めるチャンスがあります。

転売時にも売上が入る

売上

NFT販売は最初の販売(一次販売)だけでなく、転売(二次流通)発生時にも売上が獲得可能です。

転売時でも売上の一部が入る仕組みをロイヤリティと呼び、初回販売時だけでなく二次販売(転売)時が発生するたびにクリエイターの元に入ってきます。

したがってイラストNFTが高額になったり多く転売されることでクリエイター収益も増大していきます。

NFT販売においては、作品が転売される度にロイヤリティが入るため、継続的な作品作りに取り組めるメリットがあります。

作品の著作権が明確になる

証明

NFTを利用することで、イラストレーターの作品に関する著作権が明確になります。

なぜならNFTとブロックチェーン技術は偽造できない履歴が公開されているから。

従来の作品はネットに公開したら最後、情報のコピーや改ざんが発生し、原本となるオリジナル(本物)証明が困難でした。

しかしNFT技術を用いたイラストであれば正しい情報を誰でもチェックでき、正規の所有者や著作者が特定できます。

イラストレーターがNFTを始めるべき理由でも詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。

イラストをNFT化して販売するデメリット

一方でイラストをNFT化して売るデメリットについても触れておきましょう。

ひとつずつ解説していきます。

市場規模が小さい

現時点ではNFT市場の規模はまだ小さく、成長途上の産業です。

日本国内でNFTに触れている人は推定17,000人前後と見られており、人口のわずか1%弱しか触っていないと見られています。

現時点では、大手企業や著名人の参加も限定的で市場規模の拡大には至っていません。

NFT市場は現段階ではまだ小規模ですが、ResearchAndMarkets.comのレポートによると、世界のNFT市場は2021年の113億米ドルから2030年までに2,310億米ドルに成長すると予想されています。

NFTは先述のとおり国家事業としてや、世界的イベントに使われる未来はすぐです!

イラストレーターとしてNFTに早期参入しておくことで、市場拡大に伴って大きな成果を期待できますね。

日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめ【何点知ってますか?】にてすでにNFTが活用されている事例を紹介していますので参考にどうぞ!

