本記事は筆者である私が700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。

まったくの未経験・ゼロスキルからNFT取引できた経験を活かし、これからNFTを始めてみたい方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
NFTの始め方をサクッとチェックしたい方はNFT取引の始め方へどうぞ!
NFT?ブロックチェーンとは?
切っても切り離せないのがNFTとブロックチェーンの話。
簡単に説明すると以下の3つの特徴があります。
- NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
- 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
- ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える
こちらの記事で知識ゼロから学べるようにNFTやブロックチェーンについて丁寧に解説していますので参考にしてみてください。
無料でできるNFT出品のやり方を解説していきます。
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NFTの何がすごい?過去の事例
まずは過去の事例を見ていきましょう。
2021年3月にこんな出来事が起こりました。
アメリカツイッター社創業者の初ツイート投稿が、291万ドル(当時レートで約3億2,000万円)で落札される
当時Beepleと呼ばれる無名NFTアーティスト作品が→ 6,900万ドル(当時のレート換算約75億円)で落札される

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なぜこのようなことが起こったのか?
従来の問題点は大きく以下の2点。
- オリジナル(原本)の持ち主なのか?が確認しようがない
- 正規のものかコピーや改ざんされたものなのか判別できない
しかし先述した通りNFT技術によりオリジナル(原本)証明がされ、ブロックチェーンにより製造からの履歴が追えるように。
「本物の世界に1点しかないもの」として証明されたことで、デジタルデータに価値がつくことになりました。
なぜNFTが高額取引に繋がったの?
結論を言うと、セレブによるお金余りから発生したバブル現象だと言えます。
元は“単なる画像”。それでもこのような価格で取引された裏には、海外セレブの消費変化が起こしたものと考えられます。
これらの条件に加え仮想通貨の価格も同じタイミングで値上がりし、いち早く投資していた海外セレブが更に大量に仮想通貨を保有。
その消費対象として、先述のNFTが今までにない「新しい技術=NFTアート」として海外セレブの目に留まったと見ています。
こうして瞬く間にニュースが生まれて拡散、NFTが一気に広がっていきました。
日本でもこうしたNFTブームは2022年に誕生。
2022年5月15日、0.001ETH(当時レートで500円前後)でCryptoNinja PartnersというNFTが22,222体発売されました。
日本のNFT業界を牽引する作品として今なお高い注目度と人気を誇っているNFTコレクションです。
NFTの価値って何?
先述のようにNFTは「欲しい人たち」の需要と供給のバランスにより価値が決まっています。
記憶に新しいマスク騒動を例えに用いましょう。
コロナが始まった2021年の3月。
日本からマスクが姿を消し、1箱3,000円前後で飛ぶように売れていました。
マスクが欲しい人>マスクの供給量という構図から、マスク価格が跳ね上がり1箱3,000円でもバンバン売れていました。
現在は1箱300円〜くらいですが買わないですよね?
NFTはオリジナルの原本・1点ものとして証明されているため、それが欲しい人たちによって価値が決まります。
NFTはバブル?オワコン?
結論を言うと、NFTはオワコンではありません。
なぜならこれから浸透していく技術であり、本格的に普及や活用がされていくから。
NFTはバブルだオワコンだと思われるのは、NFTの一部分でしかない「NFTアート」の側面しか見ていません。
NFTはPFP(ProFilePicture)以外にもデジタルデータであれば様々な分野に活用されます。
- アート写真
- 風景写真
- イラスト
- 動画
- 音楽
- ツイート
- 3Dアバター
- ゲーム
- メタバース(仮想空間)
あくまでNFTは技術。どう使うか?何に使うか?が本格的に広がっていくのはこの後です。
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NFT取引の始め方

NFT取引を始めるには何を準備するの?
ここではNFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。
NFT取引を始めるには以下を準備していきましょう。
出品方法を知りたい方はこちらからショートカットできます。
順番に解説していきます。
未経験から始めるNFT取引のやり方
NFT取引をはじめるやり方を解説していきます。

NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
最初にコインチェック口座を開設しましょう。
NFT売買の手数料に必要な仮想通貨を用意するために必要です。

