本記事は筆者である私が700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。

まったくの未経験・ゼロスキルからNFT取引できた経験を活かし、これからNFTを始めてみたい方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
NFTアートを始めてみたいけど、いきなり大金叩いてしないでください!
本記事を順番に読んでいくことでNFTアートは無料で作成して出品までできる内容になっています。
何度も読み直しながらひとつずつ進めてNFTアーティストの仲間入りをしてみてください。
NFT?ブロックチェーンとは?
切っても切り離せないのがNFTとブロックチェーンの話。
簡単に説明すると以下の3つの特徴があります。
- 「NFT」技術によって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
- 「ブロックチェーン」技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える
- 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
こちらの記事で知識ゼロから学べるようにNFTやブロックチェーンについて丁寧に解説していますので参考にしてみてください。
NFT取引におすすめの国内取引所
コインチェック(初心者おすすめ)
公式リンク:https://coincheck.com/ja
4年連続日本一のアプリDL数を誇る利用者数!初心者でも迷わず仮想通貨を買える!
NFTアート作品の作り方
まずNFTアートとして出品したいデジタルアート作品を準備しましょう。
準備の方法は主に2つあります。
デジタルアート作品を自分で作る
ココナラなどで発注依頼する
どちらで製作する場合でも重要になるのがふたつ。
アートの種類
作品コンセプトやテーマ
それぞれ詳しくみていきましょう。
NFTアートの作品種類を決めよう
最初にNFTアートとして作るアートの種類を決めましょう。
ひとことで「NFTアート」と言っても様々な種類があります。
- ピクセルアート・ドット絵
- イラスト
- 3D作品
- 写真など
それぞれ解説していきます。
ピクセルアート・ドット絵
ピクセルアートとも呼ばれるドット絵とは1pixel(ドット)で描かれる絵のこと。
ドット(ピクセル)が目視できる低解像度で描かれた作品はどこか懐かしさも感じるような雰囲気が特徴。
ドット絵を描くときのキャンバスサイズは32×32pxや64×64pxがメインです。
低解像度のため、デジタルデータとして圧縮しやすく大きな容量が乗せられないブロックチェーンに向いています。
イラスト

NFTアートの主流と言っても過言ではないのがこの「イラスト」
イラスト作成ツールを使って書かれた作品をNFTのアート作品として販売しているのが主流です。
イラストレーターとしての手腕がそのまま反映されるので、高いレベルでイラストが描けるなら勝負していく分野です。
3DCG

