概念・仕組み・ノウハウ

7つの観点で見るNFTと仮想通貨の違い|どちらが投資で稼げる?

※アフィリエイト広告を利用しています

ミタマ

仮想通貨とNFTってどう違うの?
NFNTと仮想通貨、稼げるのはどっち?
それぞれの注意点やコツを知りたい

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

本記事はNFTと仮想通貨どちらも投資してきた筆者の体験をもとに記事を執筆しています。

記事前半部分ではNFTと仮想通貨の違いについて、後半では投資観点で見るとあなたならどちらが向いているかわかるようになっていますのでぜひじっくり読み進めてみて下さい!

自己紹介

NFTの特徴3点

最初にNFTとは何か?どんな特徴があるのかを把握しておきましょう。

NFTには大きく以下の3つの特徴があります。

ミタマ

それぞれ見ていきましょう。

従来のデジタルデータが抱える課題点

コピーや改ざん問題

まずお手元のパソコンやスマホに入っている画像や写真は、なぜ値段をつけて売れないのでしょうか?

答えはシンプルに「誰でも容易にコピーできてしまうからお金を払う価値がない」からですよね。

ネットに公開されたら最後、デジタルデータや写真は容易にコピーや改ざんされてしまい本物・オリジナルの証明が不可能でした。

オリジナルとしての証明ができないため正規所有権の主張も難しく、従来のデジタルデータは「金銭的価値がない」ものでした。

NFTは従来の課題を解決する技術

閃く・解決策

そこに登場したのがNFT技術。

NFT技術が従来のデジタルデータに紐づくことで、このデジタルデータは「本物・オリジナルですよ」という証明になります。

NFT技術はブロックチェーンで稼働しているため、「本物・オリジナル」が証明されています。

ミタマ

でもNFTごとコピーされないの?どうやって証明しているの?

ブロックチェーンの特徴:分散型

ブロックチェーンは一言で言えばデジタル上にあるトレーサービリティです。

トレーサービリティとは商品の製造から流通のすべてを記録した台帳のこと。

つまりNFTが作られた時からいつ誰に渡り今誰が持っているか?を誰でもデジタル上でわかるようにした技術です。

そしてブロックチェーンには『分散型』という特徴があります。

偽造できない履歴=ブロックチェーン

分散型とは名前のとおりみんなで同じデータを保有し合うこと。

従来のトレーサビリティは二つの課題があります。

サーバーと常にオンライン状態のためハッキングリスクが高い
サーバーメンテナンス中は使えなくなる

一方ブロックチェーンはみんなと同じ台帳をみんなで管理し合う『分散型』。

悪意あるユーザーがデータを改ざんしても、誰かがハッキングにあってもみんなと保有データが異なるので一発で違いに気がつきます。

またひとつのサーバーでデータ管理していないため、サーバーメンテナンスで使えなくなることもありません。

NFTの特徴:プログラムによる拡張性

NFTにはプログラムによる拡張機能を追加することが可能です。

中でもNFTが爆発的に広がった要因のひとつとして「ロイヤリティ」が挙げられます。

ロイヤリティとは二次流通(転売)時に、作者や運営者に売上の一部が渡ること。

ロイヤリティの仕組み

従来の作品売買は初期セールス時のみクリエイターが収益ポイントでした。

ロイヤリティがあるNFT売買では、転売が発生するたびに収益が上がるため、クリエイターの収益増加にもつながっています。

NFTにはプログラムによる様々な拡張性があることも特徴のひとつです。

NFTと仮想通貨の決定的な違い

NFTと仮想通貨(暗号資産)決定的な違いは価値です。

先にFT(Fungible Token)を解説すると、FTは交換して使う前提の資産を指します。

お金・商品券・仮想通貨もFTの一種となる交換して使うもので、あなたと私が持っている1,000円札同士に違いはありません。

NFTと仮想通貨の違い

一方NFTは『Non Fungible Token』の略称で『非代替性トークン(替えの効かないトークン)』と和訳されます。

NFTはNFTそのものに価値はなく、需要と供給のバランスにより価値がつく『均衡価格』により価値(価格)がつきます。

簡単に言えば世界中で「あなただけしか持っていない」1点モノのNFTを、日本人全員が欲したら『価値が高い』NFTですよね。

逆に欲しい人が誰もいなければ、「あなただけしか持っていない」1点モノのNFTであっても無価値同然です。

知っておきたいNFTの種類

現在流通しているNFTにもいくつか種類があります。

それぞれ代表的なNFTと合わせて紹介していきます。

NFTアート

NFTアートは国内外様々なNFTプロジェクトがあります。

CNP/CryptoNinjaPartners
NEOSTACKEY
LLAC(Live Like A Cat)

NFTが爆発的に広がったのもこのNFTアートの分野があってこそ。

以下で見ていきましょう。

CNP/CryptoNinjaPartners

真っ先にNFTアートでお伝えしたいのがCNP/CryptoNinjaPartnersです。

CNP

LINE NFTに参入し、フリーミントをはじめとするNFTコレクションを完売
新たなLINEスタンプ「CNP トレジャースタンプ」を2度に渡り完売
ラフォーレ原宿で期間限定イベントを実施
ソフトバンクやCCCと事業提携
CNPホルダー限定の歩数アプリ「CNP Friends」リリース
CNPキャラを無料で利用できる素材屋CNPをオープン
ふるさと納税でNFTを活用したふるさとCNPを発売
CNPのキャラクターを使ったスマホアプリゲーム「CNPバーニンウォーズ」をリリース