以下のリンクからコインチェックにアクセスします。
公式サイト→https://coincheck.com/ja/
「口座開設(無料)はこちら」から登録を進めましょう。
本人確認書類など登録して、審査が完了すると最短翌日から仮想通貨の取引が開始できますよ。
ETH(イーサ)を購入する

メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスク内に収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
メタマスク公式サイト→https://metamask.io/
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこないので注意しましょう。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると「Welcome〜」と表示されるので「Accept and sign」をクリックします。


メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

NFTアートを作成する方法
NFTアートを作成する方法は主に3種類あります。
それぞれ順番に見ていきましょう。
1.手書きソフトを使って作る

最も多くのクリエイターが、アートやイラストを手書きで作成しています。
作成方法は様々ですが、iPadなどでオリジナルのアートやイラストをNFT化して販売しています。
iPadを用いる場合は、別売りとなるApple Pencilが必須ツール。
まずは、高額なソフトなど買わずにできる範囲で進めてみましょう。
2.アプリを利用して作る

2点目が、アプリを使って作品を作っていく方法。
有料無料さまざま存在するアプリから、作りたいテイストに合わせた作品を作成する方法です。
使い込まなくても、手軽にスマホではじめられるのが魅力ですね。
3.プログラムを活用して作る

3つめの手段としてプログラムを組んで生成する方法で、ジェネラティブNFTと呼ばれる主流のNFT生成のひとつ。
背景・アイテム・表情などのパーツを複数点用意しておき、プログラムによって自動で組み合わせて1枚の画像を生成させる方法です。
一度に大量の画像を生成できる反面、基本的には独自のプログラムを作成しなければならないため、NFTに精通しているエンジニアが必須。
NFTコレクションを点数多く出品したり、何かしらのギミックを組み込む場合はプログラム生成が必要なため、視野に入れておきましょう。
NFTアートを作成できるイラストアプリ5選
NFTアートにできる、絵描きアプリはこの5つ。
ひとつずつ見ていきましょう。
ドット絵エディタ:EDGE
EDGEは、無料で使えるうえ、ドット絵アニメーションを作成する必要な機能が全て備わっていること。
無料版で使えるにも関わらずNFT作品を作るための充分なスペックは備えています。
有料版のEDGE2は無料版にはない飾り文字が入れられたり、多様な塗りつぶしができたりする追加機能が。
EDGE2の体験版もあるので、無料のEDGEで慣れてから有料版の検討してみてはいかがでしょう?
8bit painter

特にガイドがなくても始められるわかりやすい設計と、ドット絵(ピクセルアート)に必要な機能を揃えたシンプルな設計で作品作りに集中できます。
複雑な機能を削ぎ落としてシンプルにした、操作がしやすい無料アプリとなっています。
ibisPaint X(アイビスペイントX)

ibisPaint X(アイビスペイントX)は、作画工程の共有機能が特徴的なお絵描きアプリ。
2021年には日本企業初となるアプリDL数で世界1位を達成したことも。
基本操作無料かつ高機能で使いやすさも優れているとあって今でも不動の人気お絵描きアプリです。
有料版は「ibisPaint」で、Windows版もリリースされています。
将来的に本格的なイラストに挑戦してみたい方はもちろん、高機能の絵描きアプリを探している方はibisPaint Xを試してみてはいかがでしょうか?
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は、アニメーション・マンガ・イラストを扱う学校で導入されている定評のあるソフトです。
パソコン版とほぼ同じ機能で、スマホやタブレットでも利用できるため使う環境を選ばずに使えるのがメリット。
クリップスタジオ専用クラウドサービスを使うことで、作品だけでなく設定状況も引き継げるのでスムーズに別端末で作業を再開可能。
基本は有料ソフトですが一部機能を制限した無料体験版も公式サイトからあるので、合わせてチェックしてみてください。
illustrator(イラストレーター)

illustratorはイラスト・ロゴ・絵やチラシ・広告作成などができ、写真やイラストを使った印刷物や、Webページに用いられるバナーやボタンの制作など、全てができるオールインワンソフト。
イラスト制作の現場で働くたくさんのプロが使っているソフトのため、高いスキルが求められます。
イラスト制作で上を目指したい方は検討しておくと良いと思います。
NFTアート以外もチャレンジしてみよう
NFTはイラストやアートだけでなくデジタルデータであればNFTとして販売可能です。
それぞれ解説します。
音楽や音声データをNFT化して販売する
NFTは画像データと思われがちですが、音楽や音声データを入れて販売できます。
有名なアーティストがNFTを売る流れが加速していくと、音楽販売の構造すら変えてしまうかもしれません・・・
このような収益分配モデルではなくとも、単純にNFTとして音楽や音声データを販売することも可能です。
音楽NFTもこれから注目されていくジャンルのひとつですね。
写真をNFT化して販売する