3DCGとは、コンピュータを使って3次元空間(仮想空間)を作り出し、仮想の立体物を配置して2Dの情報に変換することで立体的に見せる手法。
Blender(ブレンダー)などの専用ソフトと技術が必要で初心者には高いハードルです。
3Dになると作品の幅が一気に広がるため、将来チャレンジを視野に取り組んでみても面白いかもしれません。
その他の種類(写真や音楽、書道など)
NFTのアート=イラストや3DCGだけではなく、広く芸術という視点で考えると音楽や写真といったジャンルもありです。
実際に書道家の方もNFTとして作品を販売しているほか、音楽NFTも流通しています。
音楽NFTであれば、聞かなくなった場合は基本的に転売も可能。
従来買い切りで消費するしかなかった分野でも、NFTにすることで購入者の負担軽減にもつながります。
NFTアートはイラストかドット絵がおすすめ
これからNFTのアートを始めてみたい初心者の方は、イラストやドット絵がおすすめです。
なぜなら最も売買されているジャンルで販売土壌が整っているからです。
クオリティが高い3DCGが製作できれば可能性がありますが、販売方法等のノウハウを持っていない初手では難しいのが現状。
音楽・さらに書道や写真ジャンルは今のところ大成功事例がほとんどない分野のため、まずはイラストやドット絵からスタートしてみるのをおすすめします。
作品コンセプトやテーマを決めよう
アートの種類が決まったら、次は作品コンセプトを決めましょう。
作品コンセプトはぶっちゃけなんでもOK。
販売コレクションの中ではコンセプト毎に明確に分けるのがおすすめ。
それ以外はアートの種類と合わせて検討していきましょう。
ファンアート(二次創作)からスタートの手も
とはいえいきなり作品コンセプトが決まらない!という方はファンアートからスタートしてみてはいかがでしょう。
ファンアート=二次創作で、オリジナル作品を題材とした作品コンセプトを作るやり方。
CryptoNinjaの二次創作で生まれたのがCNPという日本で最も売買されているNFTコレクションです。
二次創作を認めていないコレクションもあるので、事前に確認してから製作しましょう。
NFTアート制作に使えるアプリ・ソフト
NFTのアート制作に使えるアプリを紹介します。
- スマホ
- iPadなどのタブレット
- パソコン
それぞれの環境で使えるアプリやソフトを紹介していきます。
スマホアプリで作る場合
スマホアプリでNFTのアートを作る場合は、タッチパネルの特性を活かし簡単に操作可能なアプリがおすすめ。
ドット絵作成におすすめアプリ
- 8bit Painter:無料
- dotpict(ドットピクト):無料
- Dottable:無料
- Pixelable:無料
イラスト作成におすすめアプリ
- ibis paintX(iOS/Android):無料
- CLIP STUDIO PAINT:有料
複雑な操作が要らず、簡単な操作で制作に進めますよ。
iPadなどタブレットで作る場合
iPadなどタブレットで製作する場合、画面の大きさを活かしてApple Pencilなどのタッチペンを使うのがおすすめ。
ドット絵作成におすすめアプリ
- CLIP STUDIO PAINT:有料
- 8bit Painter:無料
- dotpict(ドットピクト):無料
- Pixelable:無料
- Dottable:無料
- Procreate(プロクリエイト):有料
イラスト作成におすすめアプリ
- Procreate(プロクリエイト):有料
- ibis PrintX(iOS/Android):無料
- CLIP STUDIO PAINT:有料
パソコンで製作する場合
パソコンでNFTのアートを製作する場合、スマホやタブレット以上の製作環境で望めます。
ドット絵制作におすすめ
- EDGE:無料
- GraphicsGale:無料
- Aseprite:有料
イラスト制作におすすめ
- Photoshop:有料
- Illustrator:有料
アート製作現場のプロが使う有料ソフトもあるので、まずは無料で使えるソフトから試してみるのがおすすめです。
どこで始める?NFTマーケットプレイス問題
NFTを取り扱うマーケットプレイスは国内外多数あります。
その中から代表的なマーケットプレイスを一部紹介します。

NFTのアートを始めるならどこ?
結論を言うと、最もおすすめはOpenSeaです。
以下で解説していきます。
NFTの取引数・売上高が世界最大級
OpenSeaは世界で最初のNFTマーケットプレイスとして誕生しましたが、現在でも世界有数の取引量と金額・ユーザー数を抱えています。

「Balance」はマーケットプレイス内のNFT資産総額、「UAW」は30日間の取引人数を表しています。
総資産額でこそ他のNFTマーケットプレイスに劣りますが、取引人数ではUniswap NFT Aggregatorに次ぐ取引件数があります。
世界最大級のマーケットプレイスが無料で使えるなら、あえて規模の小さい他のNFT取引所を利用する意味はありませんよね。
OpenSeaが日本語に対応している