NFTをリリースしてわずか1年でアプリ2本リリースし、大手企業との事業提携など日本トップの売上高と展開力は他の追随を許しません。

CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にて情報をまとめていますので参考にしてみてください。

NEOSTACKEY

NEOSTACKEY

NEOSTACKEYは、STARTの手がけるファーストコレクションNFT。

STARTの手がけるコレクションは

NESTACKEY
CryptoNinja WORLD
Panlo

の3つで、それぞれが3D化してメタバースで使えるようになります。

結束力の強いコミュニティをベースに、アニメ化を目指して開発しています。

LLAC(Live Like A Cat)

LLAC

LLACは、「猫のように生きる」をコンセプトに生き方のアップデートを掲げるプロジェクト。

フリーランスの学校を運営するしゅうへい氏がプロジェクト運営しています。

ホルダー特典として以下のものが実装済み。

ウェビナー(Webセミナー)割引
オリジナルグッズ割引

また、運営保有として未発売のストックをどう販売していくかも注目されています。

音楽NFT

音楽NFTからは2つ紹介いたします。

CNPM(Music)
WAFUKU GEN

それぞれ以下で解説します。

CNPM(Music)

CNPM

CNPMは、先述のCNPキャラクターを使って二次創作した作品。

絵柄が1点ずつ異なる他、音楽付きNFTとして音楽も1点ずつ異なる仕様で10,000点がリリースされています。

ファウンダーのMt.Blue氏は別コレクションとなるCNR=CryptoNinja Recordsの制作に挑んでいます。

WAFUKU GEN

WAFUKU

可愛らしい女性のイラストと、10秒に満たない音楽がセットになったNFT。

衣替えとなる女の子の衣装チェンジもあり飽きさせない工夫が取り込まれています。

メタバース

メタバースからは2点。

XANA
3D LEELEE

土地を販売しているNFTコレクションもありますが、分かりやすいアバターを紹介していきます。

XANA

XANA Genesis
Breaking Down
XANA Penpenz

上記はすべてXANAによる作品。

XANAはメタバース開発を進めているNFTプロジェクトでそれぞれ別のコレクション。

将来的にすべてのNFTコレクションがXANAのメタバース上で使えるようになるようです。

3D LEELEE

3D LEELEE

3D LEE LEEはCNPの人気キャラクター「リーリー」を3D化させたNFTコレクション。

NFT購入者だけがダウンロードできるリンクからアバターをダウンロードし、メタバース空間で利用できます。

clasterというメタバースプラットフォームですぐに利用可能ですよ。

ゲーム

NFTを活用することで、キャラクターやアイテムを売買できるようになります。

資産性ミリオンアーサー
資産性ミリオンアーサー

通常は購入してからゲームを遊ぶ流れでした。

資産性ミリオンアーサーは無料で誰でもプレイ可能です。

実際わたしも無料で始めてゲーム内で入手したキャラクターアイテムを転売して収益を上げました。

パスポート型NFT

正確にいうとこのようなジャンルは存在しません。

あえてわかりやすくするためにパスポート型としています。

その名の通り、NFTが会員権となり特定の場所(コミュニティ)に参加するために必要となります。

代表例はこの2点。

NMO
CHIMNEY TOWN DAO「SHINZO」

それぞれ解説いたします。

NMO(NFT Marketing Ochestra)

パスポート型NFTの代表がNFT Marketing Orchestra:略称NMO。

NMO

@kon氏が代表を務めるdiscordの保有者のみ参加できる限定チャンネルが最大の特徴

限定チャンネル参加者は様々なNFTプロジェクトのファウンダーやマーケター、エンジニアなどさまざま。

ここでしか聞けない内緒話は非常に有益です。

CHIMNEY TOWN DAO「SHINZO」

SHINZO

キングコング西野氏が間接的に運営しているチムニータウンDAOによるNFTコレクション。

映画「えんとつ町のプペル」で出てくるプペルの心臓をモチーフにしたNFTアート作品。

1点0.01ETHでチムニータウンDAOの入り口から購入可能。

所有者のみチムニータウンDAO内部に参加でき、無料でAI作品が作れる場所もありますよ。

機能型NFT

便宜上このような表現を使っていますが、厳密にはNFT分類にありません。

代表的なNFTは2点。

日本NFT情報局
MMP(MadMemberPass)

それぞれ見ていきましょう。

日本NFT情報局

N-pass

日本NFT情報局は、日本発のNFTプロジェクトの情報をまとめて発信しているコミュニティになります。

専用パスを所有していれば限定チャンネルを閲覧でき、日本NFTに関する情報をここ1箇所で取得できるのが最大の特徴。

様々なコミュニティサイドに出入りして情報を深追いしなくても、同サイトのチャンネルで効率よく情報をGETできます。

発売日情報はもちろん、ALタスクや締切日情報などもあるのであちこち情報収集しなくて済むのでめちゃくちゃ重宝します。

こちらの記事にて詳しく紹介いたします。

MMP(MadMemberPass)