風景やペットの写真、自画像などの写真もNFT化して販売可能です。
上記の写真は日本写真家hisa氏による、日本ならではの風景を切り取ったコレクションです。
今までに撮影したスマホの写真もNFTにすれば、別途アイテムを用意する必要もなくスムーズ。
画像の容量や拡張子などの制限をクリアしていれば、すぐにでもNFT化できるのでアートやイラストに造詣がなくてもすぐできるのも魅力。
制限に関しては、こちらで後述しています。
動画をNFT化して販売する
写真やアート・イラストといったものではなく、動画をNFTとして出品・販売可能です。
静止画となる写真・アート・イラストではイマイチでも、動きが加わることで世界観が広がります。

動画と言っても、ちょっとした動きでOK
動画の撮影・編集はアプリを使って加工がスマホひとつで可能なので、トライしてみるのも面白いと思います。
その他のデジタルデータをNFT化して販売

最近では、3Dアイテム・3Dアバターも少しずつ目にする機会が増えてきました。
話題となったものとして、Twitter社の元CEOであったジャック・ドーシー氏の初ツイートがNFTで高額取引された例もありました。
そのほかにも日本ではこんなNFT事例があります。
これから多数の事例が出てくるでしょう。
NFTはひとつの技術なので、あらゆるものがNFT化して売買されていくことが予想されます。
どこで売る?NFTプラットフォームの違い
NFTが取引できるプラットフォームは、いくつかあります。
その中でも、今回NFTを始めるのにおすすめなNFT取引所がOpenSeaです。
理由について、この後解説していきます。
国内と海外のNFTプラットフォームの違いを理解しよう
はじめに国内NFT取引所である楽天NFTやLINE NFTはやめましょう。
国内取引所はやめた方がいい理由
企業独自サービスの「プライベートチェーン」
互換性がない
プライベートチェーンとは、企業内で管理している「独自サービス」の延長。
他のチェーンとのつながりがないため、外部に持ち出しができません。
また企業サービスのためサービス終了や企業倒産でまったく無価値のアイテムになってしまいます。
一方海外取引所のNFTは「パブリックチェーン」と呼ばれ、基本的にどこにでも展開可能です。
仮にA社がサービス終了しても、自分で持ち出して他のプラットフォームで売買可能です。
企業独自サービス下にある模擬NFTか、どこでも売買可能なNFTか、どっちがいいでしょう?
NFT売買するならOpenSeaが最適
結論を先にいうと、パブリックチェーンの中でNFT売買するならOpenSeaが最もおすすめ。
OpenSeaがおすすめな理由は以下の7点。

それぞれ詳しく解説していきます
NFTの取引数・売上高が世界最大級
OpenSeaは世界で最初のNFTマーケットプレイスとして誕生しましたが、現在でも世界有数の取引量と金額・ユーザー数を抱えています。

「Balance」はマーケットプレイス内のNFT資産総額、「UAW」は30日間の取引人数を表しています。
総資産額でこそ他のNFTマーケットプレイスに劣りますが、取引人数ではUniswap NFT Aggregatorに次ぐ取引件数があります。
世界最大級のマーケットプレイスが無料で使えるなら、あえて規模の小さい他のNFT取引所を利用する意味はありませんよね。
OpenSeaが日本語に対応している