OpenSeaは、サイト設計が日本語に対応しています。
他の海外マーケットプレイスは日本語に対応しているサイトが少なく、翻訳しながら使うハメに。
翻訳ソフトを介して使うことで、誤訳により意味が変わったり正確な日本語にならないなど何かと不便。
しかしOpenSeaは日本語にサイト全体が対応しているので、誤訳などの心配なしで使えるのがメリットです。
誰でも無料でNFTを作成して販売できる
OpenSeaはオリジナルNFTを無料で誰でも発行・出品・販売できます。
NFTマーケットプレイスによっては、認定クリエイターや提携企業でないとNFTが発行できない場所も。
個人で認定クリエイターになるにはハードルが非常に高く、素人ではまず不可能。
しかしOpenSeaならいつでも誰でも無料でオリジナルNFTを作成して販売が可能です。
4種類にわたる販売方法がある
OpenSeaには、タイプに合わせて販売方法を選択可能です。
表記 | 販売方法 |
---|---|
Fixed Price | 販売価格を決めて販売する方法 |
Sell to highest bidder | オークション形式で販売する方法 |
Sell with declining price | 時間経過とともに値段が下がっていく方法 |
Bundle | 複数点のNFTをまとめて販売する方法 |
基本的にはFixed Price(固定価格販売)がメインですが、オークション形式などを取り入れることで注目度やより高額での取引が可能に。
OpenSeaでは作品や都合に合わせた販売方法を選択できます。
その他にもOpenSeaがおすすめな理由はあります。
こちらの記事にてOpenSeaがおすすめな理由をより詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFT取引におすすめの国内取引所
コインチェック(初心者おすすめ)
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OpenSeaでNFT取引の始め方

NFT取引を始めるには何を準備するの?
ここではNFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。
NFT取引を始めるには以下を準備していきましょう。
出品方法を知りたい方はこちらからショートカットできます。
順番に解説していきます。
NFTアート取引のはじめかた
NFT取引をはじめるやり方(事前準備)を解説していきます。

NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
最初にコインチェック口座を開設しましょう。
NFT売買の手数料に必要な仮想通貨を用意するためです。

以下のリンクからコインチェックにアクセスします。
公式サイト→https://coincheck.com/ja/
「口座開設(無料)はこちら」から登録を進めましょう。
本人確認書類など登録して、審査が完了すると最短翌日から仮想通貨の取引が開始できますよ。
ETH(イーサ)を購入する

メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

MetaMask(メタマスク)は仮想通貨やNFTも収納する個人ウォレットです。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
メタマスク公式サイト→https://metamask.io/
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこないので注意しましょう。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると「Welcome〜」と表示されるので「Accept and sign」をクリックします。


メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

以上でOpenSeaでの、NFTを「売る・買う・出品する」の事前準備が完了です!
事前準備における注意点
NFT取引の準備段階で注意すべき点は3つ。
それぞれの注意点を解説していきます。
NFT売買で使う仮想通貨はETHのみ
NFT取引で使う仮想通貨は、ETH(イーサ)のみ。
LTC(ライトコイン)やXRP(リップル)などの仮想通貨はNFT取引に使えません。
BTC(ビットコイン)のNFTであるOrdinalsなど他の通貨によるNFT売買も一部できます。
ただしブロックチェーンやNFT取引を熟知していないと無理。

免許証取立てでアメリカへ運転しにいくようなものです
まずは比較的安全な日本(イーサリアム:ETH)のみで経験を積み、興味が出てから他のチェーンも触ってみましょう。
危険度MAX!偽物メタマスク

検索サイトで「メタマスク」と検索するとヒットする広告は詐欺なので絶対にクリックしないこと!
広告は課金すると誰でも出せるため、偽サイトを課金して表示させています。
メタマスクの公式リンクはこちら→https://metamask.io/
広告は絶対にクリックしないようにしてください。
送金ミスに注意!
コインチェックでETHを購入し、正規のメタマスクも準備できたら送金です。
送金先を間違えると、行方不明となり二度と取り出せません・・・
手順だけ文章で簡単にまとめると以下の手順です。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- コインチェックの送金先アドレスにペーストし、送金先登録する
- 登録完了後、送金金額を入力して送金
- メタマスクの着金を待つ
こちらの記事でアプリからの送金方法を詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
OpenSeaでNFTアートを出品する方法
ここからは自分のアート作品をマーケットプレイスでNFT出品する手順について解説していきます。
独自作品をOpenSeaでNFT化して販売するには、5つの手順で可能です。