MMP

MMP(Mad Member Pass)は、むなかた氏(通称:総理)が発行するパスポート型NFT。

このNFTを購入することで

スナップショットとれるくん
NFT売買みれるくん
ウォレット接続くんマイページ
NFTホルダー限定投票ツール

などが使えるようになるそうです。

「NFT売買みれるくん」は、確定申告で使える面倒なNFT取引で発生する税計算をまとめてくれる超優れもの。

わたしは2022年度分のNFT取引はこのツールを活用し、無事申告できました。

そのほかにも様々なジャンルのNFTが発売されています。

こちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。

NFT取引できるプラットフォーム

続いてNFT売買が可能なマーケットプレイスについて見ていきましょう。

国内外様々なNFTマーケットプレイスがあるのでごく一部を紹介いたします。

オリジナルのNFTを作成・出品できる/できない取引所がありますよ。

ミタマ

それぞれ解説していきます

Adam by GMO

GMOグループが運営するNFTプラットフォームです。

GMOグループの会員登録があれば使える
EXILEや井上尚弥といった有名人のNFT販売もある
クレジットカードや銀行振込による日本円決済が可能

オリジナルNFT出品が承認クリエイター制

販売サイト名Adam by GMO
取り扱いコンテンツデジタルアート
オリジナルNFT発行・出品承認クリエイターか提携事業者のみ可
手数料二次流通販売手数料:5%
二次流通販売時のクレジットカード決済手数料:3%
振込手数料:300円(日本円取引)
ロイヤリティ:運営者設定分
決済手段クレジットカード(日本円)・銀行振込・イーサ
対応ウォレットMetaMask
対応ネットワークイーサリアム

GMOグループの会員登録ですぐ使える利便性がウリです。

HEXA

HEXAは、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイス

ウォレットや仮想通貨やガス代不要
クレジットカード(日本円)決済可能
HEXAメタバースという仮想空間とも連携
オリジナルNFTが作成・出品販売できる

手数料が他よりも割高

HEXAメタバースで購入したNFTを飾ったり、NFT保有者限定で入れるコミュニティ機能もついています。

販売サイト名HEXA
取り扱いコンテンツデジタルアート・イラスト・ツイートなど
オリジナルNFT発行・出品SNSアカウント認証必須で出品可能
手数料販売手数料:20%
決済手段クレジットカード(日本円)
対応ウォレットメタマスク・SafePal・imToken
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン

LINE NFT→DOSI

メッセージアプリLINEが手掛けるプライベートチェーンのNFTマーケットプレイスが現在グローバル展開となるDOSIに移行中です。

LINE Payでの日本円支払いでNFTが購入可能
ガス代不要

二次流通時に日本円かLINK(仮想通貨)が選択できる

海外マーケットプレイス同様仮想通貨で売買できる
パブリックチェーン

オリジナルNFT出品は承認クリエイターや提携事業者のみ
プライベートチェーン

販売サイト名LINE NFTDOSI
取り扱いコンテンツデジタルアート
アニメ
ゲーム
スポーツ
エンターテイメント
オリジナルNFT発行・出品承認クリエイターか提携事業者のみ可
手数料二次流通時、LINE Payなら10%、仮想通貨LINKなら5%→調査中
決済手段LINE Pay・LINK→ETH・FNSA・ドル建て
対応ウォレットDOSI Wallet
対応ネットワークLINE Blockchain(プライベートチェーン)→DOSI(パブリックチェーン)

LINEから世界展開ブランド「DOSI」に移行している最中です。

楽天NFT

2022年2月25日、楽天が新サービスとして「楽天NFT」をリリースしています。

仮想通貨ではなくクレジットカード(日本円)でNFTを購入できる
楽天IDを利用して購入できるのでメタマスク要らず
数々のブランド・IPとのコラボNFTを出品している

楽天ポイントが貯まる・使える

個人クリエイター出品不可
プライベートチェーン

販売サイト名楽天NFT
取り扱いコンテンツデジタルアート
漫画
アニメ
アイドル
スポーツ
オリジナルNFT発行・出品提携事業者のみ可
手数料出品手数料:14%
決済手段クレジットカード(日本円)ETH(パック購入時のみ)
対応ウォレット楽天Wallet
対応ネットワーク楽天 Blockchain(プライベートチェーン)

OpenSea

世界で最初に誕生したNFTマーケットプレイスがOpenSeaです。

世界最大規模のNFT取扱量
様々なジャンルのNFT取り扱い
日本語対応

NFTの作成・発行にガス代が必要になった
運営サポートのレスポンスが遅い
偽物コレクションが出ている
ロイヤリティが事実上廃止になる

日本人クリエイターや日本のNFTプロジェクトも多く利用しているNFTマーケットプレイスです。

NFTトレーダー向けのOpenSea Proもリリースしており、こちらは販売手数料が0.5%となっています。

販売サイト名OpenSea
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど
オリジナルNFT発行・出品審査なし・(要ガス代)
手数料販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%)
決済手段イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス
対応ウォレットメタマスク・SafePal・imTokenなど
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス
日本語対応あり