ハードルが高い

NFTはすぐに取りかかれない高い参入障壁がデメリットのひとつです。

NFT取引は「仮想通貨取引所・仮想通貨・メタマスク」からなる3つを揃える必要があります。

どれも日常生活に馴染みないアイテムだけに、つい及び腰となるものばかり。

現段階ではあえて自ら積極的に踏み込んでいかないと取りかかれない領域な点が、デメリットとなっています。

収入の税金計算が複雑

税金計算

イラストNFTを販売した売上から、納税するための計算が複雑な面もデメリットのひとつです。

NFTと仮想通貨、ガス代(経費)が24時間365日価格変動していることにより、複雑な計算に拍車をかけています。

一般的な有料ソフトでは、仮想通貨計算に未対応なものも。

個人で納税までやるには仮想通貨購入時から詳細に記録する必要が出てくるため、NFTで稼ごうとする方はしっかりとした知識が必要です。

必ず売れるものではない

NFTは出品したら必ず売れるものではありません

なぜなら一定水準のNFTなどへの理解があれば誰でも作成・販売できてしまうから。

事実として2023年6月の国内NFT販売量はたった1ヶ月で国内NFT取引者数と見られる1.7万人をこえるNFTが発行されています。

非常に多くのイラストNFTが出品されていることから、既存NFTとの差別化や売るための工夫は必須。

一般的な品物同様に、NFT化したイラストを売るための努力は必須です。

イラストNFT販売を失敗しないための5箇条

出品しても誰にも見向きされず売れないと悲しいですよね。

ここでは出品したイラストNFTを販売するためのコツを6点お伝えします。

ひとつずつ見ていきましょう。

チェーンはイーサリアムで出品する

NFT売買を目的とするならイラストNFTはイーサリアムというブロックチェーンで出品しましょう。

なぜならNFT取引の大多数はイーサリアムが占めているから。

引用:Cryptoslam

イーサリアムは売買目的とされたNFTに活用され、ポリゴン(MATIC)は記念品や入場パスなどの活用が多く見受けられます。

少しでも販売確率を上げるためにも、利用者が多いNFT取引でメジャーなイーサリアムネットワークで出品しましょう。

流行を抑える

NFTイラストレーターとして成功するためには、流行を抑える能力が必要です。

ブームとなっているタイミングであれば、似た作品は注目されやすく購入に繋がりやすくなります。

ゴブリン
引用:OpenSea

例えば「ゴブリン」というキャラクターが流行しているとき、可愛い女の子の作品やカッコイイ動物系イラストNFTはほとんど見向きもされませんでした。

とはいえ流行は一過性なもののため長期的な視点で独自のブランドを形成し、コアなファンを獲得していくのが重要です。

注目を集める観点や目先の資金獲得の面から見ても、ブームに乗っかれるだけの力量や柔軟性は必要ですよ。

コミュニティを形成する

コミュニティ

NFTを売るためにも、コミュニティ形成は非常に大事な要素となります。

なぜなら、コミュニティがあることで購入の後押しや運営をサポートしてくれるからです。

クリエイターは直、接エンドユーザーの声を聞けるため大きな失敗につながるリスクを事前に避けられます。

一方でエンドユーザーもクリエイターと密につながることで、よりコミュニティへの帰属意識が強くなり長期的に作品を支えてくれる存在に。

個人を応援してくれるコミュニティ形成ができれば、コミュニティの存在が活動を支えてくれる基盤となるので成功しやすくなりますよ。

マーケティングを念入りに

NFTイラストレーターとして成功するためには、マーケティングを念入りに行うことが重要です。

マーケティングは市場調査と訳され、NFTのみならず商品販売には非常に重要なプロセス。

  • 現在のNFT市況
  • NFT販売されているイラストに似た作品
  • どんなイラストNFTが売れているか
  • どの価格帯のNFTが売れているか
  • 購入見込みはどれくらいいるか
  • 作品告知期間をどれくらい設けるか

など、販売前に分析できる箇所は無数にあります。

市場調査の結果を踏まえた上で、期待を上回る作品を販売していきましょう。

コレクションに統一感を出す

統一感

NFTコレクションは作風をひとつのコンセプトに絞りましょう。

統一されたテーマやビジュアルのイラストNFTをリリースすることで、コレクション全体の魅力を高め、ファンやコレクターの関心を引き付けることが可能。

作風やテーマなど一貫性のあるNFTコレクションは、他のイラストレーターとの差別化となるだけでなく、良いブランドとしてのイメージに繋がります。

作品対応幅が広いアピールも大事ですが、販売初期はNFTイラストレーターとしての名前を売りファンを獲得するのが最優先。

統一感のあるNFTコレクションは魅力や価値を高め、転売による収益増加や長期的に応援してくれるファンが根付く要因にもなります。

NFT市況を分析する

NFTのイラストを販売する際、必ず市況判断を分析しましょう。

仮想通貨やNFT市況が悪い時に、イラストをNFT化して展開しても売れる確率は低くなります。

市況が悪ければ保有する実メリットが少ないNFTをわざわざ購入する必要がないからです。

企業が手掛けるNFTでも市況が悪ければNFTは完売せず売れ残ります。

市場の動向や需要の変化を把握し、それに基づいて作品制作や販売戦略を柔軟に変更することで販売への確率を高めていきましょう。

NFTイラスト販売をはじめる事前準備

NFT取引に必要な3種の神器

NFTイラストをはじめるには、3種の神器を揃える必要があります。

世界中の人と同じ環境下で取引するために必要な3つの神器について解説していきます。

仮想通貨取引所

NFT取引に必要な3種の神器-仮想通貨取引所

金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK

その中でもおすすめなのがコインチェックbitbankGMOコインの3社。

簡単に3社の特徴を解説します。

コインチェックすすめポイント - 2

コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方

コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。

更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。

国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がウリです。

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Coincheck

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ビットバンクおすすめポイント

ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人

ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。

取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。

パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。

日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。

GMOおすすめポイント - 3

GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人

GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。

NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません

24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。

仮想通貨:ETH(イーサ)