ここではOpenSeaでNFTを出品する流れを解説していきます。
順番に見ていきましょう。
Step1:デジタルデータを準備
NFTとして出品できるデジタルデータには制限があります。

これらの条件に合うものを用意できればOK。
仮になくても簡単なアプリ等で作ってNFTとして販売するのも、撮影したスマホの写真でもOK。
詳しくはこちらの記事内にありますので参考にしてみてください。
Step2:OpenSeaにメタマスクを接続する
OpenSeaにメタマスクを接続することで、利用開始可能となります。

サイト利用に必要な、登録手続きは一切入りません。
氏名に住所、電話番号やメールアドレスなど従来の手続きは不要。
代わりにメタマスク接続で使えるようになります。
メールアドレスを登録することで、対象NFTが売れた時や購入できた際のメールが届くなど、より便利になるので最初はしなくてOKです。
操作に慣れていない序盤は、メールアドレスを登録する必要はありません。
Step3:コレクションページを作成する
メタマスクを接続しアイコンにカーソルを乗せて展開された中にある「My Collections」を選択してください。


作成したマイコレクションという本棚の中に、NFTが収納されるイメージです。
MyCollections→「Create α collection」をクリックします。
表示されているロゴやバナーなど上から順番に設定し、最後に「Create」を押してコレクションページを作成完了しましょう。
こちらの記事にも詳細を載せていますので参考にしてみてください。
Step4:マイコレクションにデジタルデータをミントする
作成したマイNFTコレクション内にデジタルデータをアップロードしましょう。
ミントとは、デジタルデータをNFT化することです。
メタマスクを接続したら、アイコンにカーソルを持っていくと展開される「Create」を押します。


「Create New Item」画面に移行するので、デジタルデータをアップロードしていきましょう。
上から順番に選択や穴埋めしていき、最後に「Create」を押せばデジタルデータのNFT化(ミント)完了です。
Step5:NFTコレクションに販売方法・価格を設定する
マイコレクションにデジタルデータをミントしたら、最後に販売方法・価格を設定しましょう。

条件設定するのは以下の3点。
販売方法:オークションか固定価格か
販売期間:最長6ヶ月
販売価格:値上げはガス代(手数料)発生するので注意
上記を設定後、「Complete listing」をクリックするとメタマスクが起動します。
署名したらリスト(販売)開始が完了です!
こちらの記事でOpenSeaに出品する方法をより詳しく解説しています。
NFT売り方の注意点
NFTリリースしてからが本番。
NFTを売るための注意点は4つあります。
それぞれの理由を見ていきましょう。
チェーンはETHで出す
NFT出品時にブロックチェーン選択が可能ですが、イーサリアムチェーン(ETH)での取引にしましょう。
なぜなら取引金額・取引人数が最も多いからです。

手数料の安さが売りのポリゴンは取引金額が安く、成功しているコレクションは見かけません。

記念品や会員証配布などで使われてます
価値を持たせたNFT売買するならイーサリアムチェーンが最も向いています。
低価格で販売開始する

販売初期は0.001ETH(250円前後)から出品(リスト)しましょう。
気軽に購入でき、持ってもらえる状態を用意しておくのが重要。
知名度と人気が上がってくれば、NFTを欲しい人(需要)が増加して価値も上がっていきます。
またNFT売買が活性化するとロイヤリティによる転売収益も入ってきます。
低価格で販売開始することで、自分たちで価値をつけていける「余白」があることが重要です。
数量を絞って販売する