OpenSeaは2024年3月より強制徴収していたロイヤリティをNFT売却者の任意に変更すると発表したため、NFTプロジェクトは事業収益がなくなるため猛反発。

今後OpenSeaを使うメリットがなくなっていくものと見られています。

Blur

Blurは、OpenSeaに遅れて設立されたNFT販売サイトながら、シェアを急速に拡大させている海外NFTマーケットプレイスです。

取引量は世界一位の実績
独自トークン発行
アグリゲーター機能

新規でオリジナルNFT発行ができない
イーサリアムチェーンのみに対応

日本語非対応

アグリゲーター機能は、複数のプラットフォーム情報を集約して掲載する機能。

NFTプラットフォームによって価格が異なっていても、最安値を見つける必要なく同サイトで購入できます。

ミタマ

価格コムみたいなサイトですね

販売サイト名Blur
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・ドメインアドレス・ゲーム・ドメインアドレスなど
オリジナルNFT発行・出品不可
手数料販売手数料:0.5%
決済手段イーサリアム
対応ウォレットメタマスクなど
対応ネットワークイーサリアム
日本語対応なし

Rarible

Raribleは、OpenSeaに比較して安価な手数料を提供しているNFTマーケットプレイスです。

安価なNFT売買手数料
NFT発行が誰でも審査なく無料でできる
ロイヤリティが設定できる

売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない
日本語は一部のみ対応

OpenSeaやBlurといった大きなシェアは獲得できていませんが、デジタルアートの売買を中心に一定の人気がある販売サイトです。

販売サイト名Rarible
取り扱いコンテンツデジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など
オリジナルNFT発行・出品審査なし・無料
手数料販売/購入手数料:1% ロイヤリティ:10%(初期設定)クレカ決済:3%
決済手段イーサリアム・クレジットカード(日本不可)
対応ウォレットメタマスク・Formatic、WalletConnect、CoinbaseWallet、MyEtherWallet、Torusなど
対応ネットワークイーサリアム・ポリゴン・テゾス・IMX(イミュータブル X)
日本語対応一部対応

現在のところ完全無料でオリジナルNFTを作成・販売できる唯一のNFTマーケットプレイスです。

Rarible7つの特徴|NFTの購入・転売・作成や出品方法解説にて詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

Foundation

Foundationは、「招待制」による出品と、「オークション形式販売」の2つの特徴がありました。

招待制廃止により誰でもオリジナルNFTが出品できる
洗練されたサイト設計

手数料が高い
日本語非対応
売上高・取引件数・利用者数がOpenSeaやBlurに比べて少ない

現在では両方とも廃止となったため誰でもオリジナルNFTが出品でき、固定価格での販売も可能になっています。

販売サイト名Foundation
取り扱いコンテンツデジタルアート
オリジナルNFT発行・出品無料
手数料販売手数料:一次15% 二次流通:5%
決済手段イーサリアム
対応ウォレットメタマスクなど
対応ネットワークイーサリアム
日本語対応非対応

Foundationの2つの特徴とメリット・デメリットを紹介にて詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

Magic Eden

Magic EdenはSolana(ソラナ)というブロックチェーンNFTを中心に扱っていたマーケットプレイスです。

ビットコイン(Ordinals)・イーサリアム・Solanaチェーンに対応

デジタルアートとゲーム関連NFTのみ
オリジナルNFT発行は審査制

Magic Edenは2023年にビットコインNFT(Ordinals)の取り扱いを開始し、一気に市場規模を拡大。

現在ではOrdinalsの売買取り扱いで世界最大級のプラットフォームに成長しています。

販売サイト名Magic Eden
取り扱いコンテンツデジタルアート・ゲーム
オリジナルNFT発行・出品審査制
手数料販売手数料:2% ロイヤリティ:運営者設定
決済手段ビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・SOL
対応ウォレットマジックエデンウォレット・メタマスク・Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledgerなど
対応ネットワークビットコイン・イーサリアム・ポリゴン・ソラーナ
日本語対応非対応

マジックエデンはOpenSeaがロイヤリティを事実上廃止するのに対抗し、ロイヤリティ保護を打ち出しているマーケットプレイス。

数々のNFT運営者と共にロイヤリティを保護する声明を出し、現在はイーサリアムチェーンを取引できるように工事中です。

そのため今後大きくNFTシェアをとっていくのではないかと見られている、今注目のNFTマーケットプレイスですね。

NFT出品で失敗しない!NFTマーケットプレイスを選ぶ7つのコツにてより深くまとめていますので参考にしてみてください。

NFT取引はどこがおすすめ?