NFT取引に必要な3種の神器-ETH

口座を開設したら、NFT取引に用いる仮想通貨を購入します。

必要な仮想通貨は基本的にETH(イーサ)のみでOK(コインチェックのMATICでも可)

XRP(リップル)やLTC(ライトコイン)といった他の仮想通貨はNFT取引できません

ETH(イーサ)は、1ETH未満から購入できるので安心してください。

デジタルウォレット:メタマスク

NFT取引に必要な3種の神器-メタマスク

仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入しましょう。

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほぼすべての対応が可能。

Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。

注意点は2点。

検索結果の偽サイトに注意!正規リンク→https://metamask.io/
シードフレーズは
何があっても絶対人に教えない

手順を踏んでいくだけなので5分もあれば導入できます。

詳しい導入方法や注意点をNFT取引に必須のウォレットMetaMask導入方法まとめにて解説していますので参考にどうぞ。

オリジナルイラストを出品できるNFTマーケットプレイス

ここからはオリジナルNFTを作成・出品できるNFTマーケットプレイスを紹介します。

オリジナルNFTが出品できるNFTマーケットプレイスは下記の4箇所。

結論を先に言うと、完全無料で作成するならRarible、コストかかっても世界最大級のマーケットプレイスで出したいならOpenSeaです。

下記で理由を解説していきますね。

OpenSea

世界で最初に誕生したNFTマーケットプレイスがOpenSeaです。

世界最大規模のNFT取扱量と金額
様々なジャンルのNFT取り扱い
日本語対応

NFTの作成・発行にガス代がかかる
運営サポートのレスポンスが遅い
偽物コレクションが出ている
ロイヤリティがNFT売却者任意

日本人クリエイターや日本のNFTプロジェクトも多く利用しているNFTマーケットプレイスです。

NFTトレーダー向けのOpenSea Proもリリースしており、こちらは販売手数料が0.5%となっています。

販売サイト名OpenSea
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど
オリジナルNFT発行・出品審査なし・無料だがガス代必須
手数料販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%)
決済手段イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス
対応ウォレットメタマスク・SafePal・imTokenなど
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス
日本語対応あり

OpenSeaでNFTを発行する場合、ガス代が必須となる仕様となったため、ETHやMATICがないと作成できません

Rarible

RaribleはOpenSeaに比べて安価な手数料が魅力のNFTマーケットプレイスです。

安価な売買手数料
NFT発行が誰でも審査なく完全無料でできる
ロイヤリティが設定できる

売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない
日本語は一部のみ対応

OpenSeaやBlurといった大きなシェアは獲得できていませんが、デジタルアートの売買を中心に一定の人気がある販売サイトです。

販売サイト名Rarible
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など
オリジナルNFT発行・出品審査なし・無料
手数料販売/購入手数料:1% ロイヤリティ:10%(初期設定)クレカ決済:3%
決済手段イーサリアム・クレジットカード(日本不可)
対応ウォレットメタマスク・Formatic、WalletConnect、CoinbaseWallet、MyEtherWallet、Torusなど
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン・テゾス・IMX(イミュータブル X)
日本語対応一部対応

OpenSeaでは独自NFT発行が有料になったため、海外のメジャープラットフォームでオリジナルNFTが完全無料で発行できるのはRaribleだけ

Rarible7つの特徴|NFTの購入・転売・作成や出品方法解説でより詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

Foundation

Foundationは、「招待制」による出品と、「オークション形式販売」の2つの特徴がありました。

招待制廃止により誰でもオリジナルNFTが出品できる
洗練されたサイト設計

手数料が高い
日本語非対応
売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べてかなり少ない

現在では両方とも廃止となったため誰でもオリジナルNFTが出品でき、固定価格での販売も可能になっています。

販売サイト名Foundation
取り扱いコンテンツデジタルアート
オリジナルNFT発行・出品無料
手数料販売手数料:一次15% 二次流通:5%
決済手段イーサリアム
対応ウォレットメタマスクなど
対応ネットワークイーサリアム
日本語対応非対応

Foundationの2つの特徴とメリット・デメリットを紹介でより詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