NFTの発行数量は数を絞って販売しましょう。
NFTの発行時、同じものを複数枚発行できますが、これは悪手となりかねません。
NFTは数が限られている有限性・限定性により需要と供給にあう価値がつくことを、自ら押し下げる効果につながるからです。
※音楽NFTなど別のジャンルでは当てはまらないものもあります
NFTのアートでは同一作品を極力出さずに限定性を最大限活かして販売しましょう。
セールスマーケティングする
NFTの販売以外でも非常に重要なのがセールスマーケティングです。
NFTを発行・発売開始までの道のりで満足してしまいがちですが、ここからが本番。
- Twitter・InstagramなどのSNS
- TwitterスペースやstandFMといった音声
- noteやブログなどの記事
中でもTwitter+Twitterスペースによる音声マーケティングは無料でできる上強力なマーケティング手段。
作品もクリエイターとしての認知拡大を図りつつ、商品セールスしていきましょう。
NFT出品した作品を売るためのヒント
独自のNFT出品が完了したら、次は売るためのコツを見ていきましょう。
単体でも十分な効果がありますが、複数重ねることでより高い効果を得られますよ。
プレゼントを企画する

NFTを無料プレゼントしてみるのは最も効果的な施策です。
なぜなら反応数を実数ベースで見れ、市場への認知や反応をダイレクトに知れるからです。
逆に応募者が少なければ、それだけ人気や知名度、作品クオリティに問題がある証拠。
NFTの無料プレゼントは「Giveaway」と呼ばれる手法でTwitter上にて頻繁に行われています。
マーケティングとしても有効な手段なので使わないのは勿体無いですよ。
コレクションコンセプトはまとめる
NFTコレクションのコンセプトは統一しましょう。
作品コンセプトがバラバラだと、欲しいと思ってもらえる人が減るからです。
洋服を買いに来た人に対して、家電やシャンプーを勧めませんよね。
- ドット絵か、イラスト作品か
- PFPとして使えるNFT
- ミームに振り切ったNFT作品
- AIアートなど
NFTコレクションはコンセプトを絞り統一感を出しましょう。
コミュニティ・ファンを形成する
個人でNFTを販売する際に最も重要なのがコミュニティやファンを作ることです。
ファンやコミュニティが形成できていなければ、ゼロから一人ひとりに解説していく必要が出てきます。
- 自分がどんなクリエイターなのか
- NFTコレクションに対する想いや狙い
- 今後の展開
- NFTを販売する目的
さらに本来力を入れるべき作品制作時間などに時間を投下できなくなります。
コミュニティやファンが存在することで、より良い作品作りへの好影響を与えてくれるでしょう。
制作過程を公開する
NFTでは既存商品と異なり、自分たちで価値を高めていける「余白」があることが重要と解説しました。
この「余白」は価格以外にも、応援の余白を用意するのも重要です。
具体的には制作過程を共有していくことで以下の内容を提供でき、作品に対する興味関心を持たせていけます。
- 作品がどう生まれていくのか
- クオリティが上がっていくプロセス
- 作品への興味関心を引き寄せる
応援の余白を用意することで、先述したファンやコミュニティへの獲得にも繋がりやすくなりますよ。
より高く確実に売るためのテクニック
ここからは先述の売るためのコツから一歩踏み込んだテクニックについて解説していきます。
いきなりチャレンジするにはハードルが高い項目もあります。
基本となるNFT販売ができてから、これらのテクニックを活用してより高く確実に売れるようにチャレンジしていきましょう。
インフルエンサーの影響力を借りる
ある程度NFT界で人気や実力がついてきた段階で、インフルエンサーの力を借りると大きく飛躍できます。
- 直接NFTホルダーになってもらう(提供する)
- 宣伝してもらう
- 対談する
などが挙げられます。
NFT系のインフルエンサーはイケハヤ氏が絶対的な影響力を誇っています。
日本のクリエイターを応援している方なので、作品クオリティに自信があれば気軽にTwitterにてメンションしてみてください。
ファンやコミュニティの力を借りる