結論を先に言うと、2023年11月現在OpenSea最も使いやすくおすすめです。

世界最大級のNFT取引量とユーザー数がいる
日本語に対応している
様々なチェーンに対応している
NFTアート以外のジャンル売買も豊富
日本人クリエイターやプロジェクトも多数参加

NFT購入や売却手段が豊富にある
オリジナルNFTの作成・出品・販売が可能

国内のプラットフォームはほとんどが企業サービスに基づくプライベートチェーン。

互換性がなく国内向けサービスのため世界中にリーチできません

誰でもオリジナルNFTが作成・出品・販売でき、世界中のユーザーに届けられるのはOpenSeaだけです。

NFTで稼ぐ方法は2パターン

NFTを活用して稼ぐ方法は主に2パターンあります。

NFTを転売して稼ぐ
独自のNFTを出品販売して稼ぐ

それぞれの稼ぐ方法について解説していきます。

NFTを転売して稼ぐ

ひとつ目はシンプルに購入したNFTを高く転売する方法。

ミタマ

そんなに簡単に値上がりするの?

過去一年間発売されたNFTプロジェクトの実績を見てみましょう。

日本NFT情報局2022年度NFT発売推移
引用:日本NFT情報局

黄色マーカーが発売から値上がりしているもの、紫色マーカーが発売から値下がりしているNFTです。

実際はもっと多くのNFTプロジェクトが発売されており、そのほとんどが発売と同額か値下がりしています。

見極めには経験するのがもっとも自分の血肉にできるかと思います。

こちらの記事でNFTアートの選び方をまとめていますので参考にしてみてください。

独自のNFTを出品販売して稼ぐ

すでに発売されているNFTではなく、自らNFTを販売して稼ぐ方法があります。

この方法はNFTの初期販売がダイレクトに入ることに加え、二次流通のロイヤリティも計算できます。

とはいえいきなり独自NFTってハードル高そうですよね。

こちらの記事にこれから始めるNFTアートの失敗回避方法をまとめていますので参考にしてみてください。

NFT取引に関係する仮想通貨の種類

一言で仮想通貨と言っても多数の種類があり、どんな違いがあるのか分かりませんよね。

NFT取引に関係する仮想通貨(暗号資産)の最低限おさえておくべき種類を解説していきます。

それぞれ解説していきます。

ビットコイン(BTC)

ビットコイン

仮想通貨(暗号資産)の中でもっとも知名度が高いのがビットコイン(BTC)ではないでしょうか。

世界中での発行上限が2,100万枚と決まっていることから仮想通貨界の金(ゴールド)とも呼ばれ、流通金額が最も高価です。

2022年末にビットコイン(BTC)を利用したNFT:ビットコインNFT(Ordinals)が誕生し現在でも使われている通貨のひとつです。

とはいえ市場規模が小さいため取引するステップとしては次に紹介するイーサリアムのNFTに慣れてからがいいでしょう。

イーサリアム(ETH)

NFT取引のメインとなる仮想通貨(暗号資産)がイーサリアム(ETH)です。

イーサリアム(ETH)

厳密にいうと『イーサリアム』はチェーン名(線路のようなもの)で、通貨がETHです。

スマートコントラクト機能(自動プログラム)が搭載できる仮想通貨でビットコインに次ぐ流通額を誇っています。

先述したように拡張性が高く、NFTが爆発的に広がったのもこの仮想通貨があってこそ。

NFT=ETHというのが当たり前のため、NFTを始めるにはイーサリアムのETHを用意する必要があります。

ポリゴン(MATIC)

ポリゴン(MATIC)は、一言で言うとイーサリアムの廉価版。

ポリゴン(MATIC)

廉価版と言えど性能は秀逸で、イーサリアムの懸念材料であるガス代(利用手数料)高騰問題を解決できるネットワークです。

イーサリアムの手数料に比べ、1/100以下で取引ができるとあって非常に大きなアドバンテージ。

一方でネットワーク自体の脆弱性もあり取引が途中で詰まるなどのトラブルもよく発生してしまうチェーンです。

国内NFTアートの主要取引で使われるケースはほぼなく、記念品や証明書のNFT配布などで使われるケースが多くあるチェーンです。

仮想通貨が売買できる取引所

金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨を購入してもOK。

逆を言えば金融庁の認可がない取引所は危険ですのでやめましょう。

ここでは私が実際に使っている国内仮想通貨取引所を紹介いたします。

以下で特徴について解説していきます。

コインチェックすすめポイント - 2

コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方

コインチェックは520万DLを突破した、国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を4年連続で受賞した国内最大手の取引所です。

同社が提供しているガスや電気契約で、利用料金に応じてビットコインが付与されるサービスもあるのが特徴。

更にビットフライヤーやビットバンクが扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接購入できる数少ない取引所です。

国内屈指の会員数をサポートする体制に加え、迷わず仮想通貨を買えるシンプルでわかりやすい設計は初心者〜中級者まで幅広くおすすめできる取引所です。

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Coincheckの詳細を見てみる

ビットバンクおすすめポイント

ビットバンクはこんな人におすすめ:NFTゲームも検討している人

ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができる特徴をもつ取引所。

暗号通貨トレーダーでも使用されている取引板形式を使って取引できるとあって、相場の流れが掴みやすいと評判です。

60種のテクニカル分析がパソコン・スマホアプリからできるため、価格変動の激しい暗号資産でも多様な相場局面にあわせた取引が可能です。

日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っているため、NFTゲームを検討している人は必須の取引所ですね!