OpenSeaは、サイト設計が日本語に対応しています。
他の海外マーケットプレイスは日本語に対応しているサイトが少なく、翻訳しながら使うハメに。
翻訳ソフトを介して使うことで、誤訳により意味が変わったり正確な日本語にならないなど何かと不便。
しかしOpenSeaは日本語にサイト全体が対応しているので、誤訳などの心配なしで使えるのがメリットです。
誰でも無料でNFTを作成して販売できる
OpenSeaはオリジナルNFTを無料で誰でも発行・出品・販売できます。
NFTマーケットプレイスによっては、認定クリエイターや提携企業でないとNFTが発行できない場所も。
個人で認定クリエイターになるにはハードルが非常に高く、素人ではまず不可能。
しかしOpenSeaならいつでも誰でも無料でオリジナルNFTを作成して販売が可能です。
4種類にわたる販売方法がある
OpenSeaには、タイプに合わせて販売方法を選択可能です。
表記 | 販売方法 |
---|---|
Fixed Price | 販売価格を決めて販売する方法 |
Sell to highest bidder | オークション形式で販売する方法 |
Sell with declining price | 時間経過とともに値段が下がっていく方法 |
Bundle | 複数点のNFTをまとめて販売する方法 |
基本的にはFixed Price(固定価格販売)がメインですが、オークション形式などを取り入れることで注目度やより高額での取引が可能に。
OpenSeaでは作品や都合に合わせた販売方法を選択できます。
幅広いブロックチェーンへ対応している
OpenSeaはさまざまなブロックチェーンに対応しているため、幅広い銘柄からNFTを選ぶことが可能です。
主要であるイーサリアムの以外にも、ポリゴン・BNB・Solanaなど8種類のチェーンに対応しています。
実際に使わなくてもチェーン対応していることでOpenSea利用ユーザーが増えることによる売買チャンスも増加。
複数のブロックチェーンから選択できるので、予算やニーズ、戦略によってブロックチェーンを使い分けることが可能です。
ソート機能などの使い勝手がいい

OpenSeaは、他のプラットフォームに比べて使いやすい機能が盛りだくさん。
コレクション自体の検索はもちろん、価格別・アイテム別・キャラクター別などの各種ソート機能も充実。
購入履歴もしっかりチェックできるので条件検索で欲しいNFTを絞りやすいですよ。
NFTを売らずに交換できるDeal機能追加
2023年7月21日に、OpenSeaは新機能としてNFTを交換できるDeal機能を追加しました。
Deal機能を使うことで、NFTを売ることなく欲しいNFTと直接交換できるメリットがあります。
いくつか条件があることや、日本の税制面における不透明な扱いの問題もあります。
しかしDeal機能を使えば保有NFTがいついくらで売却でき、欲しいNFTがいつリスト(販売)されるかわからない状況を脱却できます。
Deal機能は新たにNFT売買することなく、OpenSeaを介して直接トレードできる今までにない仕組みのため今後に期待です。
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OpenSeaでNFT化できるもの
NFTとしてOpenSeaで作れるものには制限があります。
それぞれの制限を理解した上で作品を作りましょう。
上記の条件をクリアしないとNFT化できないので注意してください。
OpenSeaでNFTを作る前に準備する7項目
NFTを出品/販売する前に、7項目を事前準備しておくとスムーズです。


- バナー:1400×400が推奨サイズ
- アイキャッチ:Featured imageで推奨サイズは600×400
- アイコン:350×350
- ディスクリプション:日本語と英語を併記が吉
- 販売価格:1点あたりの金額
- 販売数:同じものを複数点販売も可能
- クリエイターフィー:ロイヤリティとも呼ばれます。0〜10%
空欄のままだと登録できず出品できない箇所もあるので、事前に考えておくのがスムーズです。
クリエイターフィーは、二次流通(転売)が発生した際に発売元にも売上の一部が入ってくる仕組み。
売り手が支払うコストになるため、日本ではあまり気にされてませんが海外トレーダーは気にされている箇所です。
NFT出品の始め方【出品代行不要で無料】
ここまで進めていただけたら、OpenSeaにデジタルアートをNFTにして販売する準備はできました。
いよいよOpenSeaに接続して、出品してみましょう。
OpenSeaのリンクはこちら👉https://opensea.io/

出品の手順もこの後解説していきますね
OpenSeaにメタマスクを接続しよう
初めてOpenSeaに接続する場合は、セッセージが表示されるので「Accept and sign」をクリックします。