NFTは投資の観点以外に、ファンやコミュニティのつながりを可視化する道具でもあります。
この特性を活かし、集まってくれたファンやコミュニティの力を借りていくのも方法のひとつ。
既存製品にはできない「一緒に作り上げる」体験がNFTなら可能。
ファンやコミュニティのパワーを利用することでスタートダッシュができ、目標達成までのゴールへより近づけますよ。
NFT購入・保有メリットを明確にする
NFTの購入や保有メリット・特典を打ち出すのも効果的です。
デジタル上で完結するNFTは、メリットを感じにくいため明確に打ち出すことで効果を実感しやすくなるからです。
具体的な施策としては以下のものが挙げられます。
- NFT保有者のみの限定コミュニティ
- 次作や関係NFTの優先購入権付与
- NFT保有者限定イベントの実施
- 記念NFTやSBTのエアドロップ
- リアルグッズの利用や購入割引
何か大きな特典を用意しなくても、購入者へお礼となるツイートやコメントを送るだけでもOK。
できる範囲のメリットや特典を提供して差別化していきましょう。
こちらの記事でNFT販売に関してより詳しく解説しています。
NFT取引におすすめの国内取引所
コインチェック(初心者おすすめ)
公式リンク:https://coincheck.com/ja
4年連続日本一のアプリDL数を誇る利用者数!初心者でも迷わず仮想通貨を買える!
OpenSeaでNFTを買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
Step1:OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。

何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。

Step2:欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。

おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
Step3:欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。

OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
Step4:イーサ(ETH)を支払い、購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。

ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
こちらの記事でNFTアートの購入についてより詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFT購入時の注意点
NFTを買う時は4つの注意点に気をつけてください。

それぞれ解説していきます
ガス代を見て購入やNFT移動する
NFTを購入や移動する場合にはガス代という手数料が必ず発生します。
このガス代は24時間365日変動していて、混雑するタイミングは高額なガス代を請求されることも。
常時変動するガス代は「ガスナウ」からリアルタイムで推移を見ることが可能です。
赤い色が濃くなる(数値が高くなる)ほど高騰しています。
無駄な出費を避けるため高騰しているタイミングは操作を極力避けましょう。
ガス代が発生するタイミング事例
- NFTを買うとき
- 所持中のNFTを初めて転売(リスト)する(コレクションの初回リスト時のみ)
- オファー購入を承諾するとき
- NFTを別のウォレットへ移動する時
- オリジナルNFTをIPFSにするとき
ガス代を節約すべくメタマスクの操作から低速にすると処理が詰まる原因になります。
変にいじらず、ガスナウで高騰するタイミングを避けて処理しましょう。
こちらの記事ではより詳しく解説しています。
フィッシング詐欺に気をつけよう
NFT取引や仮想通貨取引を始めると、高確率でフィッシング詐欺に遭遇します。
- メタマスクを検索すると偽サイトが上位表示され誤ってインストール
- OpenSeaに装った偽サイトにメタマスクを接続させる
- discordやSNSで見知らぬ人からのDMやメンションが来る
- Twitterのタイムラインに限定割引やフリーミント情報が流れてくる
- 有名インフルエンサーになりすます偽物アカウント
詐欺師はあらゆる手段で偽サイトへ誘導してきます。
すぐアクセスする前に、信頼できる仲間にやコミュニティへ相談するなどしましょう。
OpenSeaの偽物に気をつける


OpenSeaには偽物のコレクションが展開されている場合が多くみられます。
表面上の文章や画像はいくらでもコピーできてしまうから偽物が乱立します。
売れ筋のコレクションであるほど、偽物コレクションがコピーされOpenSea上に展開されてしまいます。
見破る方法
- ownersやtotal volumeなど偽造できない実績を見比べる
- 公式discordから直接リンクでOpenSeaへアクセスする
- 公式Twitterから直接OpenSea上のコレクションへアクセスする
もちろんTwitter上にも偽物が出回っているので、本物かどうかきちんと見極めてアクセスしましょう。
見知らぬNFTには触らない
OpenSea上でメタマスクを接続すると、購入記憶がないNFTがウォレットに届いていることもあります。
住所(ここではウォレットアドレス)がわかれば一方的に送ることが可能なため、詐欺NFTが届くことがあります。