GMOおすすめポイント - 3

GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料を抑えたい人

GMOコインはとにかく手数料を抑えて取引したい人におすすめの取引所です。

なぜならNFT取引に使うETHだけでなく、すべての暗号資産の送金(出金)手数料が無料だから。

そのため購入した分をロスすることなく送金して使えるため、こまめに暗号資産を購入して送金しても無駄な手数料が発生しません。

24時間いつでも最速10分で取引開始できる対応の早さや、500円から気軽に定額積立できるのも魅力ですね!

NFT取引の始め方【準備〜買い方】

ミタマ

NFT取引を始めるには何を準備するの?

NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。

やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。

仮想通貨取引所で口座開設する

NFT取引の始め方5ステップその1:仮想通貨取引所を開設する

金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK

その中でもおすすめなのが
コインチェックbitbankGMOコインの3社。

本記事の仮想通貨が売買できる取引所にて解説していますので参考にどうぞ!

ETH(イーサ)を購入する

NFT取引の始め方5ステップその2:ETHを購入する

開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。

ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。

メタマスクを導入する

仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

NFT取引の始め方5ステップその3:メタマスクを導入する

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。

仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。

Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。

こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。

メタマスクにETHを送金する

国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

NFT取引の始め方5ステップその4:メタマスクへ送金する

手順は以下の3ステップ。

  • メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
  • 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
  • 登録したアドレス宛にETHを送金

ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。

NFTマーケットプレイスにアクセスする

NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。

NFT取引の始め方5ステップその5:OpenSeaにメタマスクを接続する

OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。

メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

あとはお好きな個体を探していくだけですね!

OpenSeaでNFTを買う方法

オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。

それぞれ手順を詳しく解説してきますね。

【Step1】OpenSeaにウォレット接続する

メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。

OpenSeaにアクセスします。

初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます

「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。

OpenSeaにウォレット接続する

何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。

OSにウォレット接続する

【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける

OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。

見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。

今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
24時間のランキングから探す
検索から好きなコレクションを見つける
discordや公式Twitterリンクからアクセスする

注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。

ミタマ

おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです

【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ

コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。

CryptoNinja Partners

OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。

お気に入りの1点を見つけましょう。

【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する

欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。

ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。

ミタマ

ガス代は自動見積もりされます

購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます

オリジナルNFTが無料で出品できるマーケットプレイスは?

結論を先に言うとRaribleです。

OpenSeaは独自のNFT発行に費用が必ず発生する仕様に変わってしまい無料で作成できなくなりました。

主要なプラットフォームのうち

審査が不要
NFT初心者でも無料でNFT発行できる
そのままNFTの出品・販売もできる

上記の条件をクリアしているのはRaribleのみとなっています。

ここからRaribleを使って無料でNFTを発行・発売する方法を解説していきます。

無料でNFTを作る方法5ステップ

Raribleを使って無料でNFTを作る方法を解説していきます。

ひとつずつ順番に解説していきますね。

デジタルデータを用意する

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その1:NFTにしたいデジタルデータを用意する

NFT化して販売したいデジタルデータを用意しましょう。

デジタルデータの作り方はこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。

Raribleにメタマスクを接続する

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その2:Raribleにメタマスクを接続する

Raribleにメタマスクを接続しましょう。

もちろん接続するだけなのでガス代などは一切不要。

初回はプロフィール設定を求められますがボックスのチェックを入れてFinish sign upを押せば入力せずに接続できます

NFTの作成規格を決めよう

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その3:ラリブルでNFT作成種類・規格を決める

作成するからNFTを押して進むとNFTのタイプ選択を求められます。

シングル=ERC721で1つの画像に1点のみ作成する場合
マルチ=ERC1155で1つの画像を複数点作成する場合

目的に合わせて選択してください。

作品情報を入力していこう

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その4:ラリブルで作品情報を記入する

作品の名前や説明など項目を埋めていきましょう。

注意点は2点

コレクションはRaribleを選択して作成しない
Free mintingをオンにする(デフォルトはオフ)

この2点が守れていれば無料でNFT発行できますよ。

販売条件を決定しよう

Raribleにて完全無料でNFTを作る方法その5:販売金額や期間を決めて売る

最後に販売方法や金額、販売期間を設定しましょう。

上記の設定ができていれば無料でNFT作成できます。

逆に費用が発生する場合は2点のどちらかが間違っているのでキャンセルしてやり直しましょう。

【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにてより詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。

NFTと仮想通貨投資するならどっち?