Magic Eden

Magic EdenはSolana(ソラナ)というブロックチェーンNFTを中心に扱っており、2024年2月末にイーサリアムチェーンを取引開始したたマーケットプレイスです。

ビットコイン(Ordinals)・イーサリアム・Solanaチェーンに対応

デジタルアートとゲーム関連NFTのみ
オリジナルNFT発行は審査制

Magic EdenはNFT界隈を揺るがしたロイヤリティを確実に徴収するようにし、NFTプロジェクトを保護する方針を打ち出しています。

またビットコイン版NFTのOrdinalsに対応している数少ない海外大手NFTマーケットプレイスです。

販売サイト名Magic Eden
取り扱いコンテンツデジタルアート・ゲーム
オリジナルNFT発行・出品審査制
手数料販売手数料:2% ロイヤリティ:運営者設定
決済手段ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・SOL
対応ウォレットメタマスク・MagicEdenウォレット・Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledgerなど
対応ネットワークビットコイン・イーサリアム・ソラーナ・ポリゴン
日本語対応非対応

マジックエデンでOrdinals(オーディナルズ)を5ステップで購入するにて詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください。

オリジナルNFTが無料で出品できるマーケットプレイスは?

完全無料かつ審査不要で誰でもオリジナルNFTを作成して販売できるサイトはRaribleです。

OpenSeaは独自のNFT発行に費用が必ず発生する仕様に変わってしまい無料で作成できなくなりました。

主要なプラットフォームのうち

審査が不要
NFT初心者でも無料でNFT発行できる
そのままNFTの出品・販売もできる

上記の条件をクリアしているのはRaribleのみとなっています。

ここからRaribleを使って無料でNFTを発行・発売する方法を解説していきます。

完全無料でNFTを作る方法5ステップ

Raribleを使って無料でNFTを作る方法を解説していきます。

ひとつずつ順番に解説していきますね。

デジタルデータを用意する

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その1:NFTにしたいデジタルデータを用意する

NFT化して販売したいデジタルデータを用意しましょう。

デジタルデータの作り方はこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。

Raribleにメタマスクを接続する

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その2:Raribleにメタマスクを接続する

Raribleにメタマスクを接続しましょう。

もちろん接続するだけなのでガス代などは一切不要。

初回はプロフィール設定を求められますがボックスのチェックを入れてFinish sign upを押せば入力せずに接続できます

NFTの作成規格を決めよう

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その3:ラリブルでNFT作成種類・規格を決める

作成するからNFTを押して進むとNFTのタイプ選択を求められます。

シングル=ERC721で1つの画像に1点のみ作成する場合
マルチ=ERC1155で1つの画像を複数点作成する場合

目的に合わせて選択してください。

作品情報を入力していこう

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その4:ラリブルで作品情報を記入する

作品の名前や説明など項目を埋めていきましょう。

注意点は2点

コレクションはRaribleを選択して作成しない
Free mintingをオンにする(デフォルトはオフ)

この2点が守れていれば無料でNFT発行できますよ。

販売条件を決定しよう

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その5:販売金額や期間を決めて売る

最後に販売方法や金額、販売期間を設定しましょう。

上記の設定ができていれば無料でNFT作成できます。

逆に費用が発生する場合は2点のどちらかが間違っているのでキャンセルしてやり直しましょう。

【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにてより詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。

OpenSeaで独自NFTを作るなら

OpenSeaではオリジナルNFTを作成・販売するにはガス代と呼ばれる手数料が発生します。

いきなり高いイーサリアムでNFT作成して、万が一失敗したら費用が無駄に・・・。

そのためOpenSeaで初めてNFT作成に挑むならMATICがおすすめ。

MATICならイーサリアムの1/100以下のコストでNFT作成ができるので、失敗しても数十円のコストで済みますよ。

OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法にて作成・販売方法を解説していますので参考にしてみてください。