メタマスクが起動するので、「署名」したらもうOpenSeaは使えるようになっています。


メタマスク情報を読み取っていいですか?という署名なので安心してください
何度か使っている方はOpenSeaにアクセスしたら、メタマスクを接続しましょう。

「Connect wallet」をクリックします。
どのウォレットを接続しますか?という画面が出てきます。
ここではメタマスクを接続しています。
これでOpenSeaでNFT取引が可能になりました!
従来求められるニックネームやID設定・パスワード登録など一切不要。
それらを全て兼ねているのが、ウォレット:メタマスクです。
作品収納場所:コレクションページを作ろう
続いてOpenSeaに自分の作品が収納されるコレクションページを作成しましょう。
アイコンにカーソルを運ぶとこのような一覧が出てきますので、ペン型の「Create」を選択してください。
ちなみに、「Language」から日本語に変更も可能ですよ。

ペン型の「Create」をクリックすると、メタマスクが起動して署名を求められます。

「OpenSeaのサービス利用する場合署名してね」というもので、費用がかかったりNFTが盗まれたりすることはありませんよ。
OpenSea上に自分のコレクションを制作する
ここからは、コレクションページの作成方法です。
あらかじめ準備してあれば、当てはめていくであっという間に作成できますよ。

Logo Image:コレクションのアイコンとなる部分
Featured Image:コレクション紹介ページに表示されるイメージ画像
Banner Image:コレクションのヘッダー画像
Name:コレクションの名称(日本語よりも英語表記が望ましいです)
Nameは、早い者勝ちで既に同じ名前のコレクションがある場合、使用できません。名前でなくナンバーでもOKですよ。
続いてコレクションの概要を文言で紹介するページを入力していきます。
該当箇所はこちらです。


URL:コレクションURL。上記で設定した「名前」を末尾に付けるのが理想です。
Description:ビジュアルで伝えられない箇所を文言で伝えるコレクション説明欄。英語表記が好ましい。
Add Categoryをクリックすると、どのジャンルに出品するかの選択になります。
NFT出品するジャンルを選定しよう

最も近い選択肢から選びます。一般的な絵・アート作品は「Art」に該当します。

ちなみに、2022年12月現在、「Collectibles」を選択すると、さらに細分化したカテゴリーから選択するよう求められます。

SNSアイコンなどに使える画像は「PFPs」です。

NFT売買の根幹となる売り上げ設定しよう
Creator fees:クリエイターフィーとは、転売(二次流通)が発生した際、売上の一部が作者(または運営者)に入る仕組み。
ロイヤリティとも言われ、0〜10%まで設定できます。

クリエイターフィー(ロイヤリティー)を設定する場合は、収益が入るウォレットアドレスを入力し、右には整数を入力します。
出品するブロックチェーンを選ぼう
つぎは、NFTを出品するブロックチェーンを選択します。

ポリゴンとイーサリアムのチェーンの違いです
Matic(ポリゴン) | Ethereum(イーサ) | |
ガス代 | 非常に安価 | 高め・安い時もある |
利用者数 | 少ない | 非常に多い |
売買 | 少ない | 非常に多い |
ネットワーク安定度 | 不安定 | 非常に安定 |
アイテム数 | 少ない | 非常に多い |
価格帯 | 非常に安い | 幅広い |
入手経路 | OpenSeaで黒ETHから両替(ブリッジ) | 国内取引所から購入可 |
円換算 | 直接できない(ETHに戻す必要あり) | できる |
Polygon(ポリゴン)は、一言で言えば、地方の商店街。
すべての費用が安くて済むのですが、その反面利用者がほとんどいません。
逆にETH(イーサ)は、手数料となるガス代が高いのがネックですが、ほとんどのNFTコレクションはETHで売買されています。
もちろん、取引の混雑具合によってガス代高騰も懸念されますが、利用者は圧倒的に都市部のETHです。
人通りの多いメインストリート(ETH)に出品するのがおすすめですよ。
NFTは出せば売れる世界ではない
デジタルアートのNFTは出品したら売れる!というのは誤り。
理由は大きく5点。
以下で解説していきます。
日本のNFT購入者はまだ人口の1%強しかいない
日本のNFTを購入している人口は、推定18,000人と言われています。
日本の総人口のわずか1%程度しか触れていない事実。
そんな小さなNFTの世界です。
まだまだNFTを購入する人が少なすぎます。
あなたの周りに、NFTを買った人がどれだけいるでしょうか?
現実問題として、NFTの購入者の規模が小さすぎる状態です。
売れるNFTもある一方で売れないNFTも
購入者数が少ない一方で、ライバルとなるNFTアート作品は日々誕生しています。