最終的な判断は委ねるとして、私が体験してきたことをお伝えします。

両方経験してきた筆者の主観をもとに7つの観点でNFTと仮想通貨取引をまとめてみました。

仮想通貨NFT
手軽に開始
資金ある程度必要少額から可
リスク高い中〜高い
銘柄選定つまらない楽しい
ワクワク度つまらないワクワク
付加価値
爆益度
※投資アドバイスではありません

以下で解説していきます。

投資観点で見る仮想通貨

FX投資に近い感覚を覚えたのが仮想通貨投資です。

主要銘柄を購入し、デイ〜スイングトレードで売却するだけの何の楽しみもなく淡々と「投資」する形。

仮想通貨取引所を開設して入金したら取引できる手軽さが最大の魅力

一方で利幅を大きくとるには海外取引所を経由して草コインに投資するか仮想通貨FX投資するしか方法がありません。

一気にギャンブル性・危険度が跳ね上がるのでおすすめできません。

こんな人は仮想通貨取引が向いている

仮想通貨取引は以下の人物像に向いています。

感情込めず淡々とトレードのみを追求できるストイックな人。
ある程度まとまった資金を投入できる人。(安全性が高くなるため)
チャート分析が得意・または好きな人。

国内取引所で取引する分には主要コインがメインとなるのである程度リスク管理ができます

仮想通貨で大きな収益を得るためには以下の手法が必要。

仮想通貨FXでレバレッジを大きくする
大きな値上がりが期待できる草コイン(誕生・流通したての通貨のこと)を買う

どちらも海外の仮想通貨取引所を経由しないとできず、一気にギャンブル性・高リスクとなります。

仮想通貨取引投資の注意点

仮想通貨取引投資の注意点はこちら。

値動きが激しい
マイナーなコイン(草コイン)は無価値や詐欺のリスク
主にアメリカの経済・法規制や訴訟の影響をモロに受ける

ミタマ

それぞれ解説していきます

値動きが激しい

仮想通貨投資は、24時間365日休むことなく取引が可能。

日本の深夜帯でも大きなニュースがあれば即座に値動きに反応します。

常時チャートを追っているのは不可能なため、余剰資金で投資していないと年中値動きが気になってしまいます。

リスクを許容できる範囲内で投資しないとメンタルが先にやられてしまいますよ。

草コインはギャンブル

新規取引開始されたばかりの仮想通貨は特に値動きが激しくなります。

ただしそのほとんどが無価値なものばかり。

草コインと呼ばれる新しく取引開始されたばかりの銘柄は、目的などが不明確なものばかり。

しっかりとした分析・調査しないとその銘柄、無価値なものかもしれません。

アメリカの影響をモロに受ける

仮想通貨は特にアメリカの経済や法規制などの影響を大きく受けやすい状況にあります。

そのため株式投資以上にアメリカ経済を見ていないと思わぬ損失につながる可能性も。

中でも主要コインに関わるニュースは常にキャッチしていないと、急な値動きに対応できません。

仮想通貨取引では、アメリカの影響を大きく受けるので注意が必要です。

投資観点で見るNFT

一方購入までのハードルが若干あるものの、少額からワクワク投資しやすいのがNFTの魅力です。

どんなプロジェクトなのか?
どんな絵柄があるのか?
誰がプロジェクトのファウンダー(社長)を勤めているのか?

など見るべきポイントはいくつかありますが、株式投資よりも圧倒的に近い距離で投資できるのがNFTです。

先述したNFTの稼ぎ方にある通り、値上がりを待ち転売することで利益を確定していくやり方がメインになる投資スタイルです。

発売初期の安いタイミングで購入できるチャンスが多く、上手く値上がりすると何十倍・何百倍のリターンが得られるのが魅力です。

こんな人はNFT投資が向いている

NFT投資はこんな人が向いていると思います。

投資行為そのものにワクワク感を感じたい方
少額から大きなリターンを得たい方
失敗してもいいと割り切れる方

プロジェクトやファウンダー、NFTの絵柄を見て選べるため人へ投資している感覚に近く、成長や応援の意味合いが大きいのがNFT投資最大の魅力。

そのためベンチャー企業へのエンジェル投資的な感覚がもっとも近く、例え失敗しても割り切れるだけの寛容な心を持っていないと値動きで消耗します。

NFT投資を通じて同じ仲間と出会えたり、プロジェクトが進む道にワクワクしたりと他の投資スタイルにはない経験が得られます。

また少額からスタートして大きなリターンを得られるのもNFT投資の魅力。

NFT自体の価格変動による利益
仮想通貨の価格変動による利益

それぞれのタイミングを合わせることでより大きなリターンを得られます。
※逆パターンもあるので注意

特に発売初期の安いタイミングで購入チャンスがあるNFT投資は、数百円が何万〜何十万に化けることもあり大きなリターンが期待できます。

NFT投資の注意点

多数のメリットがある一方、NFT投資にはデメリットや注意点もあります。

税制面や法規制が整っていない
NFTプロジェクトそのものや絵柄をコピーした偽物など詐欺がある
取引開始までのハードルが高い
値上がりするプロジェクトは1割あるかどうか

ミタマ

それぞれ解説していきます

税制面や法規制が整っていない

NFT投資で注意する点として税制面や法規制が整っていない点が挙げられます。

株式投資やFX投資と異なり、前例が少ないことも相まって国・金融庁からの明確な指摘が少ない領域です。

正しい知見をもとにアドバイスできる税理士も少ないため、確定申告は非常に難解

Deal機能など新しい取引も国や金融庁から明確な指針がないなど、手探り感が強いので各自しっかりと調べて対処してする必要があります。

NFT詐欺がある

NFTにはいくつか詐欺があります。

NFTの画像や文章をコピーして偽物NFTを販売する手法
本物のミント(購入)タイミングで偽サイトへ誘導する手法
プロジェクト自体がラグプルする(NFTを売るだけ売って運営が逃げる)手法