MATICが直接購入できる取引所

結論を先に言うと、コインチェックです。

ビットフライヤーやbitbankが扱っているMATIC(ポリゴン)は、イーサリアムチェーンのためNFT取引に無関係のトークンのため使えません。

国内大手取引所では、コインチェックのみポリゴンチェーンのMATICを直接購入できます。

スマホからも無料で口座開設手続きができるので、サクッと準備しておきましょう。

コインチェック公式サイト→https://coincheck.com/ja/

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オリジナルイラストを制作する方法

NFTイラストにできる、絵描きアプリはこの5つ。

ひとつずつ見ていきましょう。

EDGE
引用:takabosoft

EDGE:無料・ドット絵
対象:パソコン
ダウンロード先:こちら

EDGEは無料で使えるうえ、ドット絵アニメーションを作成する必要な機能が全て備わっていること。

もちろん無料版ながら、NFT作品を作るための充分なスペックが備わっています。

ちなみに有料版のEDGE2は、無料版にはない飾り文字が入れられたり多様な塗りつぶしができたりする機能がついているのが特徴です。

EDGE2の体験版もあるので、無料のEDGEで慣れてから有料版にステップアップしてみましょう。

8bit painter

8bit painter
出典:Google Play

8bit painter:無料アプリ・ドット絵
対象:iOS・Android
ダウンロード先:iOS=こちら Android=こちら

誰でも気軽にピクセルアート(ドット絵)が始められる無料アプリです。

特にガイドがなくても始められるわかりやすさと、ドット絵(ピクセルアート)に必要な機能を揃えたシンプルな設計で作品作りに集中できます。

複雑な機能を削ぎ落としてシンプルに操作がしやすい無料アプリとなっていますよ。

ibisPaint X(アイビスペイントX)

ibisPaint X
引用:App store

ibisPaint X(アイビスペイントX):無料・イラスト
対象:iOS・Android
ダウンロード先:iOSはこちら Androidはこちら

ibisPaint X(アイビスペイントX)は、作画工程の共有機能が特徴的なお絵描きアプリ。

2021年に、日本企業初となるアプリダウンロード数で世界1位を達成したこともあるアプリです。

基本操作無料かつ高機能で使いやすさも優れていることことから今でも不動の人気お絵描きアプリ

有料版は「ibisPaint」で、Windows版もリリースされています。

将来的に本格的なイラストに挑戦してみたい方はもちろん、高機能の絵描きアプリを探している方はibisPaint Xを試してみてはいかがでしょう?

CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)

CLIP STUDIO PAINT
出典:クリップスタジオペイント

CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント):有料・本格イラスト
対象:Windows・iOS・Android
ダウンロード先:公式サイト

CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は、アニメーション・マンガ・イラストを扱っている学校で導入されているような、定評のあるソフトです。

パソコン版とほぼ同じ機能で、スマホやタブレットでも利用できるため使う環境を選ばずに使えるのがメリット。

クリップスタジオ専用クラウドサービスを使うことで、作品だけでなく設定状況も引き継げるのでスムーズに別端末で作業を再開可能です。

基本は有料ソフトですが、一部機能を制限した無料体験版も公式サイトからあるので、合わせてチェックしてみてください。

illustrator(イラストレーター)

イラストレーター
出典:Adobe

illustrator(イラストレーター):有料・本格イラスト
対象:macOS・Windows
ダウンロード先:公式サイト

illustratorは、イラスト・ロゴ・絵やチラシ・広告作成などができ、写真やイラストを使った印刷物や、Webページに用いられるバナーやボタンの制作など、全てができるソフト

イラスト制作の現場で働くプロが使っているソフトのため、使いこなすには高いレベルが求められます。

イラスト制作で上を目指したい方は検討しておくと良いと思います。

イラストNFT出品に関するQ&A

OpenSeaにNFTを出品する際によくある質問をまとめました。

ミタマ

事前に疑問点を解消してくださいね

OpenSeaは公式アプリでも使える?

OpenSeaの公式アプリは閲覧専用となっています。

NFTの出品や売買はできません。

出先で気になるプロジェクトをチェックするくらいの使い方ですね。

イラストレーターはNFTをやった方がいいの?