2023年6月のNFTアート出品数です。
たったひとつきで先述した日本のNFT購入者数を超えている状況。
NFTアートの差別化
埋もれないように注目集め
は必要ですよ。
価格変動リスクがある
NFT取引には2つの価格変動リスクがあります。
仮想通貨の価格変動
NFTアートの価格変動
価格変動により上昇であれば喜ばしい限りですが、一方的に価格上昇するものは存在しません。
また、仮想通貨とNFTアート自体という二重の価格変動要因があるためリスクともみられます。
いつどんなタイミングでどちらの価格がどう変動するかわからない点はNFT取引におけるデメリットのひとつかもしれません。
売買利益の税金計算が大変
先述の通りNFT取引には仮想通貨とNFT自体の取引が発生するため、複数の税計算が必要です。
具体的には
- 仮想通貨を購入した金額(仮想通貨/日本円換算のレート)
- NFTアートを販売した金額(仮想通貨換算とその時の仮想通貨/日本円レート)
- 売却益を日本円に両替した時の金額(仮想通貨/日本円換算のレート)
と非常に複雑で多岐に渡る税計算と記録が必要。
一人でこれらをゼロ知識から処理するのはかなりの労力を使うため、売買を敬遠される要因にもなっています。
売るための努力はNFTでも必須

NFTを売るためには一般商品同様にセールスマーケティングが必須。
特にデジタル上で完結しライバルが日々誕生してくるNFTでは、どうやって作品を見てもらうかが重要。
販売前から念入りにセールスマーケティングしないとNFTを出しただけで終わってしまいます。
実物のセールス以上に、NFT作品を売るための努力は必須です。
NFTを売りたければTwitter施策をやろう
NFTの販売施策としてはGiveawayという無料プレゼント企画が最も効果的。
Giveawayとはその名の通り、作ったNFT作品を無料でプレゼントすること。

え?わざわざつくったNFTをあげちゃうの?
そう、あげちゃいます。しかも無料で。
ポイントは主に2つ。
自分自身を「フォロー」してもらう
該当ツイートの「いいね」や「RT」
フォロワーを獲得しつつ、作品を他の人に届ける手伝いをしてもらえる一石二鳥となる施策です。
さらにこの参加状況(拡散具合・ツィートのインプレッション数)を見ることで作品への期待度がわかります。
参加状況が低ければ単にフォロワーの拡散力が低いだけでなく、作品自体のクオリティ問題や流行外の可能性も考えられます。
Giveaway企画でフォロワーを獲得し、クリエイターとしての認知を高め、販売コレクションへ結びつけていきましょう。
NFTアート出品は無料で代行要らず
本記事の要点をまとめます。
- NFTは誰でも使える本物証明書
- NFTアートは無料アプリで作れる
- NFT売買はOpenSeaが最適
- NFT化できる規格には制約がある
- 事前に7項目を決めておくとスムーズ
- NFTを売るにはGiveawayで認知獲得が最適
自分の作品を簡単に世界に届けられるNFT。
最初は売れなくても始めてみなければ、売れる可能性すらゼロです。
出品してみれば改善点がいくらでもわかります。
しかしリアル店舗を構えるわけではないので大きな損失を抱えることもありません。
まずは気軽に始めてみませんか?
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AMA?ATH?SBT?Web3で分からない用語が出てきたら
NFTやWeb3の世界は最新技術が詰まっている世界のため、毎日のように新しい用語が飛び交います。
新しいワードに遭遇して、いちいち検索して調べていたら大変ですよね。

わたしが経験してきました・・・
こちらの記事に新しく出てきたWeb3のワードを用語集としてまとめました。
ブックマークしておくといつでも見返せるので便利です。
NFT用語集