などいくつかパターンがあり、高頻度で偽物・詐欺に遭遇します。

不慣れなうちは引っかかりやすいため特に注意が必要です。

こちらの記事で詐欺に遭遇した際の内容をまとめていますので取引開始する前までに一読して知識武装しておいてください。

取引開始までのハードルが高い

NFT取引は実際に取引するまでに3つ準備が必要です。

3種の神器

どれも実社会で今まで使わなかったものばかりで準備に手間がかかります。

一度準備できればあとは使うだけですが、すぐに開始できないことから取引人口が増えない参入障壁になっています。

どれも1日あれば準備開始できます。

思い立ったが吉日!まだ始めてない人は今から始めてみては?

値上がりするプロジェクトはわずか

NFTプロジェクトは起業同様に立ち上がりから生き残るのが非常に困難。

昨年新規リリースされたNFTプロジェクトのうち、現在価格が発売時より値段上昇しているのはごくわずか。

日本NFT情報局2022年度NFT発売推移
引用:日本NFT情報局

そのため新規発売だからとなんでも購入しているとほとんどがゴミ同然になる可能性も。

投資として捉えるなら、しっかりと見極める必要があります。

こちらの記事にこれからNFT転売を始める注意点をまとめていますので参考にしてみてください。

NFTと仮想通貨に関する質問

最後にNFTと仮想通貨に関するよくある質問をまとめました。

事前に疑問点を解決しておきましょう。

NFTは暗号資産ですか?

NFTは暗号資産ではありません

先述した通りNFTの価値は欲しい人たちによって決まり、1点ずつ固有の代替え不可能なもの(Non Fungble Token)と呼ばれています。

一方暗号資産はトークンの違いはありますが、暗号資産そのものに違いがありません。

NFTで儲かる仕組みは?

NFTで儲かる仕組みは主に値上がり益での転売です。

値上がりが期待できるポイントはいくつかあります。

NFTプロジェクトの初期販売時
プロジェクトが新しい発表をした時
他のプロジェクトの提携やAL対象となった時

もっとも分かりやすいタイミングは初期販売時です。

とはいえ日数をかけてジワジワ価格が上がっていくNFTプロジェクトもあるので難しいところです。

NFTを現金化するには?

NFTを現金化するには3ステップ必要です。

  • NFTをマーケットプレイスで売却してETHに替える
  • ETHをメタマスクから国内取引所に送金する
  • 国内取引所でETHを日本円に替える

NFTは繰り返しですが欲しい人たちによって価値が決まるため、いつ売れるかリスト(値段をつけて陳列した)金額で売れるのか分かりません。

換金を急ぐ場合は安くなりますがオファーに売るなどの対応が必要となります。

NFTを買うメリットは?

NFTを購入するメリットはいくつか挙げれられます。

プロジェクトに参画できる
プロジェクトの応援購入ができる
同じ思想を持ったコミュニティ仲間が見つかる
値上がりチャンスがある

特に日本のNFT取引人口が1.7万人と言われているまだまだ小さな市場。

このタイミングで取引しているNFT仲間はかけがえのない財産になりえますよ。

NFTは課税対象ですか?

結論を先に言うと、国税庁のサイトに「NFT売却益は所得税となる」と記載されており課税対象となります

NFTの転売によって得られた利益は主に雑所得として計上して申告する必要があります。

さらにNFT購入時に支払った仮想通貨自体の価格上昇に伴う課税が生じる可能性も。

ただし税金に関するアドバイスは専門家でないとできないため、お近くの税務署や税理士に必ず確認してください。

NFTと仮想通貨それぞれメリットがある

最後に本記事の要点をまとめます。

NFTは替えがないオリジナルとなる固有データ
NFTの価値は欲しい人たちによって決まる
NFT売買で使う仮想通貨はETHがメイン
仮想通貨投資は口座開設のみ
で始めやすい
仮想通貨は
大きなリターンを得るにはリスクも大きくなる
淡々とチャートに向き合えるなら仮想通貨投資が◎
NFT投資は他の投資にはない様々なワクワク感も得られる

NFT投資は自らがプレーヤー(出品販売者)にもなれる
NFT投資は小さな金額から大きなリターンが期待できる
どちらも銘柄選びを慎重に行わないとどちらも失敗する

投資の観点で見れば両方ともリスクがあります。

産業全体や国内の活用例で言えばNFTがより大きいと思います。

なぜなら日本円が仮想通貨に替わる可能性は低い一方、NFTは様々な既存技術に結びつき活用できるからです。

仮想通貨・NFTどちらも国家戦略に盛り込まれている分野。

時代の先駆者になるか遅れて参入するかはあなた次第です。

知ったあの時始めていれば〜と後悔しないようにリスクが小さなNFT投資、始めてみてはいかがですか?

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