結論を先に言うと、イラストレーターの方はNFT販売をおすすめします。

なぜならリスク最小で世界中を相手に販売でき、ロイヤリティによる収入増加も見込めるから。

とはいえNFTにはデメリットや出品しても必ず売れるものではありません。

NFTのすゝめ【イラストレーターがNFTをやるべき7つの理由】にて深掘りしていますので参考にしてみてください。

OpenSeaで売れるNFTの種類は?

結論を言うと、デジタルデータであればなんでもOK

取引されているカテゴリーは以下のものがあります。

  • NFTアート・イラスト
  • 写真
  • 動画
  • 音楽
  • 3Dアバター
  • ドメインネーム
  • メタバース(仮想空間)の土地

OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法にて詳しく解説していますので参考にどうぞ!

NFTアートの始め方を知りたい

OpenSeaであれば上記のデジタルデータをNFT化して出品が無料でできます。

肝心なのはNFTアートにする元データの作り方。

無料アプリから有料ソフトまで様々なツールが出回っています。

NFTアートの始め方についてはこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。

ロイヤリティはどうしたらいい?

ロイヤリティ(クリエイターフィー)とは、作品転売時に売上の一部が受け取れるシステムです。

売買されるたびに受け取れるため、高く設定してればその分高い収益につながる反面売買頻度はさがっていきます。

OpenSeaであれば0〜10%まで、Raribleだと0〜50%まで設定できます。

一般的に国内NFTトレーダーはほとんど気にしていませんが、海外トレーダーは嫌う傾向にあります。

個人作品は高頻度で売買されるものでもないので、気にせず設定しましょう。

ロイヤリティ問題の補足説明

通常NFTプラットフォームでは、プロジェクトが設定したロイヤリティをNFT転売時に強制徴収していました。

しかしOpenSeaはこのロイヤリティ強制徴収をやめ、2024年3月からはNFT転売者の任意設定に変更しています。

負担となるロイヤリティをあえて支払う必要がなくなることから、事実上のロイヤリティ排除と見られており、国内外のプロジェクトが離脱中。

今後ロイヤリティを確実に徴収していくと表明している、RaribleMagicEdenなどに慣れておくのをおすすめします。

イラストレーターとしてNFTの始め方を知りたい

NFTを始めるために特別な資格は不要なので、いつでも誰でもイラストレーターとして活動開始できます。

主にipadなどを利用して活動されているイラストレーターが多く、無料アプリ等で十分に活動可能。

過去には小学生が夏休みに制作したイラストをNFT化して販売し、大成功した事例もありますよ!

イラストをNFT化して販売する5ステップ【誰でも完全無料出品】にて詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。

NFTって今からやるべき?オワコンじゃない?

結論を先に言うとNFTはまだ始まってもおらずオコワンでもありません。

なぜなら国家戦略にもなっている領域であり、世界的イベントにNFT技術が使われるから。

NFTアート分野では一部の投機筋が抜けたこともあり一時期のブームは落ち着きましたが、NFTは技術でありさまざまな分野に活用されています。

国の方針でもあり、世界的イベントに使われる将来があるNFTはこれから一気に普及・拡大・成長していく産業ですよ!

NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にてさらにNFTの活用予定を紹介していますので是非一読してみてください。

自分のイラストをNFT化して出品しよう

本記事の要点をまとめます。

  • NFTなら収益ポイントが無数にある
  • OpenSeaならガス代負担で独自NFTが作成・出品できる
  • Raribleは完全無料で独自イラストを出品できる
  • 5ステップで独自イラストをNFT化できる
  • イラストNFTを失敗しないための5箇条
  • 独自イラストを描くアプリを活用しよう
  • NFT技術は国家戦略にもなっている
  • NFTは世界的イベントに活用される

NFTアートジャンルが下火になったことで、NFTはオワコンだ!無意味だと言った風潮が出ていますが、投機的な価値である価格でしか判断していません。

NFTの本質は価格だけではなく、これからの社会に広く浸透し使われていく技術です。

ガラケーからスマホへ一気に変わったように、NFTも既存技術に対して一気に取って代わるでしょう。

黎明期とも冬の時代とも呼ばれるいま、NFTに慣れておけば市場の成長の大波に乗っていけることは間違いありません。

乗り遅れないようにいま始めておきNFT取引に慣れておきましょう!

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