自宅に届くDMやメールと同じですね
スパム(詐欺)NFTはOpenSea上の「collected」や「Hidden」に突然送られてきます。
これらのスパムNFTは下手に触るとウォレットの中身が仮想通貨を含めすべて盗まれる危険性も!
見知らぬNFTは放置しておき、オファーや売買金額が付いていても絶対に触れないようにしてください。
日本の有名NFTアーティスト
ここでは日本の有名なNFTアーティストを紹介します。
個別にみていきましょう。
さいとうなおき氏

さいとうなおき氏はポケモンカードなどの公認イラストレーターとして活動しているNFTアーティストです。
劣悪なクリエイター環境の脱却を図るため、自らNFTを発行し一枚のNFTのアート作品で約600万を売り上げたことも。
MEGAMIというNFTプロジェクトのメインクリエイターとしても参加し、NFTを発行しています。
onigiriman氏

onigiriman氏は、日本のNFTが立ち上がり始めたばかりの2021年9月にコレクションを作成し販売。
2022年4月には総取引高が270ETH(約1億1千万円)を突破。
別コレクションでは1晩で4,000万売りあげるなど日本初期のNFT業界を牽引した方です。
milk氏

イラストレーターのmilk氏は2021年10月に始めたNFTのアートコレクション「CITY BOY &CITY GIRL」をリリースしています。
軽いタッチでシンプルに表現されている若者たちのNFTアート作品となっており、アパレルなどグッズ展開も実施。
次の作品オーナーはコミュニティ投票により決定していく選挙制を取るなど、購入者が限定される仕組みです。
Rii2氏

Rii2氏は日本のNFTを語る上で外せないトップ人気のNFTアーティストです。
CryptoNinjaという日本を代表するNFTのアートコレクションをイケハヤ氏と一緒に手掛ける日本NFT界を代表するクリエイターです。
自らは動物を擬人化しマフィア組織を表現した「TheMafiaAnimals」や構成員「TMAs」というジェネラティブコレクションもリリースしています。
NFTアートを始める時によくある質問
NFTのアートを始める方が必ず通る疑問点をここでまとめました。
出現頻度の高い用語もまとめていますのでチェックしてみてください。
NFTアートにできるファイルサイズは?
OpenSeaでのNFTアートのサイズはいくつか決まっています。
- アスペクト比:1:1
- 推奨画像サイズは1000px×1000px以上
- 1枚100MBまで※ただし表示速度に影響するのでサイズを小さくするのが推奨されている
- ファイル形式はJPG、PNG、GIF、SVG、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTF
それぞれの項目をクリアしていないとNFT化できないのでご注意ください。
NFTアートが売れたら納税必要?
結論を言うと必要です。
NFT売買は課税対象のため、利益が出た場合課税対象となります。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑。
NFT売買を繰り返し行う際はしっかりと意識しておきましょう。

必ず税理士など専門家の指示を仰いでくださいね
LINE NFTや楽天NFTはだめ?
国内のNFTプラットフォーム(LINE NFT・楽天NFT)は残念ながら認定事業者やクリエイターでないとNFTを発行できません。
国内でNFT発行できるのはHEXAのみですが、実質国内ユーザー向けにしか販売できません。
NFTのメリット(ボーダレス・通貨問題など)を最大限活かすなら、誰でも無料でオリジナルNFTを出品販売できるOpenSeaがいいでしょう。
安くNFTを入手するタイミングとは?
NFTを安く購入できるタイミングは、ズバリNFTが発売されるタイミング。
特に日本のNFTプロジェクトは「格安」でのスタートが多く、人気によって価格が上昇していきます。
そのため、できるだけ発売直後が最も安い価格でNFTを購入できるチャンス。
ただし、すべてのNFTプロジェクトが価格上昇していくわけでもないので注意が必要です。
さらに「AL:Allow List」を持っていると・・・?
日本のNFTプロジェクトの情報を知りたい
日本NFT情報局がおすすめです。
- 日本のNFT情報(発売日や価格)がほぼ全て網羅できる
- AL獲得情報も掲載されている
- 日刊・週間・月間スケジュールが確認できる
など多数のメリットがあります。
こちらの記事に詳しく記載しています。
NFTって稼げるの?
結論を言うと、ちゃんとした知識があれば儲かります。
2022年度のようなNFTアートの勢いはおさまりましたが、NFT転売でもNFT出品でも稼げます。
こちらの記事でちゃんとした知識をまとめていますので参考にしてみてください。
ジェネラティブってなに?
ジェネラティブとはプログラムによって複数のパーツから自動生成されたNFTのことです。
服装・武器・背景や表情など各数種類バラバラのパーツを、プログラムでランダムにパーツを組み合わせて1つの画像を大量に生成する仕組み。
1点として同じ画像が誕生せず、かつ一度に大量の画像を発行できることから多くのNFTプロジェクトで用いられています。
PFPって何の略?
PFPはProfile Picture(プロフィールピクチャー)の略。
海外セレブを中心にNFTをアイコンとして使い、広まっていった文化のひとつ。
TwitterやInstagramといった各種SNSのアイコンとして利用できるNFTを指す用語です。
現在でもNFT売買高の上位はPFP型の取引が主流となっています。
Mint(ミント)ってなんですか?
Mint(ミント)は鋳造と直訳され、NFTを新たに製作することを指します。
OpenSeaを使えば、誰でも無料でオリジナルNFTをミント可能。
「ミントする」は、NFTプロジェクトの発売において「購入することでNFTを製作する」という意味になります。
Giveaway・エアドロップとは?
Giveaway(ギブアウェイ)は、個人がNFTやトークンを無料で配ることです。
エアドロップとはNFT運営者によるNFTやトークンを無料で配るプレゼント。
どちらも無料でNFTやトークンが貰える行為ですが、もらえたNFTやトークンに価値(価格)がつくかは分かりません。
もらったNFTやトークンの所有権はあなたにあるので、売却しても所有していても自由にして問題ありません。
アグリゲーターってなに?
アグリゲーターとは、複数のNFTマーケットプレイス情報を1箇所にまとめて集約しているサービスのことです。
アグリゲーター機能により、さまざまなマーケットプレイスの出品価格をチェックせず、その場で最安値購入が可能。

価格コムみたいな形だね
Blur・gem・UniswapなどのNFTプラットフォームは、アグリゲーター機能が導入されています。
そのほか気になるワードがあればこちらの用語集も参考にしてみてください。
NFTは今から始めても遅くない?
結論を言うと、今から参入するのは遅いどころか先頭集団の仲間入りです。
日本でNFT取引している人口は推定で17,000人前後と言われています。
まだまだ日本人口の1%前後しか触れている人がいないので先頭集団に入れますよ。
NFTは一部の人だけじゃないの?
NFTは一部の人たちだけで盛り上がっているものではありません。
実は「仮想通貨・NFTのデジタル領域」のWeb3は自民党政策として盛り込まれています。
個人や企業レベルの話ではなく、国策として仮想通貨やNFTのデジタル領域を進めていくとのこと。
時代に取り残されないように今のうちから経験しておきましょう。
NFTは流行りものではなく最新技術
本記事の要点をまとめます。
- NFTは欲しい人たちによって価値がつく
- NFTのメリットを活かして始めるならOpenSea
- OpenSeaは世界最大のNFTマーケットプレイス
- OpenSeaなら無料で独自NFTを発行・発売できる
- NFT取引の際には偽物注意
- 独自NFTを売るなら実績作りと仲間集めが◎
NFTは国策に組み込まれている最新技術。
技術はガラケーからスマホへと一気にモデルチェンジしたように、気がついた時には既存技術に取って代わっています。
NFT技術も一気にモデルチェンジを起こす可能性があります。
今のうちに触れておき、くるべき時代の波に飲み込まれないようにしておきましょう。
NFT取引におすすめの国内取引